傾向

28歳ブサイク。彼女いない歴=年齢。将来どうすればいいのかわからない... ツイッターアカウントはこちら@udon_zuruzuru

20歳の女子大生にお会いしてきた。あるいは『今後どう生きていけばいいのか全く分からない件について』

正直なところ今回はおもしろい文章が書けなかった・・・。

せっかくインタビューにご協力頂いたのに申し訳ない・・・。

悔しいけどこれが僕の実力だ・・・。

次こそはもっとおもしろい文章、踏み込んだ文章を書きたいと思う。

ただ一生懸命書いたので
興味がある方は読んで頂ければ嬉しい。

感想お待ちしております(批判でも嬉しい)。

ついにブラック企業を辞めることができた。
(前の職場をこの名称で呼ぶことには抵抗がある。たしかに拘束時間はひどかったけど
みんな良い人ばかりだったから。ただ便宜上こう呼ばせてもらう)

新しい職場は週休2日で残業もほとんどない。時間に余裕ができたことで精神的にも余裕ができた。

僕は以前からツイッターで気になっていた子にDMを送った。

その子は20才の女子大生。とても正直で鋭くかつ毒舌なツイートが特徴的でおもしろくて気になっていた女性だった。

しかも彼女はデリヘルでバイトをしている。僕は以前からなぜかデリヘルで働く女性に興味があり(というか性的な職業に
就かれている方全般)、いつかインタビューをさせて頂きたいと思っていた。

彼女は快く引き受けてくれた。


彼女は都内ではなく地方に住んでいたので僕は新幹線でそこに向かうことになった。

そしてインタビューは当日の昼にさせて頂くことになった。遅くとも夕方くらいにはインタビューは
終わるだろう。しかし僕はその次の日も職場に休みをもらっていた。

なぜかって?

とても気持ち悪いけど、インタビュー終わりに彼女とセックスをするのではないかと思っていたので・・・。

セックスした後のんびりしていたらその日に東京に帰るのは難しいのではないか・・・
と思い事前に職場に休みをもらっていたのです・・・・。

そして自宅を出発する時も鬱病の薬を1錠持って行っていた。(朝1日1錠なので日帰りであれば持っていく必要はない。つ
まり泊まる気満々だったってことだ・・・)

これは結構恥ずかしい事実だ・・・。30歳の底辺クソフリーターが20歳の女子大生とする気満々って・・・

以前僕は別の女の子にインタビューした時(その時は21歳の女子大生・・・やれやれ・・・なんで若い女性ばっかなんだよ・・・)も
『セックスをしたい』という気持ちになったんだけど、その時は事前にほとんどそういうことは考えてなくて現場で衝動的に
「可愛いなあ・・・セックスできたらいいなぁ・・・」と考えていたくらいだったんだけど
今回の場合は事前に計画していたのが怖い・・・。我ながら。


しかも結構前から職場に休みを申請してた・・・・・・


あまり笑える話ではない・・・。自分でも若干引いてる。


この文章は完成した時点で彼女にメールを送ることになっている。(個人情報の確認とか「こういう内容だけど
ブログに載せていいですか?」的な許可を頂くため)彼女はそのメールで初めて、僕の気持ち悪い段取りを
知ることになる。そこでどれだけ彼女が引くのか・・・。まあそれはそれで仕方ない・・・。


新幹線で待ち合わせ場所に向かった。この時点で緊張のあまり何を話せばいいのか、そもそも何が聞きたかったのか
段々分からなくなっていた。数日前まではかなりおもしろいインタビューができる自信があったん
だけどかなり自信を喪失していた・・・。

待ち合わせ場所に到着。僕の服装をDMで送る。彼女から返事が来た。「私はピンクのニットにデニムのスカートです^^」


・・・・・・・ぴぴぴぴぴぴぴぴぴぴピンクのニットじゃと???


・・・・・・・ででででででででででデニムのスカートじゃと???

・・・・・・・なんかそれやばくない???めっちゃ可愛いやつじゃない???

なんかもう怖い。「めっちゃ可愛い子が来たらどうしよう!怖い!」って気持ちと「可愛い子であってくれ!」って気持ちと
「何を期待してるんだ!ブスor普通に決まってるだろ!」って気持ちが混じってる感じ・・・。


ちなみに彼女は以前「最近歌手の○○に似てると言われた」というツイートをしていた。

僕はその歌手を知らなかったので前もってyahooで検索していた。

・・・可愛い・・・。めっちゃ可愛い・・。

ってことがあったので、そこまで変な顔の子が来ないことはわかっていた。(彼女は嘘や盛りツイートをする子には思えなかったので)


僕はわざと待ち合わせ場所から少し離れたところにいて待ち合わせ場所を見ていた。


僕はこういうときに待ち合わせ場所で「発見」されるのがとても怖い。「うわ・・・あれが中村さんか・・・きつ・・・」
って思われるのが本当に怖い。

だから自分から相手を発見して自分から声をかけたいタイプなんだよ・・・。


うわ・・・。ピンクのニットにデニムのスカートって絶対あの子だろ・・・。あの子しかいない・・・。

うわ・・・なんかめっちゃ可愛い感じがする・・・怖い怖い・・・恐る恐る近づいた。


「あの・・・中村です・・・。お忙しいところ本当に申し訳ないです・・・」

うわ・・・・。めちゃくちゃ可愛い・・・。なんじゃこりゃ・・・・。もう嫌だ・・・。可愛すぎる・・・。
例の歌手より可愛いじゃん・・・。もうそういう「想像より可愛いパターン」やめて・・・。心の準備出来てないから・・・。
新手の嫌がらせはやめて・・・。


しかも・・・ちょっと待って・・・。胸でかくない?ちょっとまじで・・・。何カップ?・・・もう嫌だ・・・。ロリ美少女で
巨乳って・・・・。もう怖いです・・・。やめてください・・・。胸のふくらみが尋常じゃない・・・。


もう正直彼女がなんて言ったか覚えてない・・・。「とんでもないです^^全然忙しくないので^^」みたいなことを
おっしゃってた気がする。

彼女の顔を直視できない。僕はただですら人の目を見て話すことができないのに彼女が可愛すぎて怖くて見れない。

自分のブサイクな顔を直視されるのが怖いのかもしれない。

彼女を性的な目で見てしまうことに対する後ろめたさ、さらにそれを彼女から見抜かれるのが怖かったのかもしれない。

「全然私のほう見てくれないんですね(笑)」

近くのファミレスに向かいながら彼女が言う。僕はDMで事前に「人の顔を見て喋れません」と前置きをしていた。


「中村さん、すごいブサイクってわけでもないじゃないですか(笑)」

個人的にこのセリフでHPが40減ったね(笑)

僕は自分の顔は100点満点でいうと、他人には「10点くらいですかね・・・」と言いつつも実際は「20点はあるだろ・・・」
と思っていたので^^;

このセリフは「かなりブサイクだけどめっちゃブサイクってほどでもないよ」というニュアンスが含まれていた。

例えると、ワキガの人に「かなりくさいけど、ウンコよりマシだよ」って言ってる感じかな・・・。

このセリフには自分のささやかなプライドが傷つけられた(笑)

同時に僕は『「自分のことをかなりブサイクって言いながら
実際はブサイクだけどそこまでひどくはない」と思っている』ということが分かった。



ファミレスに到着。お店は混み合っていて、彼女は人と食事をすることに慣れているのかすぐに名簿に名前を書いてくれた。

本名を知るのはマナー違反のような気がしたので、すぐに目をそむけた。


「中村さんって待つの嫌いなんですよね(笑)?」

「え?全然嫌いじゃないですよ。なんでですか^^;?」

「Aさんと食事に行った時のブログで待つのが嫌いって書いてたじゃないですか(笑)」

「あ!書いてましたね^^;でも人気店の行列に並ぶみたいなのは嫌なんですけど、こういうのは全然大丈夫です^^;」

「そうなんですね(笑)」

彼女はツイッターでも散々言ってくれているのだが僕のブログを結構読み込んでくれているありがたい読者なのだ。


初対面の方と行列で待つのはなんだかとても気まずい。今日聞くべきことを頭の中で整理してみる。でもどうもうまくいかない。
何を聞けばいいのか、そもそも何が聞きたかったのか全然わからなくなっていた。数日前まではきちんとまとまっていたはずなのに。

この時点でなんとなく今日のインタビューはうまくいかないような気がしていた。


「『席空いた』って^^」
彼女は笑顔でそう言うと僕の手に軽く触れた・・・。

なにこのプレイ・・・・・・まるで彼氏彼女のような感じ・・・。めっちゃいい・・・めっちゃ気持ちいい・・・。

文章で伝わるかな?この感じ。

めっちゃ笑顔で「『席空いた』って^^」って言ってくれて僕の手か肩を軽く触れてくれる感じ・・・。


あなたは天使なの?30歳クソフリーターの前に現れた天使なの?

そうに違いない・・・。どう考えても天使だろ・・・。人間じゃない。完璧すぎる。

どう考えても僕はこの子と寝るべきだった・・・。セックスするべきだったんだよ・・・(涙)

一生に一度のチャンスだったんだ・・・。



席に座る。向かい合う形になった。

改めて彼女の顔を正面から見る。本当に可愛い顔だ。しかも歯が白い。僕は歯が白いだけでその子のことを好きになってしまう
傾向がある。

ここからのインタビューは記憶がかなり曖昧で順番が前後していることもあると思う。なんとか思い出しながら書く。

「今日はお忙しい中本当にありがとうございます・・・。っていうかマジで本当に可愛いですね・・・」

「いや、そんなことないです^^;」

「Cさんのツイートを改めて読ませて頂いたんですけど、大学生の方なんですよね?」

「そうです。大学2年生です」

「なるほど・・・。学校って楽しいですか?」

「楽しいですよ^^授業は楽しくないですけど友達と話して笑ってるときとかそういう時は楽しいですね」

「なるほど・・・ちなみに最近クラブにはまってらっしゃるんですよね(笑)」

「そうですね(笑)すごく楽しいです。」

「僕も個人的に何度か行ったことがあるんですが・・・僕は性格的に全然楽しめなかったんですけど、何が楽しいんですか?」

「なんか一緒に盛り上がれる友達と行ってお酒飲んだりずっと踊ったりするのが楽しいですね」

「まじっすか・・・」

僕は個人的にはクラブ特有のあの大音量や隣の人の声が全く聞こえずコミュニケーションが成り立たない感じがすごく
苦手だった。

「ちなみに話は変わるんですが前からすごく気になってたんですがCさんって出会い系サイトを使うんですよね?」

「はい^^:たまに使いますね^^;」

「あの・・・なんていうか・・・僕のイメージなんですけど出会い系サイトって男がほとんどで、男は性欲がかなりあるから
そういうサイトを使うメリットはあると思うんですが、女性側にとって出会い系サイトって何のメリットがあるんですか?」

「そうですね・・・メリット・・・」

「僕の中で女性って男性に比べて性欲が少ないというか、特定の異性に対してだけ性欲を感じるというか、そういうイメージが
あったんですよね。なので出会い系サイトで文字だけのやりとりで男性と出会うことに女性側になんのメリットがあるんだろうって
前から思ってたんですよね。男性はある程度の容姿の女性であれば誰でもいいって人が多いと思うんですが・・・」

「う~ん・・・難しいですけどスリルですかね?」

「スリル(笑)?」

「文章のやりとりをするだけで『どんな男性なんだろう?』って楽しい部分もありますし、実際にどんな男性が来るんだろうっていう
スリルもありますし・・・」

「なるほど・・・。いろんな男性とやりとりしたりするのがある種のストレス解消というか、そういう面もあるんですかね」

「たぶんそういうことだと思います・・・」

「ちなみに出会い系サイトでメールのやりとりでは凄い好印象で、でもすごいブサイクが来たらどうするんですか?」

「私は顔は気にしないですね(笑)ブサイクでも全然いいです」

「マジっすか・・・」

「デリヘルの話なんですが、ツイッターによると本指名(一度Cさんと遊んだお客さんが再度Cさんを指名すること。要するに
リピートってこと)のお客さんが多いってことだったんですけど、なんか今日話してみて一瞬で分かりました。顔可愛いし
歯白いし性格良いし・・・そりゃ人気でないわけないですよね・・・」

「いやいやいや^^;」

「デリヘルでブサイクなお客さんとかキモイ人が来たら相当嫌じゃないですか?」

「いや私はそういうキモい人ほど頑張ろうって思いますね。そこまでキモかったら私のことを拒否するはずがないと思うんで、
一生懸命やろうって思いますね。逆にイケメンだったら『私なんかで大丈夫なのかな?』ってちょっと不安になりますね・・・」

「そういう感じなんですね・・・ちなみに嫌なお客さんってどういうお客さんなんですか?」

「強く触ってくる人とか・・・息が臭い人とか・・・そういう人は『もう指名してこないで』って意味でかなり手を抜きますね」

「なるほど・・・そういうことなんですね・・・」

「ちなみに・・・何から何まで聞いちゃって申し訳ないんですけど最近彼氏さんと別れたんですか(苦笑)?」

「別れました^^;」

「なんでなんですか?」

「まず私のほうがあまり彼のことを好きではなくなってきたという点と、彼は性欲が強くて会うたびにセックスを求めてくるん
ですけど、私は特にしたくなかったという点と、私はもっといろんな人と話したり遊んだりしてみたかったんですけど、彼は束縛
が強くて・・・。私が別の男性と話してるのを見るだけでイライラすると言ってきたりして・・・彼はまだ私のことが好きみたい
なんですけど・・・」

「そうだったんですね・・・でもこれでクラブとかで心おきなく気になった人と罪悪感なく遊べますね^^」

「そうですね^^」


インタビューを今まで10回(以前やっていたブログでのインタビューも含めると)くらいさせて頂いて、初めてのことだったんだけど
話すことがなくなってしまった。これは完全に僕に責任がある。なぜかわからないけど、この日の僕はいつも以上にうまく喋れなかった
。最近プライベートでちょっとしたごたごたがあってそれが影響しているのかもしれない。とにかく何を喋ればいいのかわからなく
なって、とても気まずい感じになってしまった。

助け舟を出してくれたのは彼女だった。

「私、中村さんのブログが本当に好きで・・・(笑)」

そう言いながら彼女はiphoneを操作し始めた。

『人と話してる途中にiPhone触るのか・・・なんかさみしいな・・・』と思っていたら
彼女が「これ・・・」と言って彼女のiphoneを差し出してきた。

ん?と思って見てみると驚きの光景が。

なんとiphoneのホーム画面に井脇ノブ子さんのアイコンが・・・。

「え?まじですか?」

なんと彼女はホーム画面に僕のブログのショートカットを作っていたのだ・・・。

「いや・・・ほんと大好きで・・・」

ありがとうとしか言いようがない・・・。

「ありがとうございます(笑)でも女性があまり好むような内容ではないですよね(笑)結構気持ち悪いですよね・・・」

「そのキモいところがいいんですよね(笑)」

「ちなみに具体的にどこが良かったとかありました?」

「Aさんと食事に行った時にどこでご飯食べるか選ぶところとか・・・」

「結構マニアックなところ突いてきますね(笑)」

「(笑)」


やばい。雰囲気は全然悪くないんだけど本当に話すことがなくなってきた。

聞きたい事は山ほどあるはずなんだけど、言葉が出てこない。

彼女とセックスできるかどうかが気になってしまい、不安でインタビューが手についていないのかもしれない。

僕は彼女と話した後、一緒にホテルに行ってセックスをするつもりだったんだけど、正直完全に無理だなと思った。

勇気が出ない。彼女をホテルに誘うなんて100%無理だ。僕にはそんなこと出来ない。

 


なんで出来ないんだろう?

誘うのが怖い?断れるのが怖い?インタビューに無償で協力してくれたこんな可愛い女の子に「寝てください」って言う
罪悪感に耐えられない?勇気がないだけ?自分に自信がないだけ?

わからない。わからないけど僕に彼女を誘うことはできない。

たぶんこれは、勇気と自信とプライドと恥と罪悪感が入り混じった感情だ。


試しに僕は空想で「あの・・・これからどっか行きません・・・?」とCさんに話しかけてみた(空想で)

「え?^^;」と困惑する顔を浮かべるCさん。無理・・・・。僕には誘う勇気もないし断られた後どうリアクションすればいいかも
わからない。

彼女は軽蔑の表情を浮かべるだろう。僕はそれに対してどんな反応をすればいい?「で・・・ですよね~ 冗談冗談!
アメリカンジョークです(笑)」とでも言えばいいのか?

それとも引きつった顔のまま「あ・・・すいません・・・」とでも言えばいいのだろうか。


僕には正解がわからない。


沈黙の気まずさが尋常ではなかったので「もうお腹減ってないですか?大丈夫ですか?」と彼女に聞いた。

「大丈夫です^^」と彼女は答えた。

「じゃ行きますか・・・」

会計も混み合っていて、すぐには出られない。会計待ちの時間も気まずい。

自分からインタビューに誘っといて全然彼女を楽しませられないまま終わってしまった罪悪感。

彼女から「せっかく来てやったのに全然つまんねーな。こいつ。だから彼女も出来ないしセックスもできないんだよ」って
思われてるようで怖い。

「Cさんとセックス出来ない」という事実が僕の心に重く響く。

僕はこれから東京に帰るんだな・・・というむなしい気持ち。
明日休みをとってあることが頭をよぎる。あわれな僕。

店を出る。「ごちそうさまでした^^」と笑顔で言ってくれる。なんて礼儀正しい子なんだろう。

僕らは駅に向かって歩いた。

「帰りたくない!」という気持ちと「帰りたい!」という気持ちが心の中で浮かんでは消え浮かんでは消える。


やだ!帰りたくない!さみしい!(きもい)


最低なこと言っていいですか?

30歳のいい大人が20歳の女子大生に言うことでは絶対にないけど、
心の底で「・・・Cさん・・・誘ってください・・・」って思ってましたm(_ _)m

Cさん誘って!お願い!Cさん!


最低ですよ・・・僕は・・・。本当に最低な人間です。生まれてこないほうがよかったんです。そんなことわかってます。

でも生まれてしまったんですよ・・・。でも自殺するのは怖い。ひょっとしたら僕にも幸せになれるチャンスがあるんじゃないかって
気持もある。だからまあ生きるしかない・・・。っていうか生きたいんだよ。生きて幸せになりたいんだよ。

「Cさんは何線で帰るんですか?」

「私は○○線です」

「そうなんですね・・・」

たぶん僕は「この人、私と寝たいんだろうな。気持ち悪・・・」っていう視線から解放されたかったんだと思う。

書くのを忘れていたけど、実はCさんはツイッターでデリヘルをやっていることを公言しているだけあって、男性陣からの
リプライがかなり多いのだ。ほぼすべての男性があわよくば「Cさんとセックスしたい」と考えている。

僕はその男性陣に嫌悪感を感じていた。彼らがものすごく汚い人間のように思えたのだ。

でも実際にやっていることは彼らと何も変わらない。むしろ彼らは「寝たい」という気持ちをリプライで前面に押し出しているから、
僕よりマシなのかもしれない。僕はと言えば「インタビューをしたい」と言いつつも(もちろん、人の話を聞くのが昔から病的に好きで
本当にCさんから話を伺ってみたい気持ちはあった)実際はセックスのことばかり考えていて、僕のほうが汚い人間だったのかも
しれない。


僕はCさんに「僕をそういう汚い男性達と一緒だと思わないでくれ。僕と彼らは全然違う生き物なんだ。僕はあなたにセックスを
求めるような汚い人間ではないんだよ」ということを言いたかったのかもしれない。それを行為や言動で
示したかったのかもしれない。僕の純粋さ、潔白を証明したかったのかもしれない。
「セックスしてください」とCさんに言わないことで。


『僕は純粋な人間です』という証明を彼女にしたかったんだろうか?それとも僕自身にしたかったんだろうか?

今となってはわからない。

でもまあとにかくはっきりしていることは、僕は自分から彼女にセックスをお願いする勇気がなかったということだ。

ビビってしまったのだ・・・。

断られるのが怖くて。傷つきたくなくて。僕のささやかなプライドや自信が音を立てて崩れるのを防ぐために。

僕らは駅についた。

「本当に今日はお忙しいところありがとうございました。楽しかったです」

「私も楽しかったです。ありがとうございました!」

僕らはすごくあっさりと別れた。信じられないくらいあっさりと。

ああ・・・本当に終わってしまうんだと思った(一つの恋が終わったみたいな書き方だけど
まだ会って1時間半ぐらいしか経ってない(笑))


これで終わりなんて本当にやだ・・・。

Cさん戻ってきて!やめて!これで終わりなんてやだよ!嘘でしょ?冗談だよね・・・?

戻ってくるんでしょ?別れる時のCさんの顔は少し寂しそうにも見えた。

「本当に私たちこれで終わりなの?やだよ・・・中村行かないで・・・」って顔にも見えなくなかった。(これはさすがにギャグです)

 


「・・・って帰るか!まだ会ってから1時間ちょいしか経っとらんわい!」っていう若干サブめのノリツッコミとともに
戻ってくるんだよね・・・?違うの?

・・・Cさん?・・・Cさん?・・・

僕は新幹線のチケット売り場の長蛇の列に並びながらCさんが戻ってくるのをマジで待っていた。

そしてCさんからツイッターのDMが来ないか、3秒に一回くらい更新ボタンを押していた・・・。

「まだ新幹線乗ってませんか?」こんなDMが来るのをひたすら待っていた。


みなさん・・・こんな30歳の男もいるんですよ?

自分からセックスに誘う勇気もなく10歳も年下の20歳の女子大生から誘われ待ちをしている情けない30歳の男がいるんです。

フィクションじゃないですよ。実話ですよ。実在する男です。っていうか僕です。


新幹線に乗った。

 

 

 

 

 

 

 


2人で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


嘘。1人で。

 


まじめな話、僕ら非モテは甘えてるんじゃないだろうか?他人に対して。社会に対して。自分に対して。

自分が何もしなくても相手が何かをしてくれる、社会が何かをしてくれる、

こんな自分を周りが放っておくはずがない。

最終的には誰かが僕を助けてくれるはず・・・という根拠のない思い込み。

いや満更根拠がないわけではない。

子供の頃は親が助けてくれた。あるいは先生や友人、周りの大人が助けてくれた。だけど、僕らはもう子供じゃない。

大人なんだ。大人になると誰も助けてくれない。正確に言うと「助ける側にメリットがない限り誰も他人を助けない」のだ。

それは当然のことだ。社会はそんな風に成り立ってる。

新幹線が品川駅についた。

ホームに降りた僕はいつもと変わらない僕だった。

何も成長していないいつもと同じ僕だった。


これから僕はどうやって生きていけばいいんだろう?

品川駅のホームで僕はそんなことをずっと考えていた。

 


 

 

後日。


僕は上記の文章を彼女に送った。


それに対する彼女の反応。


一切文章を変えずそのまま掲載させて頂く。


『読みました!直してほしいところはないのでこのままでも大丈夫です^^

読んで思ったこととか伝えたいんで、まとまったらまた後でメッセージ送りますね!』


僕は今まで何度もインタビューをしてきたけど文章を送った後で
「読んで思ったことを伝えたい」と言ってくれたのは彼女が初めてだ。

なんていう子なんだろう。

僕はもう彼女のことを好きになりかけていた。


そして数時間後に届いたメッセージ。

『ブログの内容読んでそこまで引いたりはしませんでしたよ。
性的な目で見られるのはそこまで嫌じゃないんで。
セックスしたいって思ってたことには少しびっくりしましたけど笑


まず、ぴぴぴぴぴとでででででのところで笑いました。そんな風に思ったんですね笑

わたしの言った「すごいブサイクってわけでもないじゃないですか」には、アイコンがブサイクだったから同じくらいの人を
想像してたけど全然ブサイクじゃないって意味があったんですよ。(意味変わらない?笑)
ツイッターみてると結構なブサイクな人なのかなーと思っていたので。ギャップがすごかったです。


会ってすぐはたぶん中村さんが思ってる以上にびっくりしてました。
けどめちゃくちゃイケメンではない30歳?の人になんて言えばいいのか、
「好青年って感じですね」っていうのもおかしいし、、って色々考えてました。

話すことがなくなって気まずくなったって書かれてましたが、
わたしは全くそんな事思いませんでしたよ?ずーっと話してなきゃいけないとも思ってないし、
あれは沈黙というより「居心地のいい間」って感じてました。
だからお店出る感じになったときに、「もう出るのかー」って思いました。
もっと話してたいなとも思いました。

中村さんがツイッターで「僕は面白いし人の話を聞くのが上手い」と言っていたのも、納得でした。


改札の前で中村さんの方から先に「今日はありがとうございました」って言われたときは
「もう用は終わりました」って言われたような気持ちでした。

わたしも中村さんが追いかけてくるのとか笑、メッセージがくるのとかちょっと待ってるところもありました。
セックスのところまでは考えてなかったですけど笑


ここからは上から目線な感じになっちゃいますけど思った事を書きます。
中村さんは自分の見た目にすごく自信がないようですけど、もうちょっと自信もっていいと思います。

自分を低評価しすぎです。(ここからさらに上から目線なプラスαになりますが)
見た目をちょっといじればモテになれる要素も持ってると感じました。例えば、髪をセットするとか、
服を頑張ってオシャレなものにしてみるとか。


あと、歯を見せるくらいに笑えるとすごくいいと思います。
(わたしには分からない中村さんにとっての問題があるのかもしれませんが、、、)

もちろんそのままでも隣を歩きたくないなんて思わないです。


でもそういうちょっと自分に手をかけてるかというところが、モテと非モテを分けるラインなのかなと思います。
わたしの元カレがいい例です。髪の毛と服を変えただけでガラッと雰囲気変わりました。

中村さんがモテを目指してないのならこの話は流してくださいね。


長文になってすみません、きもちわるいですよね笑
一番伝えたいのは、本当に楽しかったって事です。
あ、あとわたしがめちゃ可愛いみたいに書いてくれてありがとうございました!嬉しかったです^^

もしまたこちらに来ることがあったらお話したいです。
自分のことを隠し事なく喋れて、ちゃんと聞いてくれる人なんていないので笑

明日から仕事がんばってください!』


僕はこのメッセージを職場の休み時間に受け取った。

何度も何度も読み返した。

天使ってほんとにいるんだって思った。

僕はCさんに恋をしかけていた。というかすでに恋をしていた。

僕の返信内容。

『大好きです。』


『なんでそんなに人間が出来てるんですか?

もう大好き過ぎます。

可愛くて性格が良くて本当に大好きです。

この感想は僕の宝物です。何度も何度も読み返します。

本当にありがとうございましたm(__)m

もし、またそちらに行くことがあったら、そのときは超絶濃厚なセックスを期待してます(笑)

ちなみに、この感想もブログに載っけてもいいですか?まずいですかね??』


『喜んで(?)もらえて良かったです笑

セックスの期待はほどほどにしといてくださいね笑

ブログに載せても大丈夫ですよー^^』

 


『ありがとうございます!

Cさんから認めれるようなちゃんとした人間になれるよう頑張ります^ ^

本当にありがとう!』


『ちなみにCさんの本音を聞きたいんですが^ ^

僕がCさんにマジで『セックスさせて下さい!』って言うことは100%無いので安心して欲しいんですが、

仮に僕がそう言った場合させてくれます??どうしてもしたいんです!と言った場合。

実際にやることは100%無いので安心してください。

僕は単純に女性心理というか一人の人間として、Cさんの本音が聞きたいだけです^ ^

うざい質問申し訳ないm(__)m

もうそろそろ終わりにするのでm(__)m』


『どうしてもと言われたらすると思います。
もともとそういうことに抵抗はない部類の人間ですので。


そこらへんの軽い気持ちでやらせて~って言う人とは違うじゃないですか、中村さんって。
そういうのもあってするんじゃないかと思います。

質問うざくないですよ^^』


こんなこと言ってくれる美少女が世の中に存在するんだよ。

天使って本当にいるんだよ。

『何から何までありがとう。
大好きです。

お互い残りの人生頑張りましょうね^ ^

また機会があったらお会いできる日を楽しみにしております。

本当にありがとうございましたm(__)m』


僕らのやりとりはこうして終わった。

いつか全員が幸せになれたらいいね・・・。

ではまた・・・。