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傾向

28歳ブサイク。彼女いない歴=年齢。将来どうすればいいのかわからない... ツイッターアカウントはこちら@udon_zuruzuru

インタビュー1  『今までとこれから』 男子大学生(21歳)

先日、生まれて始めて、インタビューをさせて頂いた。

一度もお会いしたことの無い方、twitterやブログ上でしか、やりとりしたことの無い方
に「インタビューさせてください」と言うのは、ある種の狂気だと思う。
自分でも自覚はある。


でも、僕はどうしても知りたかった。人が何に悩んで、何に苦しんで、
何に希望を見出しているのか。


そして、将来、何がしたいと思っているのか。


それが知りたくてたまらなかった。


実際に、Aさん(男子大学生)とお会いして頂いて、とてもおもしろかったし、
勉強になったし、何より『刺激』になった。


毎日、仕事に行って帰っての繰り返しだと、刺激を受ける機会なんて無い。


いつも会う人は一緒だから。


いつもの同僚、いつもの上司。たわいない世間話。


風景は何も変わらない。


だけど、知らない方、普段の生活では接点の無い方と
お会いして話をすると、世界が変わることがある。彼らが、別の世界や
別の考え方があることを教えてくれる。彼らとしては、それを教えるために、
僕と話をしているわけじゃないけど、結果的に、
彼らと話すことによって、僕は僕の中に新しい世界が出来たことに気づく。

それがすごく、意味のあることだと思えるのだ。

 

でも聞いた話を文章としてまとめてみて、思ったんだけど、難しいですね・・・。

いろいろとおもしろいことを喋ってくれて、興味深い内容だったのに、
それを僕がまとめちゃうと、あまりおもしろくなくなってしまった(涙)


もっとおもしろく書けるはずだったのに・・・実力不足ですね。
悔しいですけど、仕方無い・・・。

 

興味がある方は読んでください。特に得るものは何も無いと思うんですが
次回からはもっとうまく、そのときの空気感を伝えられるようになりたいです。

 

 

さて、昨日の話。(この文章を書いてる時点では昨日だけど、ブログにUPするときは
もう昨日じゃなくなってるはず 5月下旬にインタビューさせて頂いた。)

 

なぜ、彼をインタビューできる事になったのか?
経緯は非常に興味深くおもしろいのだが、残念ながら省略させて頂く。
個人情報やプライバシーに触れてしまうので・・・。

 

夜、渋谷で待ち合わせた。twitterのDMで待ち合わせ。
すごい緊張。ドキドキドキ・・・・・。

普段、ネットでしかやりとりをしていない方と
実際にお会いするのは、すごく恐い・・・。
(男性同士で会うのも恐いんだから、男女で会うとき、女性側はどれぐらい恐いん
だろうね・・・)


「今どちらにいらっしゃいますか?」彼からDMが来る。

ドキドキドキドキ。

「○○にいます。服装は~~です」と返信する。


「了解しました!今向かいます!僕の服装は~~です」

 

すごく恥ずかしい。恐い。何が恐いんだろう?人と会うだけじゃないか。

だけど、恐い。全く知らない人と渋谷で会う、ってことがとても恐しいことのように
思える。(今まで何度かあるんですけどね)


顔や喋り方、挙動不審な所を笑われそうで恐い。


そして、僕が言えることではないが、もし、Aさんがめちゃめちゃ変わってる方
(話しづらい方)だったらどうしよう、という不安もある・・・・。

全然おもしろくなくて(失礼かよ)、話が合わなかったらどうしようという不安感に
襲われる。


僕は、無事、家に帰れるのだろうか・・・。

 

DMで「了解です!なんか、めちゃくちゃ恥ずかしいですね^^;」と送る。


「全然気にされずにw どちらにいますか?」


さりげなく「w」をつけてくださるのが優しい。


ドキドキしながら待ってると、
目の前に、1人の男性が現れた。


会った瞬間、何を話したかほとんど覚えてなくて、おそらく
「あ!ど・・・ど・・・ど、どうも!な・・中村です!○○さんですか?」
みたいなことを言ったと思う・・・。気持ちわる・・・。
挙動不審を爆発させてしまった。完全に目が泳いでたと思う(苦笑)


「この辺・・・どこかに喫茶店ありますかね?・・・」と僕。

「じゃあ、~~に行きましょうか?」と挙動不審でテンパッてる僕を
爽やかにリードしてくれる。


話は少し変わるんですけど
「物事を決めてくれる人」っていいですね。押し付けがましくなく、
迷ってて決めづらいことを決めてくれる人。居酒屋で注文決めてくれる人とか、
数ある喫茶店の中でどこに行くかを選んでくれるとか・・・ありがたいっす。


話を戻す。


彼はイケメンだ。正直、うらやましい。女性にモテそう。
清潔感もあるし。第一印象で女性に嫌悪感を持たれることはなさそう。うらやましい。


喫茶店に向かう途中、並んで歩きながらそんなことを考えてた。


歩きながら話しかける。


「いつからナンパを始められたんですか?」


そう、彼はナンパ師なのだ。

 

喫茶店に到着。平日の夜なので(?)空いている。

 

久々の喫茶店。元ひきこもりの僕は、飲み物を頼むことすら、
若干、緊張してしまう。(さすがに1人で喫茶店に来るときは緊張しないですけど
。誰かと一緒に来ると、緊張する)


彼はアイスコーヒーを、僕はアイスティーを注文。


彼は財布を取り出してお金を払おうとした。

「僕が誘ったんで大丈夫です^^」と言うが、彼はそれでも自分で払おうとする。
礼儀正しい方だ。最後には折れてくれた。


ひきこもってた期間もそこそこあるし(半年くらいかな?正確には覚えてない)
日常生活において、誰かと遊んだりすることが全く無いので、喫茶店での
「正しい振る舞い」が全然分からない。


飲み物をカウンターで受け取って、席に向かう。そこそこ空いていたが、
どこに座ればいいのか分からない。

たくさんある席の中で、どこに座るのが『正解』なのか分からない・・・・。
(1人の時は、さすがに、悩まずに適当に決めますけどね・・・)


「じゃあ、あそこに座りましょうか?」と彼が決めてくれる。

こういうちょっとしたことを決めてくれるかどうかって、人間として、
すごく重要だと思うんだよなぁ・・・。


ちなみに「奥に座るのか、手前に座るのか」問題もよくわからない。

「奥が良いとされているので目上の人に奥を譲るべき」みたいなことを聞いたこと
があるけど、よくわからない・・・・。なんで奥がいいんだろう・・・

上座とかそういうこと?
常識とかマナーって、よくわからん・・・。


誘導して頂いて、僕が奥に座る。


向き合うと、すごく恥ずかしい。。(一応、言っておくけど、僕、ゲイじゃないです
よ(苦笑)単に挙動不審なだけだから)


何を喋ればいいのか急に分からなくなる。

聞きたいことは
たくさんあったはずなのに、喫茶店に向かう道中やドリンクが出来るまでの間に
いろいろ聞いたせいで
「あれ?聞きたいこと全部聞いちゃった?もう話題無くなった?
やばいやばい。自分から誘っといて、これはやばいだろ」って気持ちになる。


とりあえず、落ち着こう・・・。冷静になって、聞きたいことを聞こう。


当然、彼に聞きたいことは、山のようにあった。

 

「えっと・・・まず・・・ナンパっていつから始めたんですか?」


「今年の1月か2月ですね・・・」


「へ~ きっかけは?」


「知り合いがナンパをやってて、その人にすすめられて・・・」

これに関しても本当はいろいろと興味深いエピソードがあるのだが、
プライバシーや特定を防ぐために、内容を書くことが出来ない

特定されたら、本当に申し訳ないので。
そんな状況でも、インタビューを受けてくださった彼の懐の深さに感謝してる。


「へ~ ちなみに、成績というか、ナンパの結果はどんな感じなんですか?」

「そうですね・・・ぶっちゃけ・・・地蔵ですね(苦笑)・・・」
(地蔵というのは、恐くて女性に声をかけることができず、お地蔵さんのように、
道で立っているだけの状態を指す)


「それは声をかけるのが恐いってことですか?」


「う~ん、そうですね・・・」


「今まで一番うまくいった例はどんな感じなんですか?」

「そうですね・・・今年から始めたばかりで、まだそんなにやってないんで、
なんともいえないですけど、声かけ自体、片手で数えられるほどしか出来て無いので
・・・・1度、道聞きしたぐらいですかね」(道聞き、というのは、道に迷っている
わけではないのだが、女性と話すためのきっかけとして、綺麗な女性に道を聞いて、
そこからコミュニケーションを図ろうとする手法のことかと思われる)

「そのときは、どうだったんですか?」

「女性に道を聞いて・・・それで終わりですね。
 話せたことに満足しちゃった感じですね(苦笑)・・・」


「なるほど・・・女性に声をかけるのは恐いですよね・・・。」


「そうですね・・・・。」


彼は1人じゃなく、知り合いと2人でナンパに挑戦したこともあるそうだ。
2人でナンパをするときは、一緒に街を歩いて、気になる女性が
いたら、1人が声をかける、というシステムらしい。


2人でやってるときは、声をかけて無視されても傷つかないそうだ。


「なんで2人でしてるときは、傷つかないんですか?」


「たぶん、戻ってくる場所があるからだと思います(笑)声かけに行くときも
『行ってきます^^』みたいな感じだし、無視されても1人だと気まずいですけど、
2人なら戻る場所があって『おかえり~^^』みたいな感じですから(笑)」


なるほど・・・・。


「地蔵状態を抜け出すために、今後はどうするんですか?」


「今度、知り合いと一緒にやるんです。僕を鍛えてくれるらしいので(笑)
そこで頑張ります^^」


「ちなみに、ナンパをする目的というか、モチベーションって何なんですか?
セックスしたいとか?でも、普通に考えると、Aさんはイケメンだし、大学とかで
普通に彼女出来そうですけどね?あえて、つくらないんですか?」


「そうですね・・・。何のためにやってるんだろう・・・・・。何のためなんだろう
・・・。彼女は3年くらいいないですね・・・。なんか、たいして
好きじゃない女の子と一緒にいる時間が無駄に思えて仕方無いんですよね(笑)

・・・ナンパする理由は、いろんな子とセックスしたいからかな・・・」

ナンパをする理由に関しては、彼自身、まだ把握できていないように思えた。
(「なにか新しいことをする時にその目的や理由を把握してないと
いけない」ことは一切無いと思うので、理由がわからないことは
全然良いと思うし、すごく自然で好感が持てた。
スラスラと理由を語られるのも嘘くさいですしね・・・。)

 

「でも、セックスだけだと、風俗に行けば、簡単に出来ますよね?ナンパ
って連絡先交換して、後日、日程を調整して、ご飯一緒に行ってホテル行くから、
風俗行くよりお金かかりません?
やはり、それは『狩り』っていうか、お金払ってセックスするのは簡単過ぎて
おもしろくなくて、声をかけて、その子と仲良くなれるかどうかのスリルとか、
仲良くなるまでの過程がおもしろいから・・・ってことですかね?」


「う~ん・・そうかもしれないですね・・・・・・」


僕は、彼がなぜナンパをしているのか、ナンパに何を求めているのかにも、
興味はあったんだけど、一番興味があったのは
彼が「将来、何をしたい」のかだった。

 

「話変わっちゃうんですけど、大学卒業した後、~~に就職したい、とか
 行きたい業界とか興味ある業界ってあるんですか?」


「う~ん・・・・そうですね・・・。特に無いんですよね^^;
どちらかというと『大学卒業しました→就職しましょう』みたいな空気には
逆らいたいほうかもしれないですね・・・」


「なんていうか、僕は『そのとき自分がやりたいことをやる』っていう生き方
以外は出来ないかもしれないですね・・・・。お金とか地位とかじゃなくて、
自分がワクワクすること、そのワクワク感みたいなものが無いと
つまんないじゃないですか?僕、飽き性ですし・・・。

そういうのが無いと、仕事なんてつまらないし、すぐ辞めちゃうと思うんですよね。

だから、行きたい業界とかは、特にこれっていうのは無いですね」


彼が言いたいことは非常によく理解出来たし、正直、かっこいいと思った。

殴られたような気持ちだった。何か重要なことに気づかされたような気持ち。


どうしても僕らは「大学卒業=新卒で就職」と反射的に考えてしまう。

そこから外れた人を馬鹿にしたり負け組だと嘲笑ったりする。


でも、彼が言うように「自分に正直に、興味がある仕事に就いて、
興味が無くなったら辞めて、また別の仕事を・・・」というのも一つの生き方
のように思えた。(興味あることが無い人はどうすればいいんだ・・・って
問題はあるんだけど^^;)


彼のようにかっこよくて、頭の良さそうな大学生に言われると、非常に
説得力がある・・・。


今までバイト先で会った大学生は基本的に「就活バリバリやってます。いい会社に
入りたいっす」系か「就職とかクソだり~けど、親もうるさいし自分も
不安だから嫌々やってます」系の人達だった。


いや、どれが正しいとか無くて、たぶん、どれも正しいんだけど、主体的に
道を選んでいる彼がかっこいいと思えるし、少なくとも嫌々やってる人よりは、
幸せになりそうな確率が高い気がする・・・・。


しかも、彼の場合は、文章でニュアンスや雰囲気を伝えられなくて
申し訳ないのだが「就職から逃げた」という印象は全く無くて、単純に
「就職活動、新卒というシステムに価値や意味を見出せない。
価値や意味を見出せないことは、したくない」という、
芯が通った感じなんですよ。


自分で考えたうえで「NO」という結論を出した感じ。


何も考えずに、なんとなくで動いている僕とは、何かが違うと思った。


「今もバイトやってるんですけど、それが楽しいから、そこの社員になろうかな、と
考えています」


「まじっすか・・・なるほど・・・・ちなみに、個人情報とかプライバシーも
あると思うんで、具体的な店の名前とかは言わなくていいですけど、何系の
バイトなんですか?」


「飲食系ですね」(実際は、彼はお店の名前などをきちんと教えてくれた)


「飲食ですか・・・・・。すごいっすね。僕、飲食のバイトする人、尊敬
しますよ・・・・。めちゃくちゃ忙しいだろうし、大変だろうし」


「僕、暇な仕事より忙しいほうが好きなんですよね・・・。時間過ぎるのが
早いし、やるときに集中してやる仕事のほうが好きなんですよ^^」


よく考えたら、僕は今まで「働くことを楽しい」と感じたことは1度も無かった。

僕にとって「働くこと」は「お金をもらうために我慢してやるもの」みたいな
意味合いが強かった。1時間我慢したから、我慢料=時給をもらうみたいなね。
(わりと、そういう人が多いのかもしれない)


しかし、若干21歳の彼は、今のアルバイトを楽しいと言うし、
前やってたバイトも楽しかったと言う。なぜ、僕らはこうも違うんだろう。


「・・・ちなみに・・・今の仕事は、どんなところが楽しいんですか・・・・?」


「そうですね・・・。今の仕事は、お店が新しくオープンして、いろんなものを
0から創りあげて、それが軌道に乗るまでを自分で体験できるし、そういうのを
前から、経験したり見たいと思ってたので・・・。楽しいですね」


???


僕は今まで「飲食店で働いて、お店のオープンから、それを軌道に乗せて、
お客さんが入るまでの過程を見たい」と思ったことは一度も無かった。

おそらく、これからも無いだろう。

僕にとっては、正直、全く興味の無い世界だ。
興味が無いというか、僕にとっては、全くの別世界だ。

「パン職人になりたい」とか「ソムリエになりたい」とか「ホームセンターで
働きたい」とか、それと同じぐらい、僕にとっては、別世界の話のように思えてくる。


『自分が全く想像もしたことない分野、一切興味を持っていなかった分野に
「興味を持っている人がいる」』という事実は非常に興味深く思えた。


「ちなみに、前はどんなお仕事をされてたんですか?」


「飲食系ですね」


「じゃあ、Aさんは飲食系がお好きなんですね・・・。今までのアルバイトが
全て飲食系ってことは、それに興味があるってことですよね?」


「そうですね・・・・・自分では飲食に興味があるつもりはなかったんですけど、
言われてみれば、確かにそうかもしれないですね・・・」


「前のアルバイトは、どんなことをしていたんですか?」

「そうですね・・・飲食店だったんですけど、ホールとか注文とか、お店のことを
全部任されてましたね」


すげえよ・・・。

飲食店でバリバリ働ける人って、どんな仕事やらせても出来る気がする・・・・

俺、絶対無理だよ。覚えること多いだろうし、速く動かなくちゃいけないだろうし、
1日で辞める気がする・・・。

飲食店って、生きることにおいて、かなり『重要な要素』が含まれてる気がするよ・・。

 

「すごいですね・・・・」


「いやいや^^;で、今回は、ホールとかじゃなくて、
店の経営的な部分というか。立ち上げとか、そういう部分を勉強して
みたいんですよね・・・」

 

僕は軽い衝撃のようなものを感じていた。


「好きなこと、ワクワクすることだけやりたい」と言って、それを実際に行動に
移している21歳。大学生。彼は人生を非常に楽しんでいるように思えた。


「好きなことがやりたい」と言いつつ「なにが好きなのか分からない」
「どの仕事もつまらない だるい」と現状に不満を言うだけの28歳。
その場しのぎで、生活費が稼げる仕事に自分の時間を切り売りする28歳。
僕は生きてても不安ばかりで、あまり楽しくない。


一体、何が違うんだろう。

僕もかつては21歳だった。僕はそのとき、何をしていただろう・・・・。

実家でひきこもってたよ・・・。

 

彼が興味を持っているのは経営というかコンサルタントというか、俯瞰的な
視野で、仕事を捉えている気がした。


僕は自ら進んで歯車の一部になろうとしていて、それにすら、なりきれていないような
状況。


「そろそろ閉店になります^^ご協力お願いします^^」と
女性店員(すごく綺麗)が、僕らや、ほかのお客さん達に、閉店を告げにきた。

正直、もっと話したかった。話したいことはたくさんあった。
時計を見ると、話し始めてから2時間たっていた。
もうそんなにたってしまったのか?あっという間だった・・・。

もともと15分~30分とか言ってたくせに・・・。申し訳ない(苦笑)


彼は、自分のトレイを
返却スペースに持って行き、素敵な笑顔で「ご馳走様でした^^」と女性店員に言った。

聞いてる僕まで気持ちよくなってしまうような清々しさだった。

彼女は洗い物をしていたが、彼のほうを見て
「ありがとうございました^^」と言った。

僕も「ありがとうございました」と店員さんに言って、トレイを置いた。
彼女は優しくて、僕にも「ありがとうございました^^」と言ってくれた。


喫茶店を出た。


「渋谷駅から帰ります?」


「そうですね^^」


「駅まで一緒に行っていいですか?」

「もちろんいいですよ^^」


「なんていうか、その場その場でやりたいことをやってるだけとおっしゃってましたが、
Aさんは、経営とかに興味を持ってらっしゃるから、コンサルタントというか、
そういう経営の知識もつきそうだから、絶対無駄にならないし、立ち上げを見れるって
なかなか出来ない経験ですよね・・・。そもそも、飲食店で働いてる人がみんな、
そういうのを見たいわけじゃないだろうし。単に、バイトとして、自分の仕事だけ
やってればいいやって思う人も多いだろうし・・・」


「まぁ、そうかもしれませんね^^;」


「すごいっすね・・・うらやましい・・・・・。」


僕らはセンター街を渋谷駅に向かって歩いた。


僕はかつて、渋谷や新宿で何人かのナンパ師の方にお会いして頂いた。

彼らにもいろんな話をきかせて頂いた。

ナンパ師の方の中には悪い方もいるんだろうが、僕がお会いした方々は
みなさん、素晴らしい方だった。正直、人間としても、尊敬出来る方ばかりだった
(一度お会いしただけで尊敬しちゃうっていうのも、どうかと思うけどね^^;)

それぐらい、良い方達だった。


センター街に来ると、そんな日々のことを思い出す。

 

「Aさんもはやく、ナンパでうまくいくといいですね」と僕は言った。

「そうですね(笑)」と彼は言った。


スクランブル交差点で僕らは信号が青に変わるのを待っている。

不思議な関係だ。twitterが無ければ、僕らは出会うことすら無かっただろう。


「どんな方が来るか不安でしたが、会ってみてよかったです^^楽しかったです^^」と
彼は言ってくれた。


嬉しかった。

渋谷駅で彼と別れた。

仕事、過去の自分、これからの自分、いろんな想いが脳裏を
よぎって、そして消えていった。

すれ違う人は、みんな、はっきりとした意志を持っているように見える。


僕は、これからどうなるんだろう・・・・。


Aさん、本当にありがとうございました。