傾向

28歳ブサイク。彼女いない歴=年齢。将来どうすればいいのかわからない... ツイッターアカウントはこちら@udon_zuruzuru

僕らがいた

僕らがいた。

いつかこのタイトルで何かを書きたいと思っていた。

このタイトルの少女漫画があることを知っている。でも読んだことはない。内容も知らない。
でもタイトルが素晴らしいと思った。言葉が持つ意味、リズム、響きが素晴らしい。

僕らがいた。


今から僕が書こうとしている内容はたいしたものではない。単純に『ある男性がある女性に会いに行って食事をして解散した』
出来事を簡潔に書くとそれだけだ。

そしてある男性とは僕のことだ。

セックスもないし何か事件が起きたわけでもない。社会に対する問題提起もない。

『一組の男女がご飯を食べて解散した』ただそれだけである。

もし興味がある方がいれば読んでほしい。ここまで読んでたいして興味がわかなかった方は「閉じるボタン」を押せばいいと思う。
人生は短い。興味の無い文章を読んで貴重な時間を無駄にすることはない。

では・・・書きます。

僕らの出会いはツイッターのDMからだった。

今年の5月、一通のDMが送られてきた。

本当はDMのやりとりを全てここで原文のまま引用するつもりだった。

しかし彼女に完成した文章を送ったところ
「私が最初に送ったDM以外は全て引用しないでほしい」と言われた。

すべてを引用したほうが彼女の人間性も伝わるし、僕と彼女の関係性も
分かるし、文章もおもしろくなるので僕としてはすべてを引用したかったが
彼女がNOと言っている以上それに従うしかない。

相手が嫌がっていることはしたくない。

彼女には彼女の人生があるし、万が一彼女の知り合いが見た場合
ちょっとした情報や文章の癖で特定されることもないとは言えない。

なるべく彼女の個人情報に触れない範囲でおもしろい文章が書けたら・・・
と思う。

では始めよう。

今年の5月、一通のDMが送られてきた。

『はじめまして。少し前にブログをたまたま見つけて、
こちらにたどりつきました。私もアラサーです。

突然ですが私は自分が大嫌いです。生きづらいです。
でも死ねずに生きてしまってます笑

でもいつかお互い暗闇から抜け出せると良いですよね。
突然ごめんなさい。お互い頑張りましょう。』

僕のもとにはたまにこういったDMが送られてくる。

僕は返信した。

『ご連絡ありがとうございます^^

そうですね。。お互い暗闇から抜け出せるといいですね。。

頑張りましょう^^』


僕らはこのDMをきっかけに頻繁にメールのやりとりをするようになった。

文章を引用することが出来ないので僕なりに彼女の情報をまとめると・・・

・アラサー

・僕のブログをがっつり読んでくれてる(僕に親近感を感じるとのこと)

・若い頃セフレがたくさんいた

・不倫も経験した

・デリヘルで働いたこともある

・オフパコも一度したことがある

・自撮りをくれた。可愛かった。

・中村さんとセックスがしたいわけではない。機会があれば話をしてみたい。

・一人の人間として愛されたい。認められたい。大事にされたい

・オナニーはガンガンしてる。

・自称外見はゴリラ

・自称アスペ

・生きてる価値が無いから死にたい

・人生に未練はない。長生きしたくない。

ざっとまとめるとこういう感じだろうか。

様々なやりとりがあった。

僕は彼女の首の匂いがかぎたくてかぎたくて仕方なかった。
なので「個室のご飯屋さんで話をして、手をつないで、首のにおいを嗅がせてもらってもいいですか?」
と事前に彼女に聞いた。

彼女は「私は臭いと思いますよ(笑)?実際会ってみたら中村さんはそんな気を無くすと思います^^;」と
答えた。

僕らはこうして会うことになった。

僕は彼女が「なぜ死にたいのか」が気になっていた。

自撮りの写真は可愛かった。可愛くてユーモアもあって優しそうなアラサーの女性がなぜ死を求めているのか。

そこが知りたかった。僕なりにそれを理解して文章にしたかった。

そして彼女の身体の匂いがかぎたくてたまらなかった。

僕は新幹線で彼女の街まで向かった。

誰かに会うために新幹線に乗るのはこれで3回目だ。

毎回不思議な気持ちになる。

ただ、彼女からのあるDMが気になっていた。

それは「もし明日会うのでしたら〇〇駅に12時頃でも大丈夫ですか?」というメールだ。

もう会うことは確定していたのに、会うことをすごくためらっているような、会うことを嫌がっているような、
たいして僕に会いたくないような文章だったので、僕は申し訳ないような、悲しいような気持ちになってしまった。

彼女は僕に会いたいんだろうか?会いたくないんだろうか?

僕は彼女に会いたかった。会ってすべてを聞きたかった。

そして彼女の身体の匂いをかぎたかった。彼女の首の匂いをかいで首にキスがしたかった。

女性の身体のあたたかみを感じたかった。

でも正直セックスするのは怖かった。

セックスをするということは「判断される」「評価される」ということだ。

前戯をして挿入するという過程を通して、僕は彼女に「セックスが上手い」あるいは「セックスが下手」という判断、評価をされる。

それがとてつもなく怖かった。セックスの快楽よりも評価されることへの恐怖のほうが上回っていた。

「彼氏のほうが大きくて上手い」とか「前戯が下手」とか「痛いだけ」とかそういういわば
「僕に対する本音の感想が彼女の脳内に浮かぶこと」が本当に恐ろしかった。

女性の嘘が怖かった。「めっちゃきもちいい・・・やばい・・・あん・・・あん・・・」って言いながら
実は頭の中で「全然気持ちよくない(笑)こいつ何必死で腰ふってんの(笑)ださ(笑)」って思われるのが怖かった。

「彼女の本音を想像して勝手に傷つく」という作業にもいささか疲れた。

だからむしろセックスしないのは僕にとって少しほっとすることではあった。

でもなぜか僕は彼女に会いに行く時、カバンの中にコンドームとローションをいれていた。

何が起きるか分からない。ひょっとしたら僕が彼女の首の匂いをかいだり、首にキスをしている時に彼女が興奮して
「はぁ・・・はぁ・・・中村さんと・・・セックスしたい・・・」と言うかもしれない。

何が起きるか分からないし「絶対にセックスは無い」と思って彼女に会いに行くのも少しさみしいことだった。

僕はセックスにおびえながらもやはりどこかにセックスしたい気持ちを抱えていた。

でもたまらなくセックスが怖かった。

ボディソープで丁寧に身体を洗う。おしゃれに全く関心が無い僕だけど、自分が持っている服の中で一番お洒落だと思うものを
着て行った。髪にもワックスをつけた。カバンの中にはコンドームとローション。

準備は万端だ。

新幹線の切符を買う。新幹線に乗る。ドキドキする。これから彼女と会う。彼女はどんな人なんだろう。

ツイッターのDMでしか話したことがない人と実際お会いするのは毎回すごく緊張する。

新幹線が東京を出発した。不安と期待。僕はこれから彼女と会って、その後、思ったことをブログに書く。

そう考えると緊張する。

新幹線の窓から風景を見る。東京から遠ざかると田んぼや工場も見えてくる。のどかな景色だ。
でもここにも人が住んでいて、ドラマがあるんだ、と思う。
人がいて感情があって様々な思いがある。そして夜のあたたかい光がある。

目的地に着くまでの暇な時間はケータイをいじっていた。

待ち合わせ場所に着く時間を調べる。

彼女にDMを送る。

「〇時〇分に〇〇駅に到着予定です!宜しくお願い致しますm(__)m」

新幹線が駅に着いた。

そこからさらに電車に乗る。

のどかな風景だ。田舎。一見平和な街だけど当然ここにも人間の醜い本音があって暴力も存在している。

でも朝の光の中では、街はそういったものとは無縁に思える。

電車に揺られる。待ち合わせ場所に到着する。

彼女からDMが届く。

「用事済ませてから向かいますので、もしかしたら少し遅れてしまうかもしれませんm(__)m

また近くなったら連絡します!」

街を散歩して時間をつぶす。コンビニに入る。書店に入る。街をぶらぶら散歩する。気持ちいいほどの田舎だ。

今日はとても晴れていて気持ちがいい。

Yさん「ちなみに駅のどのあたりにいますか?私は西口を希望したいのですが^^;」

僕「すぐ西口に行きます^^」

僕「今西口の交番前にいます^^」

Yさん「どこだろ?^^」

僕「到着されてます???」

Yさん「到着してますけど西口に交番なんかありましたっけ???」

僕「ありますよ(笑)」

Yさん「普通に通り過ぎてましたww」

彼女を探す。

田舎で平日の昼間なので人通りが少なく匿名性が無い。

僕が中村ということが彼女にバレるのがひどく恥ずかしかった。

僕は交番を離れてベンチに座った。交番の前には誰も人がおらず、そこに突っ立ってると僕が中村であることが彼女にバレバレだと
思い、なんだかそれが無性に恥ずかしく怖かったのだ。

若い女性を見かけた。でも身体が異常にがっしりしてて大柄で顔も可愛くない。これがYさんだったらきついな・・・と
思う(何様だよ)。

でも彼女の元にはすぐに別の女性がやってきた。おそらく女友達との待ち合わせだったんだろう。ほっとした。

ベンチから周りを見渡す。とにかく、彼女が僕を見つけることが怖くて仕方ない。「この人が中村さんなんだ。こんなしょぼい
見た目なんだ」とがっかりされるのが怖くて仕方ない。

彼女らしい人を見つけた。スカートをはいてるし、そのスカートはメールでくれた写真と同じものだった。

彼女だ・・・。彼女がYさんなんだ・・・。遠くて顔が見えない。とても緊張する。

彼女は自分の見た目をゴリラだと言っていた。怖い。

DMを送る。

僕「白いカバンを持ってらっしゃいます?」

僕「分かったので行きます!」

彼女のほうに向かう。怖い。怖い。怖い。彼女を見るのが怖いというより『彼女が僕を見る』のが怖かった。

彼女に僕という人間を評価、判断されるのが怖い。「しょぼい」とか「貧相」とか「ブサイク」とかそんな感想を持たれるのが
怖い。そういった本音の感想が彼女の脳内に浮かぶことが怖い。その感想を彼女が口に出すかどうかは関係ない。
彼女の頭の中にその本音が一瞬だけでも浮かぶことが怖くてそれが僕にとって苦痛なのだ。

彼女は意図的なのか下を向いていて口元しか見えない。

僕は彼女に近づいていった。

田舎の駅なのでほかに人はおらず、彼女がYさんであることは間違いない。

僕「あの・・・Yさん・・・ですか?中村です・・・。お忙しい所申し訳ありません・・・」

彼女は僕のほうを見た。

Yさん「あ・・・そうです・・・(笑)」

正直ここでどんな会話をしたのかほとんど覚えていない。たぶんお互いめちゃくちゃ緊張していた。

暗いDMの内容とは裏腹に明るい笑顔が印象的だった。僕はほっとした。

そして何よりも彼女はとても可愛かった。とても嬉しかった。可愛い・・・と思った。

僕「全然ゴリラじゃないじゃないですか(笑)めちゃくちゃ可愛い(笑)めっちゃ嬉しいです^^ほっとしました」

Yさん「(笑)」

僕「めっちゃ可愛い!本当に嬉しいです^^」

Yさん「っていうか全然交番じゃないじゃないですか(笑)」

僕「すいません(笑)交番前は日差しが強かったので^^;」

僕「っていうかお忙しい中本当にすいません^^;どこに行きます??」

Yさん「そうですね。一応調べてきたんですけどあそこに居酒屋があって・・・
それがどんな個室なのかは分からないんですけど^^;」

僕は基本的に女性と会う時は個室の居酒屋とかで話をする場合が多いんだけど、せっかく田舎に来たんだから山とか公園に
行きたい気分になっていた。

僕「なるほど・・・ちなみに山とか公園に行きたいって言ったら迷惑ですか?外、暑いですもんね・・・もし嫌じゃなかったら
一緒に行きません?」

Yさん「はい^^それは全然いいですよ^^」

僕「あ!でももしYさんがどうしても行きたいご飯屋さんとかあったらそっち行きましょう^^」

Yさん「ちなみに・・・居酒屋はこっちですね・・・ランチをやってるみたいです^^;」

僕らは居酒屋の店の前まで行った。しかし居酒屋は閉まっていて表記を見ると営業時間は夕方からだった。

Yさん「あれ(笑)?調べてきたのに^^;おかしいな(笑)」

僕はこの時点で彼女にかなりの好印象を抱いていた。

なによりも笑顔が可愛い。照れたようなはにかんだような表情がとてつもなく可愛い。

そして清楚で品があって裏表が無さそうに思えた。

僕「じゃあちょっと今ここでケータイで調べていいですか??」

僕はスマホを使って近くの山や公園の情報を調べた。

なんとなく彼女と公園を散歩しながらいろんなことを話したいと思ったのだ。

スマホで調べると、どうやら近くに公園があり、写真で見る限り綺麗で落ち着く場所のように思えた。

ここに行きたいと思った。

僕「近くに〇〇公園ってあるんですけど、ここでもいいですか?ちょっと暑くて申し訳ないんですけど・・・」

Yさん「全然いいですよ^^」

僕らは彼女の車が停めてある駐車場に向かった。

Yさん「中村さん・・・意外に・・・そんなに言うほど顔ひどくないじゃないですか^^;よっぽどひどいかと思ってたんですけど・・
あの・・・政治家のあの人の顔が印象にありすぎて・・・」

僕「井脇ノブ子(笑)?」

Yさん「そう(笑)」

でも僕はひそかにショックを受けていた。僕は自分のことをブサイクブサイクと言いながら実は自分の顔のことを
「そこそこまとも」だと思っていたのだ。鏡を見てたまにイケメンだと思う時すらある。かと思えば「世界一ブサイク」だと思う時も
ある。自分の顔は光の加減や日によって全然違うように思える。他人からすると毎日同じなんだろうけど。

実は自分の顔が嫌いじゃなくて、たまにかっこいいと思うことすらある僕にとって、彼女の「そんなに言うほど顔はひどくない」と
いう言葉はつらかった。もっと褒めてほしかった。


駐車場に到着する。

Yさん「この車です^^」

僕「めちゃくちゃ可愛い車ですね(笑)」

Yさん「ありがとうございます(笑)自分でも気に入ってるんです^^」

彼女は機会を操作して駐車代を払おうとした。

僕「いいっすよ^^僕払いますよ^^」

Yさん「いえ^^遅刻して待たせちゃったんで^^;私が払います^^」

彼女の払う意思は強そうだったので、僕はあっさりと折れて彼女に払って頂いた。

料金を払い終え彼女の車に向かう。

本当に可愛い車だ。おしゃれ。

僕「すいません。申し訳ないです。乗らせてもらいますね^^」

Yさん「こんな車ですいません^^;たぶん暑いと思います^^;」

人が運転する車に乗るのは何年振りだろう?ひょっとしたら最後に誰かの助手席に座ったのは10年くらい前かもしれない。


彼女はケータイのナビを起動して公園の名前を検索した。

しかしケータイの調子が悪いのか、位置情報をうまくつかめないのか、なかなかナビが働かない。

Yさん「このナビ調子が悪くて・・・通り過ぎた後に『曲がってください』って言ったり(笑)
自分が今いる位置が出なかったり・・・めちゃくちゃなんですよ(笑)」

僕「なるほど(笑)」

正直僕は昔から他人の運転する車に乗るのが怖くて仕方なかった。どうしても事故にあって死ぬイメージしかわかないのだ。

だから今回も正直怖かった。

発進した。

車内は良い匂いがする。

正直車内で何を話したのかほとんど覚えてない。

運転中に話かけると事故っちゃうんじゃないかと思ってビクビクしていた。

彼女は車の運転が好きらしい。純粋に「運転するのが楽しい」ということだった。

ただこの地域に来るのは彼女も久しぶりらしく、地理が全然分かっていないのでナビ頼みだった。

Yさん「・・・中村さんって冬生まれですか?」

僕「すごい・・・なんで分かったんですか?」

Yさん「なんとなく(笑)私も冬生まれなんですけど、夏生まれではないなって感じがして(笑)」

僕「それどういうことですか(笑)?ディスってます(笑)?」

Yさん「ディスってないです(笑)夏生まれの人ってイェーイみたいな・・・なんかこう明るそうな人というか夏の行事が
好きそうな雰囲気の人が多いんですよね^^」

Yさん「中村さんは血液型■型ですか?」

僕「すごい!そうです!」

Yさん「なんかそんな感じがしました(笑)」

道路が広くて良い意味で本当に田舎だなという感じがする。

自然もとても綺麗だ。

公園に到着した。

なんとなく落ち着きそうな良い公園だ。小さすぎず大きすぎない。

僕らは適当な方向に歩いた。

屋根付きのベンチを見つけた。なんとなくそこに座ろうと思った。

対面ではなく隣に座りたかった。僕らは隣同士に座った。でも僕らの間には少し距離があった。初対面だし当然か^^;

僕「すごくいい場所ですね・・・ちなみにYさんって今何のお仕事をされてらっしゃるんですか?」

Yさん「実は・・・仕事を辞めちゃって・・・今はプー太郎ですね^^;」

プー太郎って表現久々に聞いたわと思った(笑)

僕「そうなんですね^^それはなんかあれですか?仕事がきつかったとか、人間関係がきつかったとか・・・」

Yさん「人間関係ですね・・・人間関係がめちゃくちゃきつくて・・・私仕事中に泣いちゃって(笑)」

僕「なるほど(笑)それはきついですね・・・めっちゃ性格が悪い人がいたとかですか?」

Yさん「そうですね・・・なんかいつもイライラしている人で・・・あたりがキツイというか・・・泣くつもりはなかったんですけど、
気づいたらぶわぁって泣いてて・・・で・・・なんか気まずくなって辞めちゃいました・・・
っていうか実は私その職場で■回も泣いてるんですよ(笑)」

僕「なるほど(笑)■回っすか(笑)それはキツイですね・・・」

Yさん「まず面接のときに緊張しすぎて泣いちゃって・・・私人前で話すのが本当に苦手なんで・・・ちゃんとした面接を
受けるのが初めてだったんで緊張しちゃって・・・面接の時に泣いた人は初めてだよって言われました(笑)」

僕「なるほど・・・ちなみにその会社にはどのくらいいらっしゃったんですか?」

Yさん「■年ですね・・・。新卒で入った会社に■年いて退職して、さっき話した会社に入って■年で退職して・・・
それから・・・夜のお仕事をして・・・辞めて今に至る感じですね^^;」

僕「なるほど・・・夜のお仕事っていわゆるデリヘルとかですか?」

Yさん「そうです。デリヘルですね^^;」

僕「地元でされてたんですか?」

Yさん「そうですね(笑)思いっきり地元ですね(笑)」

僕「知り合いと会っちゃうリスクがやばくないですか(笑)?」

Yさん「いや事前にお客さんの顔が確認できるシステムがあるんで大丈夫でしたよ^^」

僕「なんですか(笑)?そのシステム(笑)」

Yさん「ラブホテルに行って、まずドライバーが部屋のピンポンを押して・・・お客さんが出てきたらドライバーが
『ちょっと目をつぶってください・・・』って言って、その時に女の子がお客さんの顔を見るんです。
それで知り合いだったら断れるっていうシステムなんです」

僕「そんなシステムあるんですね・・・初めて聞きました(笑)」

Yさん「なるほど(笑)田舎限定なんですかね^^;どこもそうだと思ってました^^」

僕「デリヘルってめちゃくちゃきつくないですか?すごくストレスたまりません?」

Yさん「大変でしたね^^;」

僕「ちなみにやろうと思ったきっかけは?」

Yさん「やっぱりお金ですかね・・・お金もたくさんもらえますし、その日にもらえますし・・・」

僕「なるほど・・・ちなみにどんなお客さんが嫌でした?」

Yさん「やっぱ本番がしつこい人ですかね・・・」

僕「なるほど・・・どう断ってたんですか?」

Yさん「ほとんどの人が『本番ダメ?』って聞いてくるんで『それやると店長から怒られちゃうんで・・・』とか『クビになっちゃ
うんで・・・』って断ってましたね」

僕「でもぶっちゃけ断るのがめんどくさい時とかなかったですか?断り疲れて、まあいいか・・・って思う時とか
なかったですか?」

Yさん「ぶっちゃけ・・・ありましたね(笑)」

僕「本番をさせてあげる人とさせてあげない人の違いってなんだったんですか?」

Yさん「まともな人かどうか・・・ですかね(苦笑)まともな人だしいいか・・・みたいな(笑)」

僕「なるほど^^;ちなみに若い頃セフレが■人くらいいたっていうことでそういう風俗的なことにはあまり抵抗は
無かった感じですか?」

Yさん「そうですね。あまり無かったですね^^」

僕「ちなみにセフレって当時どこで見つけてたんですか?」

Yさん「なんか・・・掲示板ですね。当時今ほどSNSとかが流行ってなくて掲示板が普及してて・・・そこで見つけてましたね」

僕「お金のやりとりとかはあったんですか?」

Yさん「一切なかったですよ^^;」

僕「ちなみになんでセフレを探してたんですか?」

これに関して彼女がなんて答えてくれたのか、覚えていない。

たしか「誰かに愛されたかったから」と答えてくれたような気がする。

僕「ちなみになんで風俗を辞めたんですか?」


Yさん「そうですね・・・簡単に言うと病気になっちゃったからですね^^;」

僕「なるほど(苦笑)」

Yさん「たまに生でフェラチオしてたから・・・たぶんそれが良くなかったんだと思います^^;」

彼女は風俗を数か月で退職した。

僕「プー太郎だと暇じゃないですか?生活に飽きません?僕1年くらい実家でひきこもってた時期があったんですけど
生活に飽きましたね・・・。働きもせず家でYoutubeだけを見る生活に・・・」

Yさん「飽きませんよ^^プー太郎ですけど家事をやってるんで^^家の掃除をして家族の食事を作ってるんで結構やることは
あります(笑)」

僕「なるほど。家事をされてるんですね。それなら飽きるどころか毎日大変ですよね^^;」

Yさん「私は同じ生活のリズムでも飽きないほうなんで^^全然楽しいですよ^^」

僕「ちなみにご家族との関係性ってどうなんですか?」

Yさん「そうですね・・・関係は全然良いんですけど、私の家系は精神的な病を抱えている人が凄く多いんですよね・・・

この辺りのことも詳しく書いてしまうと特定される可能性があるため書かないでおく・・・。

僕「なるほど・・・正直メールでおっしゃっていた『死にたい』っていうお気持ちが全く分からなかったんですよね^^;
家事も毎日されててご家族との関係も良好で趣味もおありで・・・そこと『死にたい』っていう感情が全く結びつかなかったんです
けど、おそらく遺伝子的に精神を病む傾向があるご家系なのかなと・・・」

Yさん「そうなのかもしれません・・・」

Yさん「いつも週末に『死にたいな・・・』って思います。遺書も書いて車の中に置いてるんですよね^^;」

僕「え?まじですか?・・・」

Yさん「はい・・・。一応ロープも買って車の中に置いてあって(苦笑)今日は家に置いてきたんですけど(笑)
いつでも死ねるように・・・」

僕「正直その可愛い笑顔と死が全く結びつかないですね・・・
ちなみに今月中に死ぬとかそういうことも全然あり得るんですか・・・?」

Yさん「全然あり得ると思いますね・・・」

ちなみに、どういう経緯でその話になったのか全く覚えていないが、彼女は自分から男性に告白をしたことがあるらしい。
清楚な彼女の外見からはなかなか想像が出来ないことだ。

Yさん「いつも通勤時間にすれ違う男性がいて・・・顔がすごくタイプだったんですよね(笑)で、もうこれは告白しなきゃ
いけないなと(笑)」

僕「どう告白したんですか?」

Yさん「手紙を書いて、それを渡しました。電話番号とかメールアドレスを書いて・・・」

僕「積極的ですね(笑)」

Yさん「ですね(笑)良かったら連絡してください、もし無理だったら連絡とかは大丈夫ですって書いて・・・
そしたら次に会った時に『手紙ありがとう』って言ってくれて。それから付き合いました^^」

僕「ちなみになんで別れたんですか?」

Yさん「・・・いろいろあって・・・今でも正直未練はあって・・・」

とても言いにくそうというか複雑な思いを抱えてらっしゃいそうなので深くは聞けなかった。

僕は彼女と話をしながら「誰かに似てるなあ・・・」と思っていた。ようやくわかった。

僕「あの・・・吉岡里帆に似てません?」

Yさん「吉岡里帆?誰ですか(笑)?」

僕「あのCMとかにめっちゃ出てる可愛い子で・・・」

僕はケータイで吉岡里帆で画像検索した。

僕「この子です」と言ってケータイを彼女に見せた。

Yさん「あ!この子か・・・なんか見たことある・・・」

Yさん「全然似てないですよ(笑)どこが似てるんですか(笑)中村さん目おかしくないですか(笑)?」

僕「いや・・・なんか似てますね・・・なんか似てる気がします・・・」

鼻や口や輪郭がすごく似ている気がした。

女性とお会いした時に一番怖いのは「話題が無くなること」だ。話すことがなくなったときの気まずさは半端じゃない。

特に僕は身バレ(僕の個人情報を掲示板やツイッターなどに書かれたりすること)を過剰に恐れているので、
自分の仕事や家族や趣味の
話などを女性にすることが出来ない。万が一女性が掲示板やツイッターに僕の情報を書くと
僕の人生が終わってしまう恐れがあるからだ。

こんな気持ち悪いブログを書いていることが職場や家族や知り合いにバレてしまうと、僕は今後どう生きていけばいいのか
全く分からなくなってしまう。

この時も急に「あれ・・・もっと話すこと、聞きたいことはたくさんあったはずなのに・・・やばい・・・話すことが無くなった
かも・・・」って一瞬思った。

その時の不安感、罪悪感は凄まじいものがある。

僕「あの・・・Yさんの首の匂いかがせてもらってもいいですか?」

Yさん「え~(笑)だめですよ(笑)絶対臭いもん^^;」

彼女のリアクションは予想外だった。結構本気で嫌がっていることに僕は驚いた。

少し嫌がりながらも普通にかがせてくれると思っていたので。

僕「絶対くさくないですよ(笑)ごめんなさい。どうしてもかぎたい^^」

Yさん「絶対くさいです(笑)」

Yさん「私、人の匂い嗅ぐのが大好きなんで気持ちは分かるんですけど、人にされるのは絶対嫌(笑)」

僕「臭くてもいいです(笑)むしろ汗のにおいがまじってるくらいが一番いいです(笑)」

Yさん「やだ(笑)」

僕「え~(笑)まじですか(笑)」

彼女が結構本気で嫌そうだったので、とりあえず場所を変えようと思った。

僕「なんとなく少し歩きますか^^」

Yさん「はい^^」

僕らは公園内を少し歩いた。

Yさん「中村さん何キロくらいですか?」

僕「たぶん60キロくらいですかね・・・。」

Yさん「私前職で結構重いもの持ってたんでたぶん中村さんを持てますよ(笑)」

僕「・・・ひょっとしたら60より少し重いかも・・・」

Yさん「70くらいまではいけます^^」

僕「なるほど・・・ちなみに持たれることで僕がケガしたりしません(苦笑)?」

この時彼女は口に出さなかったけど一瞬「私じゃなくて自分の心配かよ(笑)」って空気が流れた(笑)

僕は慌てて「っていうかYさんも腕を痛めたりしません?大丈夫ですか?」と言った。

Yさん「全然大丈夫ですよ^^」

僕「・・・じゃあ・・・お願いします・・・」と言って僕は彼女に背を向けた。

Yさん「・・・えっと・・・こっち側を向いてもらったほうが持ちやすいかも^^」

僕「あ・・・了解です^^;」と言って僕は彼女と向かい合った。

彼女は僕の腰を持ち一瞬で僕を持ち上げた。そして僕を持ったまま移動した。

彼女のおっぱいが僕の体にあたってそれが凄く気持ちよかった。

僕「うわ・・・すごい・・・」

Yさん「どっかに運びます(笑)?」

僕「おろしてくれて大丈夫です(笑)」

彼女は僕をおろしてくれた。

僕「すごいですね・・・そんな細くて小さいのによく持ち上げられますね・・・」

Yさん「簡単ですよ^^誰でも出来ると思います^^腰を使って持ち上げると腰を痛めちゃうんで膝を使ってもちあげると
簡単です^^」

僕「なるほど・・・」


僕はどうしても彼女の首の匂いをかぎたかった。どうしてもどうしてもかぎたかった。

彼女は夕方にはご自宅に戻らなければならない。ご家族の食事の支度をしなければならないから。

もう時間もあまり無かった。この後は食事をしてお別れということになる。

僕「じゃあそろそろどっかに食事に行きます?」

Yさん「そうですね^^」

僕「何にします?僕嫌いなもの何もないんでYさんが好きなものでいいですよ^^高いものでも大丈夫です^^」

Yさん「そうですね・・・何にしようかな・・・」

僕らは車に戻った。

お互いケータイでお店を調べた。

僕「肉でも魚でもなんでもいいですよ^^」

Yさん「私、■があまり得意じゃないんですよね^^;すいません^^;」

僕「全然大丈夫です^^」

助手席から彼女の横顔をあらためて見つめる。本当に可愛い。

どうしても匂いがかぎたい。

僕「しつこくてごめんなさい・・・本当にごめんなさい・・・どうしても匂いがかぎたいです・・・ごめんなさい。
本当にしつこくて申し訳ないんですけど・・・本当にかぎたいです(笑)」

Yさん「え~(笑)絶対臭いですよ(笑)本当に臭いです(笑)」

僕「絶対臭くないし、臭いくらいが逆にいいんです(笑)ごめんなさい。もうどうしてもかぎたくて(笑)」

僕にとって「女性の首の匂いをかぐ」という行為はセックスと同じくらいHで興奮することなのだ。

なぜかは分からないけど。

Yさん「っていうか私も人の匂いをかぐのが大好きなので今までいろんな人にお願いしてたんですけど、相手の方が嫌がってた
理由がわかりました(笑)そうか・・・人にされるとこんな心境になるのか(笑)勉強になりました(笑)」

Yさん「じゃあ中村さんの匂いかがせてくださいよ(笑)」

僕「嫌です(笑)僕絶対臭いんで(笑)」

Yさん「嫌がってるじゃないですか(笑)」

僕「っていうか僕の匂いをかぐことにYさん側にメリットないでしょ(笑)」

Yさん「私、人の匂いかぐの好きなんで^^」

僕「嫌ですよ(笑)」

Yさん「ほら嫌がってるじゃないですか(笑)」

そう言って彼女は僕の首の匂いを一瞬かいだ。

Yさん「あ・・・なんかつけてます?」

僕「香水つけてます(笑)」

Yさん「でたでた(笑)」

僕「(笑)」

僕「じゃあ肩の匂いかいでもいいですか?」

Yさん「え(笑)?肩(笑)?」

肩ならいいか・・・という空気になったので僕は助手席から身を乗り出し彼女の左肩の匂いをかいだ。

僕「めっちゃ甘い・・・めっちゃ良い匂いがする・・・やばい・・・やばいです・・・」

Yさん「絶対臭い(笑)」

僕「やばい・・・手つないでもいいですか?」

Yさん「(笑)」


僕らは手を繋いだ。彼女の手はとても柔らかかった。

僕「手の匂いかいでもいいですか?」

Yさん「やだ(笑)絶対臭いですよ(笑)」

僕「腕触ってもいいですか(笑)?」

Yさん「はい(笑)」

僕は彼女の左腕をもみもみした。とても気持ちよかった。

彼女の左腕をもみもみしながら彼女の左肩の匂いをかぐ。

僕「めっちゃ気持ちいい・・・めっちゃ幸せ・・・いい・・・最高です・・・」

Yさん「(笑)」

少し離れた所に車が止まっていて、4,5人の男女が乗っていた。僕らの行為が見られている気がして気が散った。

僕「はやく行ってくれないかな(笑)めっちゃ気になる・・・なんで駐車場にずっといるの(笑)?」

Yさん「道でも調べてるんですかね^^;」

僕「めっちゃ嫌(笑)はやく行ってほしい^^;」

願いが通じたのかしばらくすると彼らは駐車場から発進した。

僕「やった~(笑)」

Yさん「(笑)」

僕「ごめん・・・ちょっと・・・」と言い僕は彼女の首に優しく自分の鼻をつけた。

Yさん「え~(笑)絶対臭い(笑)」

僕「やばい・・・めっちゃ甘い・・・やばい・・・めっちゃいい・・・やばいです・・・」

Yさん「洗剤かファブリーズの匂いですよ・・・」

僕は彼女の首の匂いを嗅ぎ続けた。

くんくんくん・・・

僕「・・・ちょっと・・・本当に幸せ・・・ずっとこうしていたい・・・」

Yさん「・・・小さい頃お母さんに愛情を注がれなかったんですか(笑)?」

僕「いや(笑)・・・めっちゃ愛情注がれたと思うんですけど^^;・・・なんか・・・性癖ですかね・・・(笑)」

僕は服の上から彼女の背中の匂いもかいだ。

僕「やばい・・・むちゃくちゃ良い匂いがする・・・やばいです・・・」

Yさん「くすぐったい(笑)」

Yさん「ちょ(笑)・・・こんなに匂われたの生まれて初めてです(笑)」

僕「ごめんなさい・・・脚も触っていいですか・・・?」

Yさん「・・・はい(笑)」

僕は彼女の左脚を触った。彼女は肌色のストッキングをはいていた。彼女の内太ももを触った。

僕「めっちゃ気持ちいいです・・・めっちゃ気持ちいい・・・」

僕「ちなみに・・・こんなことしてる時に聞くのもどうかと思うんですが性感帯ってどこなんですか???」


Yさん「そうですね・・・スイッチが入ったら全身ですかね^^;くすぐったいっていうのが気持ち良いに変わる感じですね^^」

僕「なるほど・・・」

その時僕はすごいことに気付いてしまった。

自分のズボンにでっかいシミが出来ていたのだ・・・。

僕「あの・・・めっちゃおもしろいこと言っていいですか・・・?」

Yさん「はい(笑)・・・なんですか(笑)?」

僕「あの・・・ズボンにめっちゃでかいシミが出来てるんですけど(笑)」

Yさん「え・・・(笑)それなんですか・・・(笑)・・・?」

僕「あの・・・いわゆる・・・我慢汁的な・・・(笑)」

Yさん「(笑)」

Yさん「なんかテレビで見たことあります。浮気してるかどうかのチェックで奥さんが旦那さんのパンツのシミを
見るって・・・」

僕「でも男性っておしっこでもシミがつくからシミ=我慢汁とは言えないんじゃないですかね?」

Yさん「なんか我慢汁の場合は光るみたいで・・・」

僕「なるほど・・・そういうことか・・・」

僕「っていうか話全然変わるんですけど・・・さっき僕を持ち上げてくれた時おっぱいが当たってめっちゃ気持ちよかったです(笑)」
「おっぱいでかくないですか?」

Yさん「小さいです^^;たぶんCくらいです。」

僕「え~ なんかもっとでかくみえます^^」

Yさん「前はDくらいあったんですけどダイエットしたらCになってすごいショックでした><」

胸を触るのはさすがに一線を越えすぎというか「胸触っていいですか?」とは怖くて言えなかった。

Yさん「ちなみに中村さんって・・・髪型とかファッションをもうちょっと変えたら・・・むしろイケメンじゃないですか?
なんか結構顔整ってる気がする・・・職場でもモテません?」

僕「いや・・・全くモテません・・・」

Yさん「なんか・・・髪をもうちょっと短くするというか・・・」といって彼女は僕の髪を触り始めた。

「ワックスとかつけて・・・」といって僕の髪型をいじりはじめた。

僕は既にワックスをつけていたので少し恥ずかしかった。ワックスで髪が少しベトベトしていたので、彼女が「ベタベタしてるな
・・・汚い・・・」と思うのが少し怖かった。そしてそのべたつきで既にワックスをつけていることがバレる気がして少し
怖かった。

Yさん「服ももう少し・・・なんていうのかな・・・ジャケットとかスーツとか襟付きの服が似合う気がします^^」

僕「ありがとうございます^^早速東京に帰ったら髪を切ります^^」

僕は自分の髪型をまあまあ清潔感があってまあまあお洒落だと思っていたのだが彼女にそう言われると途端にダサく感じてしまい
一刻も早く髪を切りたくなった。

Yさん「そろそろご飯屋さんに行きます?」

僕「あと5分だけここにいたいです。もう少しだけにおっていたいです」

Yさん「(笑)」

僕「あの・・・すごく言いづらいんですけど・・・もうちょっと奥のほう触ってもいいですか・・?ストッキングの上から
アソコを触ってもいいですか?」

Yさん「それはさすがに(笑)」と言って彼女は両腕を使って×マークをつくった。

僕「ごめんなさい(笑)・・・ですよね(笑)」と言って僕は彼女の首を匂い続け腕と脚を触り続けた。

Yさん「ちなみに中村さんはどんなAVが好きなんですか?」

僕「僕は・・・スカトロ以外は全部平気ですかね・・・。」

Yさん「一緒です(笑)」

僕「っていうかAV見るんですか(笑)?」

Yさん「見ますよ(笑)」

僕「オナニーの時ですか?」

Yさん「はい^^」

Yさん「この前イマラチオのAV見て興奮しました^^」

僕「イマラチオって・・・なんでしたっけ?奥までいれるフェラチオのことでしたっけ?」

Yさん「フェラチオって女性主体なんですけど、イマラチオは男性主体というか・・・女性の意思は無視みたいな^^;」

僕「え?そういうので興奮するんですか?全然わかんない(笑)めっちゃMってことですか?」

Yさん「たぶんそうですね^^;女性が無理やりされる、女性の権利無視・・・みたいなやつに興奮します・・・」

僕「めっちゃ変わってる・・・例えばレイプ系とかですか?」

Yさん「そうですね・・・普段はおとなしい人でもセックスの時はSでガンガンきてほしいですね・・・」

僕「なるほど・・・」

僕「ちなみに・・・Yさんって清楚可愛い系じゃないですか?・・・正直そういうタイプの方ってすごく痴漢とかに
あいそうな気がするんですけど・・・」

Yさん「痴漢はあったことないですね・・・。でも変態なら会ったことあります(苦笑)」

僕「変態(苦笑)?」

Yさん「なんか・・・ある日普通に100円ショップで買い物してたんですけど・・・夏で暑い日だったんですけど、
帽子かぶってマスクしてコート着てる人がいて・・・^^;完全に頭おかしい人だ・・・って思ったんですけど・・・」

僕「はい・・・」

Yさん「で・・・普通に買い物してたら後ろから『はぁはぁ・・・はぁはぁ・・・』って聞こえて・・気づいたら真後ろにその人が
いて・・・で怖くて離れて・・・また普通に買い物してたらまた後ろにいて・・・」

僕「気持ち悪・・・」

Yさん「急に「君可愛いね」って言われて耳に息をふきかけられて・・・そのまま去っていったんです・・・」

僕「もうそれ犯罪者じゃないですか・・・」

Yさん「めちゃくちゃ怖くて・・・鳥肌がたって・・・そういう人には会ったことあります(苦笑・・・)」

ここで一つ言っておかなければならないことがある。

これを誤解が無いように伝えるのは非常に難しいんだけど・・・。

僕は今までお会いした女の子ほぼ全員に「今まで痴漢とかにあったことありますか?」と聞いた。


この質問をすることが男性の一般的な性癖なのか、僕の特殊な性癖なのかは分からない。

ただ、聞かずにはいられなかった。

なぜか僕は『性暴力』『女性が望んでいない性行為を男性に無理矢理される』という状況になんともいえない感情を
抱いてしまうのだ。

誤解しないでほしい。僕は今まで性暴力を一度もしたことがないしこれからも絶対にしない。痴漢をすることもないし合意の
無いセックスをすることもないし、セクハラ的な言動で女性を不快にさせるつもりも毛頭ない(下ネタがOKな女性の前でなら
普通にそういう話もすると思うが・・・)。

そして僕は今までの人生で人に暴力を振るったことは一度もないしおそらくこれからもない。

しかし、しかしだ。

僕は性犯罪のニュースを聞くたびに、なんともいえない感情に襲われる。犯人に対する怒り、どうせ更生なんて無理なんだから
死刑にしてしまえよという気持ち、女性に対する申し訳なさ、そのほかに『なんともいえない気持ち』を感じてしまうのだ。

普通の事件とは違う『決定的な何か』を性犯罪に感じるのだ。

それを誤解が無いように表現するのは本当に難しい。

なんとか言葉にするならば・・・【性暴力に対する圧倒的な嫌悪感とほんの少しの憧れ】・・・ということになるのだろうか?

僕は性犯罪者は全員死刑にすればいいと思ってる。夜道でいきなり見ず知らずの女性を襲うなんて人間として最低であって、
そんな人間が刑務所で更生プログラムを受けただけで変わるはずもないし、そんな人間は速攻死刑にしてしまえと
思うんだけど、以前ある心理学の本で「あなたが嫌悪しているものはあなたの負の投影です」という文章を読んでから
考えさせられた。

僕の推測なのだが・・・ほとんどの男性はレイプに対して圧倒的な嫌悪感とほんの少しの憧れを持っている。

こういう書き方をすると絶対に誤解されるな・・・。

女性に生まれたせいで常に男性から欲望の対象にされ、常に危険にさらされているといういわば
「女性に生まれたことに対する儚さ」に興奮してしまうのだ。

すべての女性が一歩間違えばレイプされる危険をはらんでいるという事実に興奮してしまうのだ。

繰り返しになってしまうが僕は性犯罪を犯したことは無いしこれからも絶対にしない。

今まで誰かに暴力をふるったことも一切ない。僕はおそらく暴力的傾向の低い人間だ。

しかし・・・しかし・・・なぜかレイプ系のAVを見て興奮している自分がいる。もちろんすべての作品において
興奮するわけではない。本当に暴力的な内容のものには嫌悪感を抱くし全く興奮しない。気分が悪くなってすぐに見るのをやめてしまう。

しかしある種のレイプ系のAVには興奮してしまう。「興奮するAVと興奮しないAVの違いはどこにあるの?」と聞かれても
うまく答えられない。いや・・・答えられそうな気もするけど、今は答えたくないような気がする・・・。

僕はもし知り合いの女性が性犯罪にあったら耐えられない気がする。加害者に会いに行って
金属バットで頭をかち割ってしまうかもしれない。

僕はたまに想像する。知り合いの女性が性犯罪にあって泣いている。僕は金属バットを持って加害者に会いに行く。
僕は「やったのかやってないのかどっちなんだよ」と加害者に言う。
加害者は金属バットを見ておびえている。
僕は言う。「だから、やったのかやってないのか言えよ。おまえがやったのか、やってないのか?」
加害者は震えながら言う。「・・・やりました・・・」
僕は金属バットを思い切り振る。男の頭に当たって頭蓋骨が砕けて脳みそが飛びちる。
僕はその場で泣く。彼女のことを思って。そして加害者のことを思って。

実際もしそんなことになったら僕はどうするだろう?本当に知り合いが性犯罪の被害にあったとしたら?

僕はたぶん部屋で一人で泣くことしか出来ないと思う。暴力に直面して僕が出来ることは泣くことだけのような気がする。

僕はビビりで弱い人間でしかないのだ。

いつか性犯罪の加害者と被害者にインタビューをしてみたい。
加害者には「なぜあなたはそのような行為をしたのか?」「一人の人間を傷つけたということに対して反省しているのか」
「今どんなことを考えているのか」と聞きたい。

被害者には「その時どういう心境だったか」「今何を考えているか」「性犯罪に対してどう思うか」を聞きたい。

この世界から全ての性犯罪が無くなることを強く願っている。

僕「そろそろご飯食べに行きますか・・・」

Yさん「そうですね・・・」

Yさん「どこにしましょうかね・・・」

僕「僕まじでどこでもいいですよ^^嫌いなものないんで^^Yさんの気分で選んで頂ければ^^」

Yさん「ちなみに中村さんって出身どちらなんですか?」

僕「〇〇です」

咄嗟に嘘をついてしまった。とにかく僕は自分の情報を言うのが怖くて怖くて仕方なかった。

とにかく全てが怖かった。最近よく身バレする夢を見る。知り合いがなぜか「僕が中村であることを知っている夢」を見る。

とにかく怖くて仕方なかった。嘘をついてしまったことは謝りたい。ごめんなさい。

Yさん「そうなんですね~ 私〇〇行ったことがあるんですよね^^」

僕「そうなんですね^^;」

早くこの話題が終わってほしいと思った。

回転寿司に行くことになった。駐車場に到着した。

僕は彼女のぬくもりがほしかった。

僕「すいません・・・あとでほっぺにキスしてもらってもいいですか・・・?」

Yさん「いいですよ^^;」

なぜ「あとで」にしたのかよく覚えていない。駐車場に誰か人がいたからかもしれない。

駐車場から見ると寿司屋は閉まっているようにも見えた。

僕「営業してるか見てきますね^^」

入口から中をうかがう。どうやら営業はしているようだ。

僕「営業してるみたいですね^^行きましょう^^」

平日の回転寿司屋はなんともいえない平和な空気に包まれていた。

ここには暴力の匂いが一切しない。争い事もない。ただ平和に皿が回っていて、寿司を握る人と食べる人がいるだけだ。

僕「すいません。二人ですね」

店員「かしこまりました。テーブル席とカウンター席どちらにいたしますか?」

僕はこういうことが全く分からない。テーブルとカウンターどちらにするのが常識なのか。全く分からないので彼女の顔を見た。

Yさん「テーブルで^^」

番号が書かれている伝票を渡された。僕らはその番号が書かれているテーブルを探した。あった。

僕「隣・・・座ってもいいですか^^;」

Yさん「なんか・・・隣だったら変かも・・・^^;」

たしかに周囲には他のお客さんもいたし、彼らはみんな隣ではなく対面で座っていた。

僕「・・・ですよね・・・^^;」

皿が流れていた。しかし平日でお客さんが少ないからなのか、皿の上に寿司はのっていなかった。機械で注文するシステムの
ようだ。

Yさん「お味噌汁飲みます^^?」

正直お味噌汁はどちらでもよかった。だけど僕が注文しないことで彼女が遠慮するみたいなことにはしたくなかったので
「飲みます^^」と答えた。

僕「お茶とってきますね^^」

しかしお水しかなかった。僕は熱いお茶が飲みたかったが仕方なくコップに冷たい水をいれて持ってきた。

僕「はい^^」

Yさん「ありがとうございます^^」

Yさん「ちょっとトイレに行ってきますね^^」

彼女はトイレに行った。

長い間彼女は帰ってこなかった。電話をしていたんだろうか?車の中で「すごくお腹が減った」と言っていたのでお腹が
痛かったわけではないと思う。本当に長い間彼女は帰ってこなかった。僕は不安になった。

彼女が帰ってきた。

Yさん「トイレの鏡で自分の顔みて絶望してましたよ(笑)こんなにブスだったんだって(笑)再確認しました^^;」

僕「いやめっちゃ可愛いですよ^^まじで^^」

Yさん「中村さん守備範囲広すぎ(笑)ストライクゾーン広すぎですよ^^」

お味噌汁が届いた。


別々のお味噌汁を注文していたので「それ何のお味噌汁ですか?」と彼女に聞いた。
彼女は「えっと・・・なんだったっけ(笑)?」と照れ笑いを浮かべた。

とても可愛いと思った。僕はついさっき注文したものを何か忘れるような女の子が好きだ。凄く可愛いと思う。
人は明確な意思を持って何かを選択するわけではない。与えられた選択肢の中から適当なものを選ぶしかないのだ。

そして自分が選んだものを忘れてしまうのはとても自然なことのように思えた。

味噌汁を飲む。甘くてとても美味しかった。

僕「美味しいです^^」

Yさん「美味しい^^」

機械でお寿司を注文する。各々が食べたいものを注文するスタイルだ。

お寿司が届く。

僕「これはYさんので・・・これは僕のかな・・・」

小皿に醤油をいれてYさんに渡す。

Yさん「ありがとうございます^^」

彼女はわさびをたっぷりいれて、からくて泣きながら食べるのが好きらしい。

実際彼女は顔を真っ赤にしてせきこみながら少し泣きながらお寿司を食べていた。

Yさん「からくて・・・ごほっ・・・ごほっ・・・泣きながら食べるのが・・・ごほっ・・・好きなんですよ(笑)・・ごほっ・・」
「この・・・苦しい感じが・・・ごほっ・・・たまらないんですよね・・・」と顔を真っ赤にしてせきこみながら彼女は語った。

僕「寿司の食べ方もM気質なんですね(笑)」

Yさん「(笑)」

僕らは平日の昼下がりの優しい空気の中で無言でお寿司を食べ続けた。とても穏やかな時間だった。

彼女は注文したお寿司が届いてその皿を自分のほうに持っていく時何度も「よいしょ」と言った。

たぶん照れ隠しなんだろう。自分が注文した寿司を無言で自分のほうに持っていくのが気まずくて恥ずかしくて、
それを少しでもまぎらわせるために無意識に出た言葉なんだろう。

よいしょ。

とてもとても可愛いかった。照れ隠しの「よいしょ^^;」を聞くたびに僕は彼女のことを信頼してみたいと思った。

彼女に自分の職場や出身地、将来の夢などあらゆることを話して、関係性がどこまで発展するのか試してみたい気分に
かられた。もちろん、彼女が僕という人間の内面や情報に興味をもってくれるかどうかは分からない。

でも彼女になら全部を話してみたいという気分にさせられた。

僕らは寿司を食べ終わった。お会計は当然僕が払った。一瞬彼女も払う素振りを見せたのがとても可愛かった。一瞬財布を出して
少し迷ってひっこめた。とても自然で素敵な仕草だった。

車に乗った。

僕「ごめんなさい・・・ほっぺにキスしてもらってもいいですか・・・?」

Yさん「人がいる(笑)」

寿司屋の駐車場に置かれている自動販売機に飲み物を補充している男性がいた。僕らには背を向けて飲み物を補充している。

「ちゅっ」

彼女は軽いキスというよりは僕のほっぺにキスをしてさらに舌を出してほっぺを少しなめてくれた。それがとても気持ちよかった。

僕「え・・・めっちゃ気持ちいい(笑)もっとなめて(笑)もうちょっと長い時間なめてほしい^^」

Yさん「え(笑)」

彼女は10秒くらいの間僕の頬をなめてくれた。本当に気持ちよかった。

僕「ありがとう・・・めっちゃ気持ちいい・・・」

僕「ごめん・・・ちょっとだけ首のにおいかがせて・・・」

Yさん「え^^;」

彼女の匂いをかいだ。幸せだった。

彼女は駅まで僕を送ってくれた。

平日の夕方。駅には結構人がいる。

僕「もう一度だけ・・・ほっぺにキスしてほしいです・・・わがままばっか言ってごめんなさいm(__)m」

Yさん「めっちゃ人がいる(笑)・・・しゃがんで(笑)」

僕らは少ししゃがんだ。

彼女は僕の頬にキスをしてくれた。

お別れだ。

僕「お忙しい中わがままばっか言ってすいませんでした!本当に楽しかったです^^また会いましょう^^」

Yさん「こちらこそ何もおかまい出来ずにすいません^^;楽しかったです^^また会いましょう^^」

僕は車を降りた。

なんとなく振り返るのが恥ずかしくて僕はそのまま駅の改札に行った。

途中、右の視界に彼女の車が見えたので僕は前を向いたまま車の方は見ずに会釈をした。

お礼のメールを送ろうと思ったら彼女からすぐにメールがきた。

Yさん「おかね渡せてなかった!」

寿司のお金をワリカンしてくれるつもりだったんだろう。

僕「本当に本当にありがとうございました!めちゃくちゃ楽しかったです!キスめちゃくちゃ気持ちよかったです(笑)
本当は全身のにおいをかぎたかったけどそれは次の機会に^^

お忙しい所本当にありがとうございました!」

Yさん「今日は色々ありがとうございました!そして色々ごめんなさい^^;

まず暑い中かなり遅刻をしてしまい申し訳ありませんm(__)mそれなのに優しく対応してくださり
嬉しかったです!そして、私が遅刻したのに奢ってくださってありがとうございます^^神か!?

本当は後で渡すつもりだったのに、なに聞こうか運転しながら考えてたら、すっかり忘れてました(笑)
すみません、次奢らせてください><

あと、なんか期待に応えられなくてすみませんm(__)m
本当私自分がクサイって自覚あるのでどうしても抵抗あったんです^^;

もしまた嗅ぐのであれば今度こそ私にも中村さんの体臭嗅がせてください(笑)

今日は遠いところ、お休みの中こちらまで来てくださりありがとうございました^^」

僕は新幹線に乗った。最近仕事が忙しいこともあって睡眠時間が短かった。そして彼女に会う前の日は緊張してあまり眠れなかった。

そういったこともあったんだろう。僕は新幹線の席に座るとすぐに寝てしまった。起きたらちょうど東京駅だった。

僕は飛び起きて新幹線を降りた。東京駅はビジネスの空気であふれていた。みんな仕事をしてる。みんな働いてる。

僕はついさっきまで女の子の首の匂いをかぎながら女の子の脚を触り続けていた。そんなことをしていた人間が何食わぬ顔で
東京駅を歩いていることに身分を詐称しているような罪悪感を感じ、居心地が悪いような誇らしいような気にさせられた。

目の前にはいつもの東京の街があった。

次の日僕は仕事だった。

「中村さん、昨日の休みは何をしてたんですか^^?」

休みの次の日いつも同僚は僕にこう聞く。

「何もしなかったですね^^;一日中家にいました・・・」と答えた。

僕らがいた。あの日あの街に僕らがいて、僕らは一瞬お互いのことを分かり合えたような気がした。

僕は彼女の「よいしょ」をたぶん一生忘れない。

これから回転寿司に行くたびに彼女のことを思い出すと思う。

 


僕は何がしたかったんだろう?

そしてこれから何をするんだろう・・・?

自分がどこに向かっているのか自分自身でも全くわからない・・・。


でも僕はとりあえず生き続けたい。

生きて文章を書き続けたい。

それが評価されても評価されなくても。

自己満足でもいい。僕は何かを書き続けていきたい。

長文読んで頂きありがとうございました・・・

ありがとう。