傾向

28歳ブサイク。彼女いない歴=年齢。将来どうすればいいのかわからない... ツイッターアカウントはこちら@udon_zuruzuru

なぜ僕らはモテないのか

【なぜ僕らはモテないのか】


それがこの文章のテーマだ。


なぜ僕はモテないのか。


なぜ30年間生きてきて彼女が一度も出来ないのか。

 

なぜ女性と深い関係になれないのか。

 

なぜ女性から全く興味を持たれないのか。

 

理由は分かってる。すごくすごく単純な理由だ。

小学生でもわかるような理由だ。

 

よく女子同士の会話で

「◯◯ちゃんってなんで彼氏が出来ないんだろう?」

「不思議〜!」

「可愛いし性格も良いのに〜」

「だよね〜 なんでだろ〜?」

みたいなやりとりを聞くことがある。

理由は簡単だ。

可愛くないから。

もしくは性格が良くないからだ。

 

性欲旺盛な男性という気持ち悪い生き物が存在するこの世界において、
女性に生まれながら「彼氏ができない」のは

「可愛くない」か「性格が良くない」かのどちらかだと思う。

あるいは「彼氏が欲しくない」か。

それ以外に考えられない。あとは...めっちゃ臭いとか...

 

いや...こんな話がしたかったんじゃない。

「なぜ僕らはモテないのか?」について話したかったのだ。

ここで言う「僕ら」とは
「僕を含め世の中にたくさんいるモテない男達」のことだ。
いわゆる非モテ

 

僕は今まで彼女が出来たことがない。女性と付き合ったことがない。
もちろん告白されたこともない。告白したこともない。
「もう少しで付き合えそうだった」みたいな惜しい経験も全くない。

とにかく女性から興味を持たれない。
一切モテない。
女性から異性として見てもらえない。

そういう男性は僕以外にもたくさんいると思う。

 

僕は性格は良い。(と思う)
優しいし、人を傷つけるようなことも言わない。
悪口も言わないし、人に暴力をふるったことも無い。

集団において、あまり嫌われるタイプではない。
むしろ「無害な人」として「好かれるタイプ」だと思う。

ただ全くモテない。
人としては好かれるけど、異性としては好かれない。

モテない理由は全部わかってる。そんなの簡単だ。
誰でもわかる。小学生でもわかる。

 

モテる要素がないのだ。モテる要素がない。

 

僕は「僕がモテない理由は3つある」と思ってる。

1つめは「顔がブサイク」だから。

2つめは「消極的」だから。

3つめは「フリーターで低学歴で貧乏」だから。

 

今この文章を書きながら、
重要な「4つめの理由」に気がついた。

4つめは「モテない理由」というより「彼女ができない理由」なのだが...

それは「本当は彼女が欲しくないから」だ。

なぜかというと...「彼女をつくるのが怖いから」だ。女性と付き合うのが怖い。
女性と向き合うのが怖い。女性と彼氏彼女の関係になるのが怖い。

これについては後程詳しく書きたい。

とりあえず「なぜ僕がモテないのか」について自分なりの分析がしたい。
それを皆さんに読んで頂いて、分析が妥当なのか間違っているのか

ご意見を頂ければ幸いである。

自分ではこの分析はかなり妥当で的を得ていると思ってる。

そして、彼女をつくるには今後どうすればいいのか、
それについて自分なりに思っていることを書きたい。

文章が長くなるかもしれないけどお付き合い頂けると幸いである。

 

まずは僕がモテない理由の1つ目...「顔」だ。

顔。

顔。

顔ってモテるためにとても重要なパーツだと思う。

先日知り合いの女の子が名言を言っていた。

「顔がある程度良くないと性格に興味が持てない」

............

これは本当にその通りだと思う。めちゃくちゃ同意した。

たしかに今まで「自分が好きになった女性」を振り返ってみると

みんな綺麗な女性だった。僕はストライクゾーンが広いと言われることが多いので、
彼女達が世間一般的に「綺麗なのかどうか」はわからない。

しかし少なくとも僕は綺麗だと思った。

僕らはなぜか「綺麗な顔」を見ると

「その人に対して興味を持つ」傾向にあるみたいだ。

街や職場で綺麗な女性を見た時、その子の名前や趣味、

価値観などが気になってしまう。
「どんな子なんだろう?」「どんな本を読むんだろう?」そんな興味を抱いてしまう。

街でブスやブサイクを見て興味を持ったことはあるだろうか?

僕はない。例えば職場にブスな女性がいたとして、その子に一目惚れしたり、

興味を持ってしまったり、ということがあるだろうか?
僕はない。

 

なぜか僕ら人間は「ブスやブサイクを見ても興味が持てない構造」になっている。

なぜかはわからない。でも現実的にそうなっている。

ある実験で生後間もない赤ちゃんに「綺麗な女性の写真」と

「そうではない女性の写真」を見せたところ「綺麗な女性の写真」を

ずっとずっと見ていたらしい。ずっとずっと。

やはり僕ら人間は本能的に綺麗な顔を好む傾向にあるようだ。

人類はみんな面食いなのだ。

つまり僕らブサイクは恋愛において圧倒的に不利なのだ。

外見では絶対に興味を持たれない。

つまり、内面の良さ...性格がおもしろいとか、めちゃくちゃ優しいとか、

美味しい料理が作れるとか、めっちゃ金持ちとか、高年収とか、なにかしらの

「おもしろさ」が無いと女性は振り向いてくれない。興味を持ってくれない。

 

だからブサイクな男性は恋愛において圧倒的不利なのだ。

 

女性の場合、話は別だ。

ブスとブサイクは似ているようで、また別の存在なのだ。

女性の場合ブスでも興味を持たれる可能性がある。

なぜなら男性には性欲があるから。

基本的に男性は「ある程度可愛ければ、少なくともとんでもないブスでなければ

誰とでもセックスがしたい生き物」だと思う。

 

それに比べて、女性は「性欲が少ない」生き物だと思う。少ないというか

より正確に言えば「性欲を抱く対象が限定されている生き物」だと思う。

男は不特定多数の女性に対して性欲を抱く。

名前も性格も知らない女性に対しても「ブスじゃなければ仲良くなりたい。

セックスしたい」と思う傾向がある。

つまり性欲が全方位的だ。

女性は違う。
「ブサイクじゃなければ誰でもいいからセックスしたい」
そんな女性はいないと思う。

なぜかはわからないが女性は男性と比べて性欲を抱く対象が限定的だ。
「イケメン限定」もしくは

「イケメンじゃなくても、性格が良くて気心が知れて安心感が持てる男性としか

仲良くなりたくない。セックスしたくない」

「社会的に成功している男性にしか興味がない」というように。

 

「イケメンだったら誰でもいいからセックスしたい」という

女性は意外に多い気はするが...


...つまり...何が言いたいんだっけ...

...えっと...とにかく...

女性は綺麗じゃなくても、とんでもないブスとかじゃなければ需要が多いから

モテたり興味を持たれたりするパターンは多いと思う。(いわゆる「穴モテ」とか)

しかし男性の場合は、イケメンじゃなければ、初期段階で女性から興味を

持ってもらうことは難しい。
なぜなら先程も言った通り女性の性欲は限定的だから。
「イケメンだったら誰でもいい」という女性は一定数存在するが

「ブサイクじゃなければ誰でもいい」という女性はいないから。

つまりフツメン以下の男性は、性格の良さや高収入が求められる。

内面の良さがないと女性から興味を持ってもらえないのだ。

 

さて、ここで重要になってくるのは先程言った、僕がモテない二つ目の理由

「消極的である」ということ。
つまり「積極的ではない...」ということだ。

 

 

イケメン以外の男性、あるいは収入や社会的地位といったステータスが

低い男性であればあるほど、
女性と仲良くなりたければ「ある程度積極的であること」が必要だと思う。

イケメンであれば何もしなくても女性が寄ってくるだろうし、

ブサイクでも高収入だったり社会的地位が高ければ、
女性が勝手に集まってくるだろう。ある程度は。

しかし。しかしである。

イケメンではなく、しかも貧乏で社会的地位もない男性には
女性は一切寄ってこない。

つまり自分から「僕はおもしろいし優しいですよ。

僕と一緒にいたら楽しいし楽ですよ」と内面の良さ、
仲良くなることのメリットを提示する必要があるのだ。

その際には、やはりある程度の「積極さ」が必要になる。

僕は村上春樹の小説が好きだった。

村上春樹の小説の主人公は決まって、平凡な容姿をしている。
もしくはブサイクだ。

しかし綺麗な女性がなぜか「女性側から」彼に興味を持ち、
仲良くなってセックスするパターンが多いのだ。

女性は彼の特別さを見抜く。
「あなたは容姿は普通だけど中身が特別なの。
ほかの男性とは全く違う。私にはそれが分かる」

彼は言う。「僕はいたって普通の人間だ。見た目も普通で中身も平凡なのに

なぜ彼女は僕に興味を持ってくれたんだろう?」

村上春樹の小説にはこういったパターンが非常に多い。

 

僕はそういう展開に憧れていたんだと思う。

いつか素敵な女性が僕のことを理解してくれる。自分からアピールしなくても、

いつか誰かが僕の特別さを理解してくれて、女性側から声をかけてくれるはずだ。

自分から女性に声をかけるのは恥ずかしい。断られたらプライドが傷つくし、

少なくとも自分から声をかけなければ
「あの時声をかけていれば仲良くなれていたかもしれない」という

可能性を残すことができる。

僕はどこかで「運命」というものを信じていたのかもしれない。

いつか僕の内面を理解してくれる女性が現れて
「向こうから」声をかけてくれるのではないか。
僕の方から勇気を持って声をかけなくても、
いつか自然に機会が訪れる。
もし何も起きなかったとしたら...
それは「その女性とはもともと縁がなかった」ということなのだ。

僕はそんな風に考えていた。

 

でも最近は別の考えを抱くようになってきた。

 

話す機会があったらものすごく仲良くなって、付き合ったり、ひょっとしたら

結婚までいってたかもしれない男女でも、
もし何かの偶然で「最初の話す機会」が無かったとしたら、

何もなく終わるってこともあるんじゃないか?
そんなことを思うようになった。

つまり僕らの世界は僕らが思っている以上に「ちょっとした偶然に支配されている」...そんな気がしてならない。

僕らのちょっとした行動や、ちょっとした勇気で人生は大きく変わる...

というわけで、ブサイクであればあるほど

「女性が興味を持ってくれる可能性が低くなる」ので、
自分から積極的におもしろさや優しさや収入をアピールするしかない...

という話でした...

 

ここで先ほど書いた「本当は彼女が欲しくない」という心理について説明したい。

おそらく僕を含めモテない男性の多くは「本当は彼女が欲しくない」のだ

「モテたいけど彼女は欲しくない」それはなぜか。

それは「女性と付き合うのが怖いから」だ。
彼氏彼女の関係になるのが怖いのだ。
なぜ怖いのか。

簡単に言ってしまえば「自分に自信がない」のだ。
自分に自信がない。

顔はもちろん、学歴、職業、収入、セックス、すべてに自信がないのだ。
自信がないから女性と向き合うのが怖い。馬鹿にされるのが怖い。

付き合ってもすぐに飽きられるのではないか?ふられるのではないか?

そういった不安や恐怖にさらされるくらいなら付き合わない方が楽。
一人でいたほうが楽...という心理なんだと思う。

 

僕は自分の性格にはある程度自信がある。優しいしおもしろいと思う。
普通に「良い人」だと思う。


だけど職業、収入、学歴については全く自信がない。

僕は30歳のフリーターだ。年収は200万。職種は...肉体労働だ。
A地点にある荷物をB地点に運ぶ仕事。僕はこの仕事で生計を立てている。

職場の人は良い人ばかりだ。僕は職場の人が大好きだ。

だけど...やはり...他人に自信を持って言える仕事ではない。

自分がフリーターで肉体労働をしているという事実が恥ずかしい。

仕事をしているとき、街を歩いている時、カフェでコーヒーを飲んでいる時、

家でシャワーを浴びている時...
何をしている時でも常に心のどこかで「恥ずかしさ」「むなしさ」を感じている。
それは「自分が低学歴で年収200万のフリーターである」という恥ずかしさだ。

 

完全なる負け組。

テレビでスポーツ選手や歌手、弁護士や会計士といった華やかな仕事をしている人を

見ると、うらやましいし、むなしいし
気まずさを感じる。彼らが大金を稼いでいて、社会的地位もあって、

世間から尊敬されていることがうらやましい。

たとえお金持ちじゃなくても、高学歴の人を見ると「気まずさ」を感じる。

劣等感を感じる。
彼らは「まともな家で育ったまともな人間」なのだ。
僕はと言えば、勉強も全くせず無気力な少年時代を過ごし、

大人になってからもただダラダラと毎日を生きているだけ。
そして僕の家族も、勉強を全くせず学校で教えられた内容を一切理解していない

僕に対して危機感を感じるような人達ではなかった。

僕は「勉強についていけなかったこと」

「公式を覚えたり理解することができなかったこと」
そしてなによりも「学校の勉強が出来ないということが問題視されない家庭で育った」という事実が恥ずかしい。

 

つまり僕は「馬鹿」ってことだ。
少なくとも偏差値的には馬鹿だ。それが恥ずかしい。

僕の家族も学歴が低い。

学歴が低い家庭はおうおうにして収入も低い。
社会的地位も低い。

それが恥ずかしい。

僕は何食わぬ顔をして街を歩いたり、シャワーをあびたり、

自動販売機でジュースを買ったりしているが、
僕は「馬鹿な家庭で育った馬鹿な人間」なのだ。それが恥ずかしいし苦しい。

「馬鹿で貧乏なフリーターのくせに、よく生きてますね」と誰かが僕に言う。

 

「すいません......」と僕は言う。

 

「いや...別に低学歴でも貧乏でもそれはあなたの人生なので

好きにすればいいと思います...
でも好きでその道を選んでるんなら堂々と生きればいいじゃないですか。

別に恥じる必要なくないですか?
勉強ができる人もいればできない人もいます。得意不得意があるから。
あなたはプライドが高すぎるんじゃないですか?」

 

「そうですよね...すいません...」と僕は言う。

本当は言いたいことがいくつかある。反論したいこともある。

でも結局...僕が何を言おうと...
年収200万の30歳フリーターが何を言おうと

「馬鹿が何か言ってるよ...(笑)」としか思われない。
僕の話なんて誰も本気で聞いてくれない。
誰も聞いてないのに本気で話すのが恥ずかしい。たぶん僕はプライドが高いのだ。

きちんと僕の話に興味を持ってくれる人の前で僕は話したい。

 

話が飛んでしまった...

えっと...何を話してたんだっけ...?

そう...
「女の子と付き合うのが怖い」って話だ。

僕は自分の学歴や職業、年収を女の子に笑われるのが怖い。
「え......そのステータスで女の子と付き合おうとしてるんですか(笑)?やば......」

って笑われるのが怖い。

「あなたみたいな人を相手にする女性なんていませんよ(笑)」

って笑われるのがつらい。

「失礼ですけど...あなたは...努力したことあります?」って軽蔑されるのがつらい。

「いや...僕なりに努力したんですよ...僕なりに精一杯努力したんです...

あなたにどう見えるか分からないけど...
僕は僕なりに頑張ったんだ...」そう言いたい。

でもそんなこと言って何になるだろう?
何の意味があるだろう?


「努力は......したことないかもしれませんね......」
たぶん僕はこう言って会話を終わらせるだろう。
それが正しいことなのかどうかわからないけど...


馬鹿にされたり最終的に「この人となんで付き合ったんだろう?

こんな馬鹿で貧乏でデタラメな人と...
性格は良かったけど...ただ「良い人なだけ」で刺激も何もなかった...」

って思われるのがつらい。

「ただの負け組のカス」って思われるのがつらい。

僕は恋愛市場から敵前逃亡することで

「評価されること」や「点数をつけられること」から逃げている。


そこから逃げ続ける限り、僕に彼女は出来ないだろう。
でもそれでいい。今の僕は本当の僕じゃない。そう思いたい。
本当の僕は作家として成功して社会から評価され大金を稼ぐような人間なんだ。

そう信じたい。

いつか「なりたい自分になれた時」僕は初めて女性と

正面から向き合えるような気がする。

その時まで...僕は現実から逃げ続けたい...

 

やはり一般的に女性は「自分より学歴や収入が高い男性を求める」

のではないだろうか?

今この文章を書きながらYahooニュースを見てたら、婚活に関する記事があった。

その女性が男性に求めるステータスは「最低で早慶以上」で

「有名企業勤務」だそうだ。

 

僕はその女性から「男」として認識されないだろう。

その女性の視界にすら入れないだろう。

彼女にとって僕は男でもなければ女でもない。

 

彼女にとって...僕は...何者なんだろう?

 

いつか女性を見返したい...社会を見返したい...
そんなことを思いながら生きてる。

成功した後...そういう女性をふるのが僕のささやかな夢。

「中村さん...好きです...」って言われて

「ありがとう...嬉しいけど...ごめん...」って断るのが僕のささやかな夢。

 

まだ一度も女性と付き合ったことないが人間がこんなこと言うのはキモすぎる...

でも事実なんだからしょうがない...

書いててむなしくなってきた...

でもそんな自分が好きでもある...

 

彼女をつくるのが怖い理由はもう一つある。

正直...女の子と何を話せばいいのかわからない。

もちろん僕だって、ある程度は女の子と話せる。

趣味、仕事、好きな本、好きな映画、好きなテレビ、学生時代やってたスポーツ、

最近ハマってるもの...なんでも話せる。

だけど...それらを全部話した後何を話せばいいのか分からない。

何を話せばいいんだろう?話すことがなくなった時の「あの感じ」。

「あれ...?話すことなにもなくね...?」ってなる「あの感じ」。

正直トラウマだ。

たとえば1週間後に女の子とご飯に行くことになったとしよう。

僕は頭の中で「話せるネタ」を考える。

「えっと...あの子にはまだあの話はしてないから...あの話でそこそこイケるな...
あとはあの話もそこそこウケるかな...」と具体的な会話を思い浮かべる。

何個かある時はまだいい。

でもたまに1つしかない時がある。0の時もある。

そういう時は何を話せばいいんだろう?

「やば...話すことがなにもない...え...今日会っても話すことなにもなくない?...やば...」

そんな不安が頭をよぎる。

実際そういう時は話が全く盛り上がらない。

話すことが何もないのだから当然といえば当然だ。

その時が1番つらい。

僕は確実に女の子から「つまらない」「コイツはない」と思われただろう。

貧乏で低学歴でブサイクなうえに話もつまらないときたら切らない理由はないだろう。

でも女の子は「中村さん今日は楽しかったです^ ^
また誘ってくださいね^ ^」みたいなメールをくれる。
もちろんこちらから誘っても二度と会ってはくれないだろうが...


話題がなくなるのが怖い。何度かご飯を食べただけで話題がなくなるのに、

もし女の子と付き合ったら?

僕は何を話せばいいんだろう?話すことなんて何もない。

僕は「無言でも平気な関係」を母親以外の人間との間につくれたことがない。

母親とは無言でも平気だ。何も話さずに同じ空間にいても気まずくない。

お互いが個々にやりたいことをやっている。
何か用事があれば話しかける。気まずくない。

だけど母親以外の人間とはダメだ。無言が怖い。

「僕らにはもう話すことがない」「お互いに対する興味が尽きた」

という事実を共有するのがつらい。
「僕らには話すことがいっぱいある」「まだお互いに興味津々だ」

と思ってないとつらすぎる。

たかだか数回会って数時間話しただけでもう話すことが無くなってしまった、

お互いに対する興味が無くなってしまった、
というむなしさに耐えられない。それがあまりにも苦しくてせつない。

 

僕はもっとおもしろい人間のはずなのに...

数回話しただけで飽きられるような人間ではないはずなのに...

 

もし僕が女の子と付き合ったら...一体何を話せばいいんだろう?

無言が怖い。
最初はたくさん話題があって「もっと話したい」と思っていた2人が、

お互いに興味がなくなって、関係性に飽きて、
話すことがなくなるという現実が怖い。

僕は「僕という存在」が飽きられるのが怖い。

あんなに仲が良くて笑顔が溢れていた2人が冷めてしまうという現実が怖い。


僕は飽きられたくないし、飽きるのも嫌だ。

お互いが会いたい時にだけ会うのが望ましいと思う。わざわざ一緒に住んだりして
「お互いが新鮮な気持ちでいられる楽しい期間」を

短くさせることになんの意味があるんだろう?

僕にはわからない。僕にはわからないけど...
たぶんそこにはいろんな意味があるんだろう...


僕はショックなのだ。最初はあんなに僕に興味をもってくれていた女の子が、
何度も会うにつれて僕に無関心になっていく様子を見るのが...


最後にセックスについて書きたい...

セックスってなんなんだろう。本当に謎。

僕はセックスにも自信がない。

自分なりにセックスについて本を読んで勉強した。

でも結局のところ...何も分からなかった。

僕は女性をイかせたことがない。

正確に言えば一度だけある。でもその子は「イキやすい」と言っていたので

僕が上手かったわけではない。
ひょっとしたら僕に気を使ってイッたふりをしてくれていたのかもしれない。

セックスをするたび毎回思う。

何が正解だったんだろう?どうするのが正しかったんだろう?


僕には何も分からない。

とりあえず指を入れてみる。指は何本いれればいいんだろう?

1本?

2本?

3本?

人によって違う?


指はどんな風に動かせばいいんだろう?それも分からない。

男性器を挿入した後どんな風に動けばいいんだろう?

どんな風に動くのが正しいんだろう?

自分の両手はどうすればいいのか。女性の腰を持てばいいのか、

身体を愛撫すればいいのか、脚を持ち上げればいいのか。

何が気持ち良いかは女性によって違うから正解は女性の数だけある?

うん。その通りだと思う。そのくらい僕にだって分かる。

じゃあ、今目の前にいるこの女の子とは、

どういうセックスをするのが正解だったんだろう?


わからない。

誰が正解を知っているんだろう?


誰が正解を教えてくれるんだろう?


女の子?

しみけん?

二村ヒトシ

一徹?

マツコデラックス?

わからない。

 

女の子がイかないのは僕の顔が醜いからなのか。
僕の性格がつまらないからなのか。
あるいは僕の社会的地位や収入が低くて、僕のことを見下しているからなのか。

あるいは単純に、オナニーではイクけどセックスではイキづらいだけなのか。

怖い。自分のセックスや男性性に点数をつけられるのが怖い。
僕は男として何点なんだろう?知りたい。でも怖い。
傷つくのが怖いから知りたくない。

結局のところ...人間は結果が全てだと思う。結果が全て。

年収一億の人と、年収千万の人と、年収百万の人が同じ発言をしても

説得力や発言に対する興味の持たれ方は全く違う。

「重要なのは誰が言ったかではなく何を言ったかだ」という意見をよく聞く。

たしかにその通りだと思う。
でもやはり「誰が言ったか」というのは重要だと思う。

誰が言ったかで発言の意味や重みは変わってくる。

結局非モテが何を言おうと「ブサイクのひがみ」「負け組の言い訳」

「貧乏人のたわごと」としか解釈されない。それがむなしい。

 

だから結局僕ら非モテにできることは......もし僕らが本気でモテたいと思うなら......

少しでも容姿をマシにして、少しでも収入を上げて、

少しでも性格を良くするしかない...
とても平凡なことだけど心の底からそう思う...

 

結局僕は僕でしかない。僕は僕にしかなれない。
あなたがあなたにしかなれないように...

とても有名な言葉だけど
「人生は配られたカードでやりくりするしかない」のだ。

カードは生まれた時に配られる。枚数も強さも人によって違う。
強いカードを10枚配られる人もいれば、弱いカードを1枚しか配られない人もいる。

とても不公平だ。

でも不公平を嘆いてもカードが配り直されるわけではない。
どれだけ不平不満を言ってもカードは変わらないのだ。

結局僕らは配られたカードで精一杯生きるしかない。

そのカードにどうしても納得できないんだったら......
生まれ変わりを信じて◯◯するしかない......

 

結局「前を向いて頑張って生きるしかない」という
つまらない一般論にたどり着く。

結局いつも最後は...つまらなくて平凡で聞き飽きた一般論にたどり着くのだ...

 

いつか僕に彼女ができるだろうか?

僕のことを好きになってくれる女性が現れるだろうか?

そして僕は......誰かを本気で愛せるだろうか?


いつか...いつか...幸せになれたらいいなと思う...

長文読んで頂きありがとうございました...

 

今僕はカフェでこの文章を書いてる。

これまでの自分の人生が全て幻で悪い冗談だったらいいなと思って、

僕は思いっきり目をつぶった。

目を開けたら全く違う人生が目の前に現れるんじゃないかと思って。

 

でも目をつぶってもカフェのBGMは聴こえたままだし、

まぶたに感じている光の加減も変わらないから、
目を開けても「たぶん何も変わらないんだろうな...」って思った。

でも少し期待して、しばらく目を閉じた後ゆっくり開けてみた...


やはり何も変わらなかった。


僕は僕のままだった。


自殺する人は最後に何を思うんだろう。

なんで「死のう」と思ったんだろう?

自殺した人と話してみたいと思った。

「あなたはなぜ死のうと思ったんですか?」と。

でもそれは無理だった。自殺した人と話すことは出来ない。


僕は自殺には興味がない。自殺したいとは思わない。

それはやはり、この世に未練があるからだ。

幸せになれると信じているからだ...

長文読んで頂きありがとうございました。

精神病と中学生

つい最近まで精神科に通っていた。

毎週精神科に通って薬をもらっていた。

結論から言うと...効果はほとんどなかったと思う...

少なくとも「病気の治療」という意味においては...
(ただ先生はとても良い人だった...)

今回はなんとなく僕の病気について書きたい。

僕が中学3年生(高校1年生?)の頃からずっとかかっている病気だ。

ただ...僕の病気に興味がある人なんているのだろうか?

でも悲しいことに僕にはもう書くことがないのだ。

自分のプライバシーや過去を切り売りするしかないのだ。

それを使ってなんとかおもしろいものを書くしかない...

では始めよう。

僕の病気について書くには中学時代の話をしなければならない。

僕にとって中学時代は本当に苦しい3年間だった。

1年生の時、僕は言動を友人にひどくからかわれた。
「中村は変だ」「馬鹿だ」「喋りがおかしい」
そんなことを言われた。
休憩時間に僕を含む4、5人で話をしている時に、僕が何か話し始めると
その内容がどんなものであろうが「おかしくね(笑)?」「矛盾してね?」と揚げ足をとられ、からかわれた。

 

最初は僕も自分がイジられるのを楽しんでいたように思う。

しかし徐々に度が過ぎてきて「僕が何を言おうが、僕の発言というだけで全否定されたり、無理矢理矛盾を見出されてからかわれる」ようになってからは、ただただつらいだけだった。

あまり認めたくはないがこれは「いじめ」だろう。
自分がいじめられていたという事実はなぜ認めるのが恥ずかしいのだろう?できればあまり認めたくない事実だ。

両親や兄弟にすら言ったことがない。それは「心配させたくなかった」というようなかっこいい理由ではない。単純に「いじめられていた」という事実がバレるのが恥ずかしかったからだ。かっこわるかったからだ。

自分という人間が集団の中で劣位なポジションに置かれ、からかわれて、見下されたという事実を認めたくなかったし、周囲にも隠しておきたかった。

そして、僕自身ショックだった。なぜ僕がいじめられなければならないのか?僕という人間はそこまで劣った人間なんだろうか?

たしかに僕にもからかわれる原因はあった。言動がおかしかったし成績も悪かったし顔も変だった。そして、どこかでイジられるのを期待している自分もいた。イジられるのを待っていた。僕が変なことやギャグを言うと周りが注目してくれるのが嬉しかったし、周囲が僕に興味を持ってくれるのが嬉しかった。

ただそれも最初だけだった。愛もなく単にイジられるだけでは、イジられる側は楽しくもなんともない。

僕は次第に彼らと話すのが怖くなってきた。彼らと話すたびに僕はビクビクするようになった。何か話せば、またからかわれてしまうのではないか?そう思うと怖くてたまらなかった。

僕はどうすればいいのか必死に考えた。思いついた答えはとてもとてもシンプルなものだった。

 

「誰とも喋らないようにする」
なんて原始的なんだろう。馬鹿みたいな答えだ。

でもそれぐらいしか思いつかなかった。

僕は明るい子どもだった。明るくひょうきんでウケを狙って変なことを言うこともよくあった。

そこが僕がいじめられる原因でもあった。

僕は自分が喋るからいじめられるんだろうと思った。僕が喋らなければからかわれることもないだろう。そう思った。

そして僕は誰とも喋らなくなった。もちろん「おはよう」と言われれば「おはよう」と返したし、必要最低限の会話はした。でもそれ以上は話さなかった。

僕は誰とも話さなくなった。

そして、僕はいじめられなくなった。

変化は明確だった。

そりゃそうだ。僕は今まで言動をからかわれてきた。
僕が話す。僕の言動がからかわれる。いつもその流れだった。

僕が喋らなくなれば、からかわれることがなくなるのも当然といえば当然だった。

周囲からは心配された。
「中村くん元気なくない?」「中村どうしたの?」
突然話さなくなった僕に対して周囲がそう思うのも当然だった。

そういった周囲からの問いかけになんて答えていたのか全く記憶にない。たぶん「大丈夫」などと答えていたんだろう。
全然大丈夫ではなかったけど。

でも、からかわれないこと、周囲から馬鹿にされないことはすごく嬉しかった。神様はいるんだと思った。

そんなことをどれくらいの間続けていただろう?たぶん1、2ヶ月だったと思う。いじめられることはなくなった。

そして、いつの間にか僕は周囲から「真面目な人間」だと思われるようになった。でもそんなバカなことがあるだろうか?成績は全く変わっていない。ただ口数が極端に少なくなっただけだ。たったそれだけで「バカキャラ」が「真面目キャラ」にまで変わるなんて...

僕はいじめられなくなった。本当に嬉しかった。
いじめられなくなって数ヶ月経った時僕はあることに気づいた。

 

 

僕はひとりぼっちになっていた。

 


当然といえば当然だろう。僕は誰から話しかけられても無言か、単調な返事を返すだけだった。そんな人間に誰も話しかけなくなるのは当然だ。人が誰かに話しかける時、話しかけた方は必ず何かしらの期待をしているものだ。

笑い...安心感...楽しいリアクション。人は普通なにかを相手に期待して話しかけるので、それが得られない可能性が高い相手には話しかけないのは当然なのだ。

僕は孤立した。朝学校に来てから家に帰るまで誰とも話さない。
ずっと黙ったままだった。

そしてそんな状態のまま僕は中学二年生になった。

寂しい。
誰も僕に話しかけてくれない。

話しかけられすぎると鬱陶しかったりめんどくさかったりいじめられたりでストレスになるのに、誰からも話しかけられないとそれはそれで寂しくなる。
うまくいかないもんだな、と思った。

でも前のグループに戻るのは嫌だった。前のグループに戻れば僕はまたいじめられるだろう。集団の中で劣位な立場に置かれるだろう。
またからかわれるのは嫌だった。僕はもう誰からもバカにされたくなかった。惨めな思いをしたくなかった。

でも1人は寂しかった。

僕は居場所を探した。

見つけた。

クラスにオタクの集団がいた。彼らはいつもマニアックな漫画についてよくわからない会話をしていた。そして3、4人のグループでぼそぼそと平和に会話をして笑っていた。

なんて平和なんだろう。彼らは誰かを傷つけたり馬鹿にすることになんの興味も持っていないようだった。彼らは平和にひっそりと好きな漫画の話をしていたいだけなのだ。

僕はそのグループに入りたいと思った。彼らの一員になって学校の中に居場所を見つけたいと思った。

僕はブックオフで彼らが好きな漫画を買った。たしか全巻買ったと思う。

正直何が面白いのかわからなかった。興味がない漫画を読むのは苦痛でもあった。

でもとりあえず全巻読んだ。そして彼らの会話に勇気を持って入っていった。

正直どんな風に彼らのグループに入ったのかあまり覚えていない。
ただ、あまりにも最初からグイグイいくと露骨すぎて恥ずかしいし、気持ち悪いので、徐々に入り込んだような気がする。

「たまたま読んだんだけどあの漫画おもしろいよね」

「□□というキャラがおもしろいよね」

たぶんそんな感じで自分なりに自然に話しかけたんだと思う。

彼らは「え!?中村くんもあの漫画好きなんだ!?へ〜!」という感じ
で自然に受け入れてくれたと思う。

僕はあまり人見知りをしない性格だと思う。話し方がおかしかったり論理はぐちゃぐちゃだけど、知らない人に話しかけたりするのは、それほど苦にならない方だ。

数日後僕は拍子抜けする程あっさりと彼らのグループに受け入れられた。

休み時間はいつも彼らと漫画の話をした。

その漫画自体にはあまりおもしろみが感じられなかったが、少なくとも「居場所がある」「1人じゃない」ということは素晴らしいことだと思った。朝学校に来たらとりあえず話せる人がいる。それだけでほっとした。

彼らは学校が終わると、よく家に集まってゲームをしたり漫画の話をして遊んでいたようだ。

僕は彼らと遊ぶことに全く興味がなかった。彼らと遊びたいとは全く思わなかった。とても穏やかで人を傷つけない良い人達ではあったけど彼らが心の奥底で何を考えているのかはよくわからなかった。

1つの漫画やゲームにあそこまで真剣にのめりこむことが僕にはできなかった。
僕はどちらかというと本に興味があったし、もっと言うと「人間が何を考え何を思って毎日を生きているのか...」そんなことに興味があった。

中学を卒業してから彼らと一度も会っていない。僕は彼らのメールアドレスも電話番号も何も知らなかった。知りたくもなかった。そして彼らも僕に対してなんの興味も持っていなかった。

僕は学校の中に「とりあえずの居場所っぽいもの」が欲しかっただけだし、彼らとしては「害のない人間」がグループに加わることにさほど抵抗がなかった、ただそれだけのことだったんだろう。

僕は中学を卒業した。

卒業式の後、たしかクラス皆でどこかに集まって、カラオケだかご飯だかに行くみたいな話になっていた気がする。

僕はその集まりに参加せず、卒業式が終わると、すぐに1人で家に帰った。僕は大人数で話すのが苦手だった。今でも苦手だ。
卒業式の後皆で集まって一体何を話すっていうんだろう?僕には思い出なんて何もなかった。消したい過去しかなかった。

自転車ですぐ家に帰った。1人で学校から帰る時の気分をなんとなく覚えている。
寂しさと誇らしさ。

たぶん卒業生の中で1番最初に校門を出たのは僕だと思う。みんな別れを惜しむように学校の中で友達と思い出を語り合っていた。友達がいない人もなんとなく「これから何かイベントが起きるのか...」と期待する感じでそわそわしていて、なかなか教室を出れずにいた。

僕は寂しさと、どこかに誇らしさを感じていた。
「友達が出来ない自分の性格」を愛おしく思った。
人と距離が近づくことによって、今まで敬語だった人がタメ口で話しかけてくるのを恐れていた。
仲良くなると彼らは僕に本音を言うかもしれない。
僕の会話の矛盾点やおかしな点をからかってくるかもしれない。
僕の人格を否定してくるかもしれない。
それが怖くてたまらなかった。

僕は人と距離をとりたかった。

でも誰かに自分のことを理解して欲しかった。
誰かに近づいてきて欲しかった。

「僕は孤独だ。全く友達が出来ずクラスの集まりにも参加せず、
いつも1人だ」
孤独な自分がかっこよくて、僕だけが、この学校で僕だけが全ての真理を理解している、神から選ばれた特別な人間であるような気がしていた。
僕以外の人間はゴミだと思った。

「誰かが僕の特別さに気づいてくれていたらいいのに...」
そう思った。
僕の優しさ、僕のおもしろさ、僕の頭の良さ...
学校の中で1番おもしろいのは僕なのに...
先生を含め学校にいる全員がデタラメでいい加減な嘘つきにしか思えなかった。

でも彼らの方が僕より見た目がまともで成績も良かった。
社会に認められるのは僕より彼らのような人間だと思うと悲しくなった。
みんな僕の言葉より彼らの言葉を信じるだろう。
そう思うとむなしかった。

この学校で僕だけが世界を理解している、いや僕は世界中で数人しかいない特別な人間の1人なんだと思った。
それを誰も気づいていないことが悲しくてむなしくて憎らしかった。

僕は家に帰ると2階に上がって、自分の部屋の窓を開けて外を眺めた。
いつもと変わらない景色。目の前にはいつもの見慣れた街並みがあった。家の前の道を同じクラスの女の子が自転車で通った。彼女はとても綺麗な女の子だった。

結局3年間を通して彼女と一言も喋ることができなかった。
もし一言でも喋ることが出来ていたら...僕らはお互いのことが理解できてひょっとしたら親友になっていたかもしれない...

でも結局はいろんな偶然や必然が、僕らに知り合う機会を与えなかった。

人生は偶然に支配されている。

というかそもそも...僕は中学時代に一言でも女の子と喋っただろうか?
喋った記憶が全く無かった。

これが僕の中学時代。何も起こらなかった。

いじめられて、他人のことが怖くなっただけの中学時代。


僕は高校に入学した。とてつもなく偏差値の低い高校だった。

正直...病気にかかったのが中3の時なのか高1の時なのかどうしても思い出せない。

まあいい。それはあまり重要なことではないから。

とにかく...病気の話だ。

僕は2年ぐらい前から精神科に通い始めた。

病気に耐えきれなくなったからだ。

医者に病気の話をした。

医者は僕の話を聞き終わるとこう言った。

「珍しい病気ですね...非常に興味深い...」
「中村さんは,,,おそらく...心の病気というより...脳の病気ですね...」
「元々、脳になんらかの奇形があって...そういった考え方になるんだと思います...」

僕「...つまり...先天的に...僕の脳がおかしい...ということですか?」

「そうですね...おかしいというか...奇形ということだと思います...」
「精神的な問題だけだとそんな変わった症状にはならないと思うので...」

僕はこの言葉を聞いた時少し嬉しかった。
僕の病気が認められたと思った。

そして考え方や精神的な問題というよりは、元々の脳になんらかの原因があると言ってもらえたのが嬉しかった。
「君が悪いんじゃない。君が馬鹿なんじゃない。ただ生まれつき脳が少しおかしいだけなんだ」
そんな風に言ってもらえた気がした。

それから約2年間僕は病院に通い続け、薬を飲み続けた。量を増やしたり、より強いものに変えてみたりもしたが...一瞬治ったかに思えた時期もあったが結局は再発して根本的な解決にはならなかった。

さて、そろそろ具体的な症状を書こう。

もし...いないとは思うけど「僕も同じ病気です」「私も」という人がいたら教えてほしい。そしてもし...すでに病気が治っているのなら,,,どうやって治したのか教えてほしい。

僕の病気はいささか変わっている。

それは「調子が良い日と悪い日が【必ず交互】に訪れる」というものだ。こんな不思議なよくわからない思い込みに中3(高1?)の頃からずっとかかっている。

意味がお分かり頂けるだろうか?

わからないと思うので説明させてほしい。

まず「調子が良い日」というのはどういうことなのか。

調子が良い日とはつまり...頭が正常に働いていて、その日に僕が下した判断、話した内容などが【すべて正しく、自分の中で妥当である...と思える日】ということだ。「調子が良い日の僕」は自信に満ちている。他人からどう見えるかはまた別の話だが、少なくとも、自分の判断に自信が持てる...と思える日ということだ...

わかりづらいな...

それに対して「調子が悪い日」とはどういうことなのか。
「調子が悪い日の僕」が下した判断、喋った内容...【それら全てが間違っている...と思える日】ということだ。

...絶対伝わってないな。もう少し説明させてほしい。

調子が良い日というのは「他人からどう見えるか」は別にして、その日の僕の物事の判断や言動は「全て正しい」と思えるのだ。

全て正しいというのは「客観的に見て正しい」ということではない。
少なくとも僕の中では「正しい」と思える...ということだ。僕が持っている能力を全て出せる(と思える)日とでもいうのだろうか。

僕が僕自身でいれる日...という表現が1番適切な気がする。

その日に着た服、ご飯屋さんで選んだメニュー、歩いている道、乗った電車の車両、書店で買った本、コンビニで買ったお菓子、職場の上司との会話、その日考えていること......とにかく全てが自分の中で「正しい」「間違っていない」と思える日なのだ。

それに比べて「調子が悪い日」というのは、頭に浮かんだこと、上司との会話、 僕の口から発せられた言葉、ご飯屋さんで選んだメニュー、コンビニで買ったお菓子、書店で買った本、あるいは「その日に書店に行くという選択をしたこと自体」、とにかく、その日に僕が下した全ての判断、僕の言動の全てが「間違っている」「本当の僕、調子が良い日の僕ならこんな判断を下さなかった」と思えてしまう日ということなのだ。

つまり、僕が僕自身ではいられない日...とでも言おうか。

これで少しは伝わっただろうか?

たぶんこういう人は意外に結構いるんじゃないだろうか?

「なんとなく今日調子良いな...」とか「なんか今日調子悪いな...」と思ってしまうことは皆さんもよくあるのではないだろうか?

そして1日の最初にそう思ってしまうと、その思い込みによって、なんとなく1日全体が「調子が良い日」「調子が悪い日」のどちらかになってしまう。

そして家に帰った後「今日は何をやってもうまくいかない日だったな...また明日から頑張ろう」などと考える。

これは意外とありがちなパターンなのではないだろうか?

僕の場合は違う。

僕の場合は【調子が良い日と調子が悪い日が必ず交互に来る】のだ。
この恐怖を分かって頂けるだろうか?

つまり今日が月曜日だとして(実際に今日は月曜日だ)、調子が良い日だとすると(実際に今日は調子が良い日だ)明日の火曜日は「調子が悪い日」なのだ。そして水曜日は「調子が良い日」、木曜日は「調子が悪い日」、金曜日は「調子が良い日」...これの繰り返しだ。

なぜ「必ず交互に来る」のかはわからない。なぜ僕が勝手にこんな意味不明な思い込みによる「ゲーム」のようなものを始めてしまったのか、自分でもよくわからない。何かこれを始めることでメリットでもあったんだろうか?

そして、調子が良い悪いの【切り替わり】は午前0時だ。

例えば、調子が良い日の23時ぐらいに友人とLINEでやりとりをしていたとする。やりとりが長引いて23時50分ぐらいになると僕は怖くてたまらなくなる。0時を境に「調子が悪い日」に切り替わってしまうから。

今の僕は【調子が良い日】だから友人とのやりとりにもある程度自信が持てる。文章の内容、顔文字の有無、スタンプの使い方、全て【的確だと思える】。だって「調子が良い日」だから。だから不安はあまりない。
少なくとも「自分が本来持っている能力は出し切れる」と思える日だ。
自分が本当の自分でいられる日なのだ。

しかし0時を越えてしまうと話は別だ。0時を境に「調子が悪い日」に突入してしまう。
文章の内容、スタンプの使い方、顔文字の有無、すべてが間違っていて見当外れで馬鹿げているようにしか思えなくなる。全てに自信がなくなってしまう。
相手から「なにこの文章。中村さんって全然つまんない」そう思われている気がして、やりとりするのが怖くなってしまう。

電話だともっとキツイ。
調子が良い日に友人と電話をしていたとしよう。たまたま23時30分ぐらいに電話が始まって、それが長電話になって0時を越えたら?

僕は怖くてケータイの時間を見ることができない。もし0時を越えてしまっていたら「調子が悪い日」になってしまう。急に僕は自分が話している内容、選んだ言葉、相槌、全てに自信がなくなってしまう。

だから時間を見ずに僕はこの電話を乗り切ろうと思う。だけど時間を見ずにいるとだんだん不安になってくる。「本当はもう0時を越えていて、僕は調子が悪い日に切り替わっているんではないか?」「ということは今僕が喋っている内容は全て見当違いで相手に『なにこいつ?意味分かんないし全然つまんない』と思われているんではないか?」そんな考えが頭をよぎってしまう。

時計を見ても見なくても僕は怖くてたまらなくなるのだ。

ちなみに「調子が悪い日」に友人と電話をしている時は「やばいな...今日の僕はいつもの僕じゃないから相手に『おもしろくない人』って思われる可能性がある。それが怖くてしんどいからあまり話したくないな...」って思いながらも頑張って話す。
日付が変わるとほっとする。
「よし...今から僕が喋る内容はまともだろう...僕の脳裏に浮かんだ言葉、その中から選んだ言葉は間違いではないだろう...」
とほっとした気持ちになる。

雰囲気は伝わっただろうか?
これが僕の病気だ。

これが中3(高1?)からずっと続いている。
いや正確に言うとこれにかかっていない時期もあった。

なにか身近に事故が起こったり、この病気よりも自分にとって関心度が高い出来事が発生すると、生きることで必死になって、この病気のことを忘れてしまうのだ。

この病気を忘れている時は少し幸せな気分になれる...ような気がする。たまに病気のことを思い出しても「僕はもう、あれを卒業したんだ」と言い聞かせることによって、頭の中から消すことができる。

この病気が再発する時はたいてい決まっている。
今日何か良いことがあって、次の日嫌なことがあって、その次の日良いことがあった,,,たまたまそんな偶然が重なると、この病気のことを思い出してしまい「調子が良い日悪い日」と「たまたまの幸不幸」を結びつけてしまう。

物事には平均回帰というものがあって、基本的に、良いことが起こると、次に普通な出来事や嫌な出来事が起きてしまうものだ。

というか確率的に、良い(悪い)ことが続くというのはあまりないので、良い(悪い)ことがあれば、次に「悪い」(良い)あるいは「普通」と感じる出来事が起きるのはとても自然なことなのだ。

頭ではそう分かっている。きちんと理解しているつもりだ。
だけど実際にそういった良い→悪い→良いなどの偶然が重なってしまうと、そこに過度の関連を見出してしまって、病気が再発してしまう。
そしてその病気は一定期間続いてしまう。
そしてまた身近に事件や重大な出来事が起きると、この病気のことなどすっかり忘れてしまう。そしてある程度の期間が経つとまた思い出して再発してしまう...その繰り返しだ。

僕は医者に質問した。

「身近に事件が起こったり、より重要な出来事が起きると、この病気のことを忘れてしまうんですが...忘れてしまうってことは、これはたいしたことじゃなくて、【本当の鬱】【本当の精神病】とは言えないんですかね?」

僕は不安だったのだ。本当の鬱や精神病が「たまに忘れてしまえるものなのか」ということが。たまに忘れてしまえる時点で、僕の鬱や精神病は僕が勝手に作り上げた偽物なのではないだろうか?と。

先生はこう言った。

「いや...そういうもんですよ。鬱や精神病は緊急時には忘れてしまうもんなんです。忘れたからといって、それが偽物、たいしたことではないもの、という風には言えません」

僕はほっとした。「そうだよね!」「さすが先生!」と思った。

ふとしたことで忘れるからといって、それが「たいしたものではない」ということにはならないのだ。

僕は自分が、社会や医者からかまってほしくて、詐病、言わば「不思議な症状を意図的に作り上げた」と思われるのがつらかった。

人間は誰でも自分のことを特別な人間だと思いたい生き物だ。
そして精神病は、何もない人間にアイデンティティを与えてくれる麻薬のような側面もあると思う。僕は普通に人と喋れる人間が自分のことをコミュ障と言ってみたり、普通の人間が特別な人間になりたくて、病名をもらうために精神科に行ってみたり...という「ファッション鬱」が苦手だった。

でも僕自身、自分がファッション鬱なのかもしれない、【本当の鬱】ではないのかもしれない、という不安を抱えていたので、医者から「あなたは脳の病気です。本物です」と言われた時は嬉しかった。
ほっとした。
「あなたは本物です。偽物ではないです。特別な人間ですよ」
そう言われた気がしたから。


さて、僕はこんなクソみたいな病気を抱えたままなんとか生きてる。
社会の底辺で必死に生きてる。幸せになるために。

僕は高校生の頃、当時唯一尊敬していた大人、信頼できる大人にこの症状を相談した。なんて答えてくれるんだろうと思った。

彼の回答は「ちゃんと寝ろ」だった。

ちゃんと寝ていた。

しかし今思えば彼の回答も間違えではなかったと思う。

というか、いきなりこんな意味不明な症状を打ち明けられて「ちゃんと寝ろ」以外にどんな回答ができるって言うんだろう?
僕は彼にどんな答えを期待していたんだろう?

僕はこの病気を抱えながら今後の人生を生きるんだろう。
時に病気のことを忘れながら。

中学を卒業してからいじめられることはなくなった。

たぶん人と距離が近づくのが怖くて、無意識にある程度距離を置く癖がついたからだろう。
いじめられることはなくなったが、人と仲良くなることもなくなった。

でもそれはそれで楽しい。

友達がいない人生。他人と仲良くなれない人生。
ひとりぼっちの人生。

それはそれで楽しい...のかもしれない。

僕はこれからも自分なりに必死で生きていく。

というか「自分なりに必死で生きていく」以外にどんな生き方があるっていうんだろう?

必死で生きたその先に「何か」が見つかればいいなと思う。
何か見つかるだろうか?

僕は何かを見つけることができるだろうか?

長文読んで頂きありがとうございました...

書いて書いて書きまくる...

これからは...書いて書いて書きまくりたい。

今までは「書きたい」という気持ちがわいてきた時だけ文章を書いていた。

それじゃダメだ。もっともっと文章を書いて書いて書きまくらなきゃ。

そして、ただ書くだけでは意味が無い。第三者が読んで「おもしろい」と思わなければ意味が無い。

自己満足の文章なんて書いても仕方ない。

だけど自分自身が「おもしろい」と感じる文章はたいてい、第三者が読んでもおもしろいと感じることが多いとは思う。

何も書くことが無い。

何も書くことがないが、それでも何かを書きたい。

僕は作家になりたい。文章で食っていけるようになりたい。

そのためになら...書くことがなくてもなりふりかまわず、もがいて動いて醜態をさらしてでも、なんとか第三者から「おもしろい」と
思われるものを書きたい。

本当に文章で食っていきたいと思うなら...たぶん人からどう批判されようと、いくら「おもしろくない」「つまんない」と言われても
「いや...俺には才能がある...」と自分を信じて書き続ける強さが必要だと思うから。

本気で欲しいものがあるなら...そのなにかを本気で取りに行くべきだ...

...僕は今そんなことを考えている...

僕はたぶん失敗するのが怖かった。「つまらない」「おもしろくない」と言われるのが怖かった。

だから文章を書いてもなかなかブログに投稿することが出来なかった。

僕はツイッターとブログを連動させているのでブログを投稿すると、それがツイッターに投稿される。
「ブログが更新されました」というように。

そのツイートにどれだけ「いいね」がつくか、どれだけリツイートされるか。それでブログの内容がどれだけ共感されて、
興味を持たれて、楽しんでもらえたかが可視化される。評価がみんなに見られる。

そこですべるのが怖かった。ほとんどいいねがつかなかったり、誰からも言及されないのが怖かった。

「おもしろくない」と思われたり「あんたの文章に興味ねえわ...」ってスルーされるのが怖かった。

「そんなの気にしすぎじゃね?」とあなたは思うかもしれない。

でも僕にとってはそれが全てだったんだ。すべること、すなわち、いいねがほとんどつかなかったり、リツイートがほとんどされなかったり
話題にされないこと。それはつまり「すべった」ということだ。

僕は今までの人生において、何の挑戦もしたことがなかった。

それは単純に...失敗するのが怖かったからだ。人から「うわ...(笑)あいつすべってる(笑)」「ださ...(笑)」って思われるのが
怖かった。

でも一番怖かったのは他人からの視線ではない。

自分自身に幻滅したくなかったのだ。自分自身にがっかりしたくなかった。失望したくなかった。

何かに挑戦して失敗する自分を見るのが怖かった。

挑戦しないことで「もし挑戦していたらうまくいってたかもしれない...」という可能性を残すことが出来る。逃げ道を作ることが出来る。

僕は挑戦しないことで「失敗する自分」「社会においての自分の立ち位置や能力」と向き合うのを避けていた。そんな気がする。

でも今は少し考え方が変わった。

本当に欲しいものがあるなら...どれだけ失敗してもどれだけ醜態をさらしても...それを取りに行くべきじゃないのか?

いや...もっと言うなら...本当に欲しいものがあるなら「取りに行かざるを得ない」んじゃないのか?

取りに行かなくても平気でいられるってことは...たいしてそれが欲しくないんじゃないか?その程度に過ぎないんじゃないか?

そんな気がしている。

欲しいものは取りに行けばいい。欲しくないなら取りに行かなければいい。ただそれだけのことなのだ。

話がずれた。

僕は自分の文章ですべるのが怖かった。ブログの投稿を知らせるツイートに全くいいねやリツイートがつかないことが
怖かった。

すべったことを多くの人に見られてしまうのが怖かった。

ドヤ顔で「どうだ!おもしろいだろ!」って自信満々で出したものが
全然ウケなかったことがみんなに見られてしまう。

それが怖くてたまらなかった。

まさに公開処刑

僕は処刑されたくなかった。

かといって、誰かにかまってほしいことが見え見えの文章、誰かに言及されたい、話題になりたいのが見え見えの「炎上系文章」は
書きたくなかった。そんなさむいことは絶対したくなかったし、そういった炎上狙いの文章を書いて
狙い通り見事に炎上させるという器用な芸当は僕には出来なかった。


自分なりに真剣に一生懸命書いたものが誰かの気持ちを揺さぶって「おもしろい...」「共感する...わかるわ...」
「こいつ文章上手いな...」そんな風に思ってもらうのが僕の夢だった。

究極的には、自分自身で心の底から満足できる文章を書ければ他人からの評価は必要とせず自己満足出来るのかもしれないが
まあとりあえずは誰かに評価されたかった。他者からの評価をもらって安心したかった。他者からの支え、自分を信じるための
外部からの「証拠」のようなものを必要としていた。

何が言いたいのか分からなくなってきたけど、とりあえず僕はすべるのを恐れず、失敗をおそれず、
今後はどんどん文章を書くことにしたい...ということが言いたかったんだと思う。

文章で食っていくにはある程度「数打ちゃ当たる」精神が必要だと思う。

たくさん書いてたくさん発表して、誰かから「おもしろい」「この人の文章を他にも読みたい」
そんな風に思わせることがどうしたって必要だと思うから。

とりあえずこれから...ブログの更新頻度をあげていきたい...自分なりに一生懸命書きたい。どれだけ「おもしろくない」と言われても
自分なりに一生懸命書きたい...

今回僕が言いたかったのはそれだけです。

2018年...今年は失敗してもいいからきちんと「挑戦した」「力を出し切った」と
思える年にしたい。

宜しくお願い致します...

読んで頂きありがとうございました。

僕らがいた

僕らがいた。

いつかこのタイトルで何かを書きたいと思っていた。

このタイトルの少女漫画があることを知っている。でも読んだことはない。内容も知らない。
でもタイトルが素晴らしいと思った。言葉が持つ意味、リズム、響きが素晴らしい。

僕らがいた。


今から僕が書こうとしている内容はたいしたものではない。単純に『ある男性がある女性に会いに行って食事をして解散した』
出来事を簡潔に書くとそれだけだ。

そしてある男性とは僕のことだ。

セックスもないし何か事件が起きたわけでもない。社会に対する問題提起もない。

『一組の男女がご飯を食べて解散した』ただそれだけである。

もし興味がある方がいれば読んでほしい。ここまで読んでたいして興味がわかなかった方は「閉じるボタン」を押せばいいと思う。
人生は短い。興味の無い文章を読んで貴重な時間を無駄にすることはない。

では・・・書きます。

僕らの出会いはツイッターのDMからだった。

今年の5月、一通のDMが送られてきた。

本当はDMのやりとりを全てここで原文のまま引用するつもりだった。

しかし彼女に完成した文章を送ったところ
「私が最初に送ったDM以外は全て引用しないでほしい」と言われた。

すべてを引用したほうが彼女の人間性も伝わるし、僕と彼女の関係性も
分かるし、文章もおもしろくなるので僕としてはすべてを引用したかったが
彼女がNOと言っている以上それに従うしかない。

相手が嫌がっていることはしたくない。

彼女には彼女の人生があるし、万が一彼女の知り合いが見た場合
ちょっとした情報や文章の癖で特定されることもないとは言えない。

なるべく彼女の個人情報に触れない範囲でおもしろい文章が書けたら・・・
と思う。

では始めよう。

今年の5月、一通のDMが送られてきた。

『はじめまして。少し前にブログをたまたま見つけて、
こちらにたどりつきました。私もアラサーです。

突然ですが私は自分が大嫌いです。生きづらいです。
でも死ねずに生きてしまってます笑

でもいつかお互い暗闇から抜け出せると良いですよね。
突然ごめんなさい。お互い頑張りましょう。』

僕のもとにはたまにこういったDMが送られてくる。

僕は返信した。

『ご連絡ありがとうございます^^

そうですね。。お互い暗闇から抜け出せるといいですね。。

頑張りましょう^^』


僕らはこのDMをきっかけに頻繁にメールのやりとりをするようになった。

文章を引用することが出来ないので僕なりに彼女の情報をまとめると・・・

・アラサー

・僕のブログをがっつり読んでくれてる(僕に親近感を感じるとのこと)

・若い頃セフレがたくさんいた

・不倫も経験した

・デリヘルで働いたこともある

・オフパコも一度したことがある

・自撮りをくれた。可愛かった。

・中村さんとセックスがしたいわけではない。機会があれば話をしてみたい。

・一人の人間として愛されたい。認められたい。大事にされたい

・オナニーはガンガンしてる。

・自称外見はゴリラ

・自称アスペ

・生きてる価値が無いから死にたい

・人生に未練はない。長生きしたくない。

ざっとまとめるとこういう感じだろうか。

様々なやりとりがあった。

僕は彼女の首の匂いがかぎたくてかぎたくて仕方なかった。
なので「個室のご飯屋さんで話をして、手をつないで、首のにおいを嗅がせてもらってもいいですか?」
と事前に彼女に聞いた。

彼女は「私は臭いと思いますよ(笑)?実際会ってみたら中村さんはそんな気を無くすと思います^^;」と
答えた。

僕らはこうして会うことになった。

僕は彼女が「なぜ死にたいのか」が気になっていた。

自撮りの写真は可愛かった。可愛くてユーモアもあって優しそうなアラサーの女性がなぜ死を求めているのか。

そこが知りたかった。僕なりにそれを理解して文章にしたかった。

そして彼女の身体の匂いがかぎたくてたまらなかった。

僕は新幹線で彼女の街まで向かった。

誰かに会うために新幹線に乗るのはこれで3回目だ。

毎回不思議な気持ちになる。

ただ、彼女からのあるDMが気になっていた。

それは「もし明日会うのでしたら〇〇駅に12時頃でも大丈夫ですか?」というメールだ。

もう会うことは確定していたのに、会うことをすごくためらっているような、会うことを嫌がっているような、
たいして僕に会いたくないような文章だったので、僕は申し訳ないような、悲しいような気持ちになってしまった。

彼女は僕に会いたいんだろうか?会いたくないんだろうか?

僕は彼女に会いたかった。会ってすべてを聞きたかった。

そして彼女の身体の匂いをかぎたかった。彼女の首の匂いをかいで首にキスがしたかった。

女性の身体のあたたかみを感じたかった。

でも正直セックスするのは怖かった。

セックスをするということは「判断される」「評価される」ということだ。

前戯をして挿入するという過程を通して、僕は彼女に「セックスが上手い」あるいは「セックスが下手」という判断、評価をされる。

それがとてつもなく怖かった。セックスの快楽よりも評価されることへの恐怖のほうが上回っていた。

「彼氏のほうが大きくて上手い」とか「前戯が下手」とか「痛いだけ」とかそういういわば
「僕に対する本音の感想が彼女の脳内に浮かぶこと」が本当に恐ろしかった。

女性の嘘が怖かった。「めっちゃきもちいい・・・やばい・・・あん・・・あん・・・」って言いながら
実は頭の中で「全然気持ちよくない(笑)こいつ何必死で腰ふってんの(笑)ださ(笑)」って思われるのが怖かった。

「彼女の本音を想像して勝手に傷つく」という作業にもいささか疲れた。

だからむしろセックスしないのは僕にとって少しほっとすることではあった。

でもなぜか僕は彼女に会いに行く時、カバンの中にコンドームとローションをいれていた。

何が起きるか分からない。ひょっとしたら僕が彼女の首の匂いをかいだり、首にキスをしている時に彼女が興奮して
「はぁ・・・はぁ・・・中村さんと・・・セックスしたい・・・」と言うかもしれない。

何が起きるか分からないし「絶対にセックスは無い」と思って彼女に会いに行くのも少しさみしいことだった。

僕はセックスにおびえながらもやはりどこかにセックスしたい気持ちを抱えていた。

でもたまらなくセックスが怖かった。

ボディソープで丁寧に身体を洗う。おしゃれに全く関心が無い僕だけど、自分が持っている服の中で一番お洒落だと思うものを
着て行った。髪にもワックスをつけた。カバンの中にはコンドームとローション。

準備は万端だ。

新幹線の切符を買う。新幹線に乗る。ドキドキする。これから彼女と会う。彼女はどんな人なんだろう。

ツイッターのDMでしか話したことがない人と実際お会いするのは毎回すごく緊張する。

新幹線が東京を出発した。不安と期待。僕はこれから彼女と会って、その後、思ったことをブログに書く。

そう考えると緊張する。

新幹線の窓から風景を見る。東京から遠ざかると田んぼや工場も見えてくる。のどかな景色だ。
でもここにも人が住んでいて、ドラマがあるんだ、と思う。
人がいて感情があって様々な思いがある。そして夜のあたたかい光がある。

目的地に着くまでの暇な時間はケータイをいじっていた。

待ち合わせ場所に着く時間を調べる。

彼女にDMを送る。

「〇時〇分に〇〇駅に到着予定です!宜しくお願い致しますm(__)m」

新幹線が駅に着いた。

そこからさらに電車に乗る。

のどかな風景だ。田舎。一見平和な街だけど当然ここにも人間の醜い本音があって暴力も存在している。

でも朝の光の中では、街はそういったものとは無縁に思える。

電車に揺られる。待ち合わせ場所に到着する。

彼女からDMが届く。

「用事済ませてから向かいますので、もしかしたら少し遅れてしまうかもしれませんm(__)m

また近くなったら連絡します!」

街を散歩して時間をつぶす。コンビニに入る。書店に入る。街をぶらぶら散歩する。気持ちいいほどの田舎だ。

今日はとても晴れていて気持ちがいい。

Yさん「ちなみに駅のどのあたりにいますか?私は西口を希望したいのですが^^;」

僕「すぐ西口に行きます^^」

僕「今西口の交番前にいます^^」

Yさん「どこだろ?^^」

僕「到着されてます???」

Yさん「到着してますけど西口に交番なんかありましたっけ???」

僕「ありますよ(笑)」

Yさん「普通に通り過ぎてましたww」

彼女を探す。

田舎で平日の昼間なので人通りが少なく匿名性が無い。

僕が中村ということが彼女にバレるのがひどく恥ずかしかった。

僕は交番を離れてベンチに座った。交番の前には誰も人がおらず、そこに突っ立ってると僕が中村であることが彼女にバレバレだと
思い、なんだかそれが無性に恥ずかしく怖かったのだ。

若い女性を見かけた。でも身体が異常にがっしりしてて大柄で顔も可愛くない。これがYさんだったらきついな・・・と
思う(何様だよ)。

でも彼女の元にはすぐに別の女性がやってきた。おそらく女友達との待ち合わせだったんだろう。ほっとした。

ベンチから周りを見渡す。とにかく、彼女が僕を見つけることが怖くて仕方ない。「この人が中村さんなんだ。こんなしょぼい
見た目なんだ」とがっかりされるのが怖くて仕方ない。

彼女らしい人を見つけた。スカートをはいてるし、そのスカートはメールでくれた写真と同じものだった。

彼女だ・・・。彼女がYさんなんだ・・・。遠くて顔が見えない。とても緊張する。

彼女は自分の見た目をゴリラだと言っていた。怖い。

DMを送る。

僕「白いカバンを持ってらっしゃいます?」

僕「分かったので行きます!」

彼女のほうに向かう。怖い。怖い。怖い。彼女を見るのが怖いというより『彼女が僕を見る』のが怖かった。

彼女に僕という人間を評価、判断されるのが怖い。「しょぼい」とか「貧相」とか「ブサイク」とかそんな感想を持たれるのが
怖い。そういった本音の感想が彼女の脳内に浮かぶことが怖い。その感想を彼女が口に出すかどうかは関係ない。
彼女の頭の中にその本音が一瞬だけでも浮かぶことが怖くてそれが僕にとって苦痛なのだ。

彼女は意図的なのか下を向いていて口元しか見えない。

僕は彼女に近づいていった。

田舎の駅なのでほかに人はおらず、彼女がYさんであることは間違いない。

僕「あの・・・Yさん・・・ですか?中村です・・・。お忙しい所申し訳ありません・・・」

彼女は僕のほうを見た。

Yさん「あ・・・そうです・・・(笑)」

正直ここでどんな会話をしたのかほとんど覚えていない。たぶんお互いめちゃくちゃ緊張していた。

暗いDMの内容とは裏腹に明るい笑顔が印象的だった。僕はほっとした。

そして何よりも彼女はとても可愛かった。とても嬉しかった。可愛い・・・と思った。

僕「全然ゴリラじゃないじゃないですか(笑)めちゃくちゃ可愛い(笑)めっちゃ嬉しいです^^ほっとしました」

Yさん「(笑)」

僕「めっちゃ可愛い!本当に嬉しいです^^」

Yさん「っていうか全然交番じゃないじゃないですか(笑)」

僕「すいません(笑)交番前は日差しが強かったので^^;」

僕「っていうかお忙しい中本当にすいません^^;どこに行きます??」

Yさん「そうですね。一応調べてきたんですけどあそこに居酒屋があって・・・
それがどんな個室なのかは分からないんですけど^^;」

僕は基本的に女性と会う時は個室の居酒屋とかで話をする場合が多いんだけど、せっかく田舎に来たんだから山とか公園に
行きたい気分になっていた。

僕「なるほど・・・ちなみに山とか公園に行きたいって言ったら迷惑ですか?外、暑いですもんね・・・もし嫌じゃなかったら
一緒に行きません?」

Yさん「はい^^それは全然いいですよ^^」

僕「あ!でももしYさんがどうしても行きたいご飯屋さんとかあったらそっち行きましょう^^」

Yさん「ちなみに・・・居酒屋はこっちですね・・・ランチをやってるみたいです^^;」

僕らは居酒屋の店の前まで行った。しかし居酒屋は閉まっていて表記を見ると営業時間は夕方からだった。

Yさん「あれ(笑)?調べてきたのに^^;おかしいな(笑)」

僕はこの時点で彼女にかなりの好印象を抱いていた。

なによりも笑顔が可愛い。照れたようなはにかんだような表情がとてつもなく可愛い。

そして清楚で品があって裏表が無さそうに思えた。

僕「じゃあちょっと今ここでケータイで調べていいですか??」

僕はスマホを使って近くの山や公園の情報を調べた。

なんとなく彼女と公園を散歩しながらいろんなことを話したいと思ったのだ。

スマホで調べると、どうやら近くに公園があり、写真で見る限り綺麗で落ち着く場所のように思えた。

ここに行きたいと思った。

僕「近くに〇〇公園ってあるんですけど、ここでもいいですか?ちょっと暑くて申し訳ないんですけど・・・」

Yさん「全然いいですよ^^」

僕らは彼女の車が停めてある駐車場に向かった。

Yさん「中村さん・・・意外に・・・そんなに言うほど顔ひどくないじゃないですか^^;よっぽどひどいかと思ってたんですけど・・
あの・・・政治家のあの人の顔が印象にありすぎて・・・」

僕「井脇ノブ子(笑)?」

Yさん「そう(笑)」

でも僕はひそかにショックを受けていた。僕は自分のことをブサイクブサイクと言いながら実は自分の顔のことを
「そこそこまとも」だと思っていたのだ。鏡を見てたまにイケメンだと思う時すらある。かと思えば「世界一ブサイク」だと思う時も
ある。自分の顔は光の加減や日によって全然違うように思える。他人からすると毎日同じなんだろうけど。

実は自分の顔が嫌いじゃなくて、たまにかっこいいと思うことすらある僕にとって、彼女の「そんなに言うほど顔はひどくない」と
いう言葉はつらかった。もっと褒めてほしかった。


駐車場に到着する。

Yさん「この車です^^」

僕「めちゃくちゃ可愛い車ですね(笑)」

Yさん「ありがとうございます(笑)自分でも気に入ってるんです^^」

彼女は機会を操作して駐車代を払おうとした。

僕「いいっすよ^^僕払いますよ^^」

Yさん「いえ^^遅刻して待たせちゃったんで^^;私が払います^^」

彼女の払う意思は強そうだったので、僕はあっさりと折れて彼女に払って頂いた。

料金を払い終え彼女の車に向かう。

本当に可愛い車だ。おしゃれ。

僕「すいません。申し訳ないです。乗らせてもらいますね^^」

Yさん「こんな車ですいません^^;たぶん暑いと思います^^;」

人が運転する車に乗るのは何年振りだろう?ひょっとしたら最後に誰かの助手席に座ったのは10年くらい前かもしれない。


彼女はケータイのナビを起動して公園の名前を検索した。

しかしケータイの調子が悪いのか、位置情報をうまくつかめないのか、なかなかナビが働かない。

Yさん「このナビ調子が悪くて・・・通り過ぎた後に『曲がってください』って言ったり(笑)
自分が今いる位置が出なかったり・・・めちゃくちゃなんですよ(笑)」

僕「なるほど(笑)」

正直僕は昔から他人の運転する車に乗るのが怖くて仕方なかった。どうしても事故にあって死ぬイメージしかわかないのだ。

だから今回も正直怖かった。

発進した。

車内は良い匂いがする。

正直車内で何を話したのかほとんど覚えてない。

運転中に話かけると事故っちゃうんじゃないかと思ってビクビクしていた。

彼女は車の運転が好きらしい。純粋に「運転するのが楽しい」ということだった。

ただこの地域に来るのは彼女も久しぶりらしく、地理が全然分かっていないのでナビ頼みだった。

Yさん「・・・中村さんって冬生まれですか?」

僕「すごい・・・なんで分かったんですか?」

Yさん「なんとなく(笑)私も冬生まれなんですけど、夏生まれではないなって感じがして(笑)」

僕「それどういうことですか(笑)?ディスってます(笑)?」

Yさん「ディスってないです(笑)夏生まれの人ってイェーイみたいな・・・なんかこう明るそうな人というか夏の行事が
好きそうな雰囲気の人が多いんですよね^^」

Yさん「中村さんは血液型■型ですか?」

僕「すごい!そうです!」

Yさん「なんかそんな感じがしました(笑)」

道路が広くて良い意味で本当に田舎だなという感じがする。

自然もとても綺麗だ。

公園に到着した。

なんとなく落ち着きそうな良い公園だ。小さすぎず大きすぎない。

僕らは適当な方向に歩いた。

屋根付きのベンチを見つけた。なんとなくそこに座ろうと思った。

対面ではなく隣に座りたかった。僕らは隣同士に座った。でも僕らの間には少し距離があった。初対面だし当然か^^;

僕「すごくいい場所ですね・・・ちなみにYさんって今何のお仕事をされてらっしゃるんですか?」

Yさん「実は・・・仕事を辞めちゃって・・・今はプー太郎ですね^^;」

プー太郎って表現久々に聞いたわと思った(笑)

僕「そうなんですね^^それはなんかあれですか?仕事がきつかったとか、人間関係がきつかったとか・・・」

Yさん「人間関係ですね・・・人間関係がめちゃくちゃきつくて・・・私仕事中に泣いちゃって(笑)」

僕「なるほど(笑)それはきついですね・・・めっちゃ性格が悪い人がいたとかですか?」

Yさん「そうですね・・・なんかいつもイライラしている人で・・・あたりがキツイというか・・・泣くつもりはなかったんですけど、
気づいたらぶわぁって泣いてて・・・で・・・なんか気まずくなって辞めちゃいました・・・
っていうか実は私その職場で■回も泣いてるんですよ(笑)」

僕「なるほど(笑)■回っすか(笑)それはキツイですね・・・」

Yさん「まず面接のときに緊張しすぎて泣いちゃって・・・私人前で話すのが本当に苦手なんで・・・ちゃんとした面接を
受けるのが初めてだったんで緊張しちゃって・・・面接の時に泣いた人は初めてだよって言われました(笑)」

僕「なるほど・・・ちなみにその会社にはどのくらいいらっしゃったんですか?」

Yさん「■年ですね・・・。新卒で入った会社に■年いて退職して、さっき話した会社に入って■年で退職して・・・
それから・・・夜のお仕事をして・・・辞めて今に至る感じですね^^;」

僕「なるほど・・・夜のお仕事っていわゆるデリヘルとかですか?」

Yさん「そうです。デリヘルですね^^;」

僕「地元でされてたんですか?」

Yさん「そうですね(笑)思いっきり地元ですね(笑)」

僕「知り合いと会っちゃうリスクがやばくないですか(笑)?」

Yさん「いや事前にお客さんの顔が確認できるシステムがあるんで大丈夫でしたよ^^」

僕「なんですか(笑)?そのシステム(笑)」

Yさん「ラブホテルに行って、まずドライバーが部屋のピンポンを押して・・・お客さんが出てきたらドライバーが
『ちょっと目をつぶってください・・・』って言って、その時に女の子がお客さんの顔を見るんです。
それで知り合いだったら断れるっていうシステムなんです」

僕「そんなシステムあるんですね・・・初めて聞きました(笑)」

Yさん「なるほど(笑)田舎限定なんですかね^^;どこもそうだと思ってました^^」

僕「デリヘルってめちゃくちゃきつくないですか?すごくストレスたまりません?」

Yさん「大変でしたね^^;」

僕「ちなみにやろうと思ったきっかけは?」

Yさん「やっぱりお金ですかね・・・お金もたくさんもらえますし、その日にもらえますし・・・」

僕「なるほど・・・ちなみにどんなお客さんが嫌でした?」

Yさん「やっぱ本番がしつこい人ですかね・・・」

僕「なるほど・・・どう断ってたんですか?」

Yさん「ほとんどの人が『本番ダメ?』って聞いてくるんで『それやると店長から怒られちゃうんで・・・』とか『クビになっちゃ
うんで・・・』って断ってましたね」

僕「でもぶっちゃけ断るのがめんどくさい時とかなかったですか?断り疲れて、まあいいか・・・って思う時とか
なかったですか?」

Yさん「ぶっちゃけ・・・ありましたね(笑)」

僕「本番をさせてあげる人とさせてあげない人の違いってなんだったんですか?」

Yさん「まともな人かどうか・・・ですかね(苦笑)まともな人だしいいか・・・みたいな(笑)」

僕「なるほど^^;ちなみに若い頃セフレが■人くらいいたっていうことでそういう風俗的なことにはあまり抵抗は
無かった感じですか?」

Yさん「そうですね。あまり無かったですね^^」

僕「ちなみにセフレって当時どこで見つけてたんですか?」

Yさん「なんか・・・掲示板ですね。当時今ほどSNSとかが流行ってなくて掲示板が普及してて・・・そこで見つけてましたね」

僕「お金のやりとりとかはあったんですか?」

Yさん「一切なかったですよ^^;」

僕「ちなみになんでセフレを探してたんですか?」

これに関して彼女がなんて答えてくれたのか、覚えていない。

たしか「誰かに愛されたかったから」と答えてくれたような気がする。

僕「ちなみになんで風俗を辞めたんですか?」


Yさん「そうですね・・・簡単に言うと病気になっちゃったからですね^^;」

僕「なるほど(苦笑)」

Yさん「たまに生でフェラチオしてたから・・・たぶんそれが良くなかったんだと思います^^;」

彼女は風俗を数か月で退職した。

僕「プー太郎だと暇じゃないですか?生活に飽きません?僕1年くらい実家でひきこもってた時期があったんですけど
生活に飽きましたね・・・。働きもせず家でYoutubeだけを見る生活に・・・」

Yさん「飽きませんよ^^プー太郎ですけど家事をやってるんで^^家の掃除をして家族の食事を作ってるんで結構やることは
あります(笑)」

僕「なるほど。家事をされてるんですね。それなら飽きるどころか毎日大変ですよね^^;」

Yさん「私は同じ生活のリズムでも飽きないほうなんで^^全然楽しいですよ^^」

僕「ちなみにご家族との関係性ってどうなんですか?」

Yさん「そうですね・・・関係は全然良いんですけど、私の家系は精神的な病を抱えている人が凄く多いんですよね・・・

この辺りのことも詳しく書いてしまうと特定される可能性があるため書かないでおく・・・。

僕「なるほど・・・正直メールでおっしゃっていた『死にたい』っていうお気持ちが全く分からなかったんですよね^^;
家事も毎日されててご家族との関係も良好で趣味もおありで・・・そこと『死にたい』っていう感情が全く結びつかなかったんです
けど、おそらく遺伝子的に精神を病む傾向があるご家系なのかなと・・・」

Yさん「そうなのかもしれません・・・」

Yさん「いつも週末に『死にたいな・・・』って思います。遺書も書いて車の中に置いてるんですよね^^;」

僕「え?まじですか?・・・」

Yさん「はい・・・。一応ロープも買って車の中に置いてあって(苦笑)今日は家に置いてきたんですけど(笑)
いつでも死ねるように・・・」

僕「正直その可愛い笑顔と死が全く結びつかないですね・・・
ちなみに今月中に死ぬとかそういうことも全然あり得るんですか・・・?」

Yさん「全然あり得ると思いますね・・・」

ちなみに、どういう経緯でその話になったのか全く覚えていないが、彼女は自分から男性に告白をしたことがあるらしい。
清楚な彼女の外見からはなかなか想像が出来ないことだ。

Yさん「いつも通勤時間にすれ違う男性がいて・・・顔がすごくタイプだったんですよね(笑)で、もうこれは告白しなきゃ
いけないなと(笑)」

僕「どう告白したんですか?」

Yさん「手紙を書いて、それを渡しました。電話番号とかメールアドレスを書いて・・・」

僕「積極的ですね(笑)」

Yさん「ですね(笑)良かったら連絡してください、もし無理だったら連絡とかは大丈夫ですって書いて・・・
そしたら次に会った時に『手紙ありがとう』って言ってくれて。それから付き合いました^^」

僕「ちなみになんで別れたんですか?」

Yさん「・・・いろいろあって・・・今でも正直未練はあって・・・」

とても言いにくそうというか複雑な思いを抱えてらっしゃいそうなので深くは聞けなかった。

僕は彼女と話をしながら「誰かに似てるなあ・・・」と思っていた。ようやくわかった。

僕「あの・・・吉岡里帆に似てません?」

Yさん「吉岡里帆?誰ですか(笑)?」

僕「あのCMとかにめっちゃ出てる可愛い子で・・・」

僕はケータイで吉岡里帆で画像検索した。

僕「この子です」と言ってケータイを彼女に見せた。

Yさん「あ!この子か・・・なんか見たことある・・・」

Yさん「全然似てないですよ(笑)どこが似てるんですか(笑)中村さん目おかしくないですか(笑)?」

僕「いや・・・なんか似てますね・・・なんか似てる気がします・・・」

鼻や口や輪郭がすごく似ている気がした。

女性とお会いした時に一番怖いのは「話題が無くなること」だ。話すことがなくなったときの気まずさは半端じゃない。

特に僕は身バレ(僕の個人情報を掲示板やツイッターなどに書かれたりすること)を過剰に恐れているので、
自分の仕事や家族や趣味の
話などを女性にすることが出来ない。万が一女性が掲示板やツイッターに僕の情報を書くと
僕の人生が終わってしまう恐れがあるからだ。

こんな気持ち悪いブログを書いていることが職場や家族や知り合いにバレてしまうと、僕は今後どう生きていけばいいのか
全く分からなくなってしまう。

この時も急に「あれ・・・もっと話すこと、聞きたいことはたくさんあったはずなのに・・・やばい・・・話すことが無くなった
かも・・・」って一瞬思った。

その時の不安感、罪悪感は凄まじいものがある。

僕「あの・・・Yさんの首の匂いかがせてもらってもいいですか?」

Yさん「え~(笑)だめですよ(笑)絶対臭いもん^^;」

彼女のリアクションは予想外だった。結構本気で嫌がっていることに僕は驚いた。

少し嫌がりながらも普通にかがせてくれると思っていたので。

僕「絶対くさくないですよ(笑)ごめんなさい。どうしてもかぎたい^^」

Yさん「絶対くさいです(笑)」

Yさん「私、人の匂い嗅ぐのが大好きなんで気持ちは分かるんですけど、人にされるのは絶対嫌(笑)」

僕「臭くてもいいです(笑)むしろ汗のにおいがまじってるくらいが一番いいです(笑)」

Yさん「やだ(笑)」

僕「え~(笑)まじですか(笑)」

彼女が結構本気で嫌そうだったので、とりあえず場所を変えようと思った。

僕「なんとなく少し歩きますか^^」

Yさん「はい^^」

僕らは公園内を少し歩いた。

Yさん「中村さん何キロくらいですか?」

僕「たぶん60キロくらいですかね・・・。」

Yさん「私前職で結構重いもの持ってたんでたぶん中村さんを持てますよ(笑)」

僕「・・・ひょっとしたら60より少し重いかも・・・」

Yさん「70くらいまではいけます^^」

僕「なるほど・・・ちなみに持たれることで僕がケガしたりしません(苦笑)?」

この時彼女は口に出さなかったけど一瞬「私じゃなくて自分の心配かよ(笑)」って空気が流れた(笑)

僕は慌てて「っていうかYさんも腕を痛めたりしません?大丈夫ですか?」と言った。

Yさん「全然大丈夫ですよ^^」

僕「・・・じゃあ・・・お願いします・・・」と言って僕は彼女に背を向けた。

Yさん「・・・えっと・・・こっち側を向いてもらったほうが持ちやすいかも^^」

僕「あ・・・了解です^^;」と言って僕は彼女と向かい合った。

彼女は僕の腰を持ち一瞬で僕を持ち上げた。そして僕を持ったまま移動した。

彼女のおっぱいが僕の体にあたってそれが凄く気持ちよかった。

僕「うわ・・・すごい・・・」

Yさん「どっかに運びます(笑)?」

僕「おろしてくれて大丈夫です(笑)」

彼女は僕をおろしてくれた。

僕「すごいですね・・・そんな細くて小さいのによく持ち上げられますね・・・」

Yさん「簡単ですよ^^誰でも出来ると思います^^腰を使って持ち上げると腰を痛めちゃうんで膝を使ってもちあげると
簡単です^^」

僕「なるほど・・・」


僕はどうしても彼女の首の匂いをかぎたかった。どうしてもどうしてもかぎたかった。

彼女は夕方にはご自宅に戻らなければならない。ご家族の食事の支度をしなければならないから。

もう時間もあまり無かった。この後は食事をしてお別れということになる。

僕「じゃあそろそろどっかに食事に行きます?」

Yさん「そうですね^^」

僕「何にします?僕嫌いなもの何もないんでYさんが好きなものでいいですよ^^高いものでも大丈夫です^^」

Yさん「そうですね・・・何にしようかな・・・」

僕らは車に戻った。

お互いケータイでお店を調べた。

僕「肉でも魚でもなんでもいいですよ^^」

Yさん「私、■があまり得意じゃないんですよね^^;すいません^^;」

僕「全然大丈夫です^^」

助手席から彼女の横顔をあらためて見つめる。本当に可愛い。

どうしても匂いがかぎたい。

僕「しつこくてごめんなさい・・・本当にごめんなさい・・・どうしても匂いがかぎたいです・・・ごめんなさい。
本当にしつこくて申し訳ないんですけど・・・本当にかぎたいです(笑)」

Yさん「え~(笑)絶対臭いですよ(笑)本当に臭いです(笑)」

僕「絶対臭くないし、臭いくらいが逆にいいんです(笑)ごめんなさい。もうどうしてもかぎたくて(笑)」

僕にとって「女性の首の匂いをかぐ」という行為はセックスと同じくらいHで興奮することなのだ。

なぜかは分からないけど。

Yさん「っていうか私も人の匂いをかぐのが大好きなので今までいろんな人にお願いしてたんですけど、相手の方が嫌がってた
理由がわかりました(笑)そうか・・・人にされるとこんな心境になるのか(笑)勉強になりました(笑)」

Yさん「じゃあ中村さんの匂いかがせてくださいよ(笑)」

僕「嫌です(笑)僕絶対臭いんで(笑)」

Yさん「嫌がってるじゃないですか(笑)」

僕「っていうか僕の匂いをかぐことにYさん側にメリットないでしょ(笑)」

Yさん「私、人の匂いかぐの好きなんで^^」

僕「嫌ですよ(笑)」

Yさん「ほら嫌がってるじゃないですか(笑)」

そう言って彼女は僕の首の匂いを一瞬かいだ。

Yさん「あ・・・なんかつけてます?」

僕「香水つけてます(笑)」

Yさん「でたでた(笑)」

僕「(笑)」

僕「じゃあ肩の匂いかいでもいいですか?」

Yさん「え(笑)?肩(笑)?」

肩ならいいか・・・という空気になったので僕は助手席から身を乗り出し彼女の左肩の匂いをかいだ。

僕「めっちゃ甘い・・・めっちゃ良い匂いがする・・・やばい・・・やばいです・・・」

Yさん「絶対臭い(笑)」

僕「やばい・・・手つないでもいいですか?」

Yさん「(笑)」


僕らは手を繋いだ。彼女の手はとても柔らかかった。

僕「手の匂いかいでもいいですか?」

Yさん「やだ(笑)絶対臭いですよ(笑)」

僕「腕触ってもいいですか(笑)?」

Yさん「はい(笑)」

僕は彼女の左腕をもみもみした。とても気持ちよかった。

彼女の左腕をもみもみしながら彼女の左肩の匂いをかぐ。

僕「めっちゃ気持ちいい・・・めっちゃ幸せ・・・いい・・・最高です・・・」

Yさん「(笑)」

少し離れた所に車が止まっていて、4,5人の男女が乗っていた。僕らの行為が見られている気がして気が散った。

僕「はやく行ってくれないかな(笑)めっちゃ気になる・・・なんで駐車場にずっといるの(笑)?」

Yさん「道でも調べてるんですかね^^;」

僕「めっちゃ嫌(笑)はやく行ってほしい^^;」

願いが通じたのかしばらくすると彼らは駐車場から発進した。

僕「やった~(笑)」

Yさん「(笑)」

僕「ごめん・・・ちょっと・・・」と言い僕は彼女の首に優しく自分の鼻をつけた。

Yさん「え~(笑)絶対臭い(笑)」

僕「やばい・・・めっちゃ甘い・・・やばい・・・めっちゃいい・・・やばいです・・・」

Yさん「洗剤かファブリーズの匂いですよ・・・」

僕は彼女の首の匂いを嗅ぎ続けた。

くんくんくん・・・

僕「・・・ちょっと・・・本当に幸せ・・・ずっとこうしていたい・・・」

Yさん「・・・小さい頃お母さんに愛情を注がれなかったんですか(笑)?」

僕「いや(笑)・・・めっちゃ愛情注がれたと思うんですけど^^;・・・なんか・・・性癖ですかね・・・(笑)」

僕は服の上から彼女の背中の匂いもかいだ。

僕「やばい・・・むちゃくちゃ良い匂いがする・・・やばいです・・・」

Yさん「くすぐったい(笑)」

Yさん「ちょ(笑)・・・こんなに匂われたの生まれて初めてです(笑)」

僕「ごめんなさい・・・脚も触っていいですか・・・?」

Yさん「・・・はい(笑)」

僕は彼女の左脚を触った。彼女は肌色のストッキングをはいていた。彼女の内太ももを触った。

僕「めっちゃ気持ちいいです・・・めっちゃ気持ちいい・・・」

僕「ちなみに・・・こんなことしてる時に聞くのもどうかと思うんですが性感帯ってどこなんですか???」


Yさん「そうですね・・・スイッチが入ったら全身ですかね^^;くすぐったいっていうのが気持ち良いに変わる感じですね^^」

僕「なるほど・・・」

その時僕はすごいことに気付いてしまった。

自分のズボンにでっかいシミが出来ていたのだ・・・。

僕「あの・・・めっちゃおもしろいこと言っていいですか・・・?」

Yさん「はい(笑)・・・なんですか(笑)?」

僕「あの・・・ズボンにめっちゃでかいシミが出来てるんですけど(笑)」

Yさん「え・・・(笑)それなんですか・・・(笑)・・・?」

僕「あの・・・いわゆる・・・我慢汁的な・・・(笑)」

Yさん「(笑)」

Yさん「なんかテレビで見たことあります。浮気してるかどうかのチェックで奥さんが旦那さんのパンツのシミを
見るって・・・」

僕「でも男性っておしっこでもシミがつくからシミ=我慢汁とは言えないんじゃないですかね?」

Yさん「なんか我慢汁の場合は光るみたいで・・・」

僕「なるほど・・・そういうことか・・・」

僕「っていうか話全然変わるんですけど・・・さっき僕を持ち上げてくれた時おっぱいが当たってめっちゃ気持ちよかったです(笑)」
「おっぱいでかくないですか?」

Yさん「小さいです^^;たぶんCくらいです。」

僕「え~ なんかもっとでかくみえます^^」

Yさん「前はDくらいあったんですけどダイエットしたらCになってすごいショックでした><」

胸を触るのはさすがに一線を越えすぎというか「胸触っていいですか?」とは怖くて言えなかった。

Yさん「ちなみに中村さんって・・・髪型とかファッションをもうちょっと変えたら・・・むしろイケメンじゃないですか?
なんか結構顔整ってる気がする・・・職場でもモテません?」

僕「いや・・・全くモテません・・・」

Yさん「なんか・・・髪をもうちょっと短くするというか・・・」といって彼女は僕の髪を触り始めた。

「ワックスとかつけて・・・」といって僕の髪型をいじりはじめた。

僕は既にワックスをつけていたので少し恥ずかしかった。ワックスで髪が少しベトベトしていたので、彼女が「ベタベタしてるな
・・・汚い・・・」と思うのが少し怖かった。そしてそのべたつきで既にワックスをつけていることがバレる気がして少し
怖かった。

Yさん「服ももう少し・・・なんていうのかな・・・ジャケットとかスーツとか襟付きの服が似合う気がします^^」

僕「ありがとうございます^^早速東京に帰ったら髪を切ります^^」

僕は自分の髪型をまあまあ清潔感があってまあまあお洒落だと思っていたのだが彼女にそう言われると途端にダサく感じてしまい
一刻も早く髪を切りたくなった。

Yさん「そろそろご飯屋さんに行きます?」

僕「あと5分だけここにいたいです。もう少しだけにおっていたいです」

Yさん「(笑)」

僕「あの・・・すごく言いづらいんですけど・・・もうちょっと奥のほう触ってもいいですか・・?ストッキングの上から
アソコを触ってもいいですか?」

Yさん「それはさすがに(笑)」と言って彼女は両腕を使って×マークをつくった。

僕「ごめんなさい(笑)・・・ですよね(笑)」と言って僕は彼女の首を匂い続け腕と脚を触り続けた。

Yさん「ちなみに中村さんはどんなAVが好きなんですか?」

僕「僕は・・・スカトロ以外は全部平気ですかね・・・。」

Yさん「一緒です(笑)」

僕「っていうかAV見るんですか(笑)?」

Yさん「見ますよ(笑)」

僕「オナニーの時ですか?」

Yさん「はい^^」

Yさん「この前イマラチオのAV見て興奮しました^^」

僕「イマラチオって・・・なんでしたっけ?奥までいれるフェラチオのことでしたっけ?」

Yさん「フェラチオって女性主体なんですけど、イマラチオは男性主体というか・・・女性の意思は無視みたいな^^;」

僕「え?そういうので興奮するんですか?全然わかんない(笑)めっちゃMってことですか?」

Yさん「たぶんそうですね^^;女性が無理やりされる、女性の権利無視・・・みたいなやつに興奮します・・・」

僕「めっちゃ変わってる・・・例えばレイプ系とかですか?」

Yさん「そうですね・・・普段はおとなしい人でもセックスの時はSでガンガンきてほしいですね・・・」

僕「なるほど・・・」

僕「ちなみに・・・Yさんって清楚可愛い系じゃないですか?・・・正直そういうタイプの方ってすごく痴漢とかに
あいそうな気がするんですけど・・・」

Yさん「痴漢はあったことないですね・・・。でも変態なら会ったことあります(苦笑)」

僕「変態(苦笑)?」

Yさん「なんか・・・ある日普通に100円ショップで買い物してたんですけど・・・夏で暑い日だったんですけど、
帽子かぶってマスクしてコート着てる人がいて・・・^^;完全に頭おかしい人だ・・・って思ったんですけど・・・」

僕「はい・・・」

Yさん「で・・・普通に買い物してたら後ろから『はぁはぁ・・・はぁはぁ・・・』って聞こえて・・気づいたら真後ろにその人が
いて・・・で怖くて離れて・・・また普通に買い物してたらまた後ろにいて・・・」

僕「気持ち悪・・・」

Yさん「急に「君可愛いね」って言われて耳に息をふきかけられて・・・そのまま去っていったんです・・・」

僕「もうそれ犯罪者じゃないですか・・・」

Yさん「めちゃくちゃ怖くて・・・鳥肌がたって・・・そういう人には会ったことあります(苦笑・・・)」

ここで一つ言っておかなければならないことがある。

これを誤解が無いように伝えるのは非常に難しいんだけど・・・。

僕は今までお会いした女の子ほぼ全員に「今まで痴漢とかにあったことありますか?」と聞いた。


この質問をすることが男性の一般的な性癖なのか、僕の特殊な性癖なのかは分からない。

ただ、聞かずにはいられなかった。

なぜか僕は『性暴力』『女性が望んでいない性行為を男性に無理矢理される』という状況になんともいえない感情を
抱いてしまうのだ。

誤解しないでほしい。僕は今まで性暴力を一度もしたことがないしこれからも絶対にしない。痴漢をすることもないし合意の
無いセックスをすることもないし、セクハラ的な言動で女性を不快にさせるつもりも毛頭ない(下ネタがOKな女性の前でなら
普通にそういう話もすると思うが・・・)。

そして僕は今までの人生で人に暴力を振るったことは一度もないしおそらくこれからもない。

しかし、しかしだ。

僕は性犯罪のニュースを聞くたびに、なんともいえない感情に襲われる。犯人に対する怒り、どうせ更生なんて無理なんだから
死刑にしてしまえよという気持ち、女性に対する申し訳なさ、そのほかに『なんともいえない気持ち』を感じてしまうのだ。

普通の事件とは違う『決定的な何か』を性犯罪に感じるのだ。

それを誤解が無いように表現するのは本当に難しい。

なんとか言葉にするならば・・・【性暴力に対する圧倒的な嫌悪感とほんの少しの憧れ】・・・ということになるのだろうか?

僕は性犯罪者は全員死刑にすればいいと思ってる。夜道でいきなり見ず知らずの女性を襲うなんて人間として最低であって、
そんな人間が刑務所で更生プログラムを受けただけで変わるはずもないし、そんな人間は速攻死刑にしてしまえと
思うんだけど、以前ある心理学の本で「あなたが嫌悪しているものはあなたの負の投影です」という文章を読んでから
考えさせられた。

僕の推測なのだが・・・ほとんどの男性はレイプに対して圧倒的な嫌悪感とほんの少しの憧れを持っている。

こういう書き方をすると絶対に誤解されるな・・・。

女性に生まれたせいで常に男性から欲望の対象にされ、常に危険にさらされているといういわば
「女性に生まれたことに対する儚さ」に興奮してしまうのだ。

すべての女性が一歩間違えばレイプされる危険をはらんでいるという事実に興奮してしまうのだ。

繰り返しになってしまうが僕は性犯罪を犯したことは無いしこれからも絶対にしない。

今まで誰かに暴力をふるったことも一切ない。僕はおそらく暴力的傾向の低い人間だ。

しかし・・・しかし・・・なぜかレイプ系のAVを見て興奮している自分がいる。もちろんすべての作品において
興奮するわけではない。本当に暴力的な内容のものには嫌悪感を抱くし全く興奮しない。気分が悪くなってすぐに見るのをやめてしまう。

しかしある種のレイプ系のAVには興奮してしまう。「興奮するAVと興奮しないAVの違いはどこにあるの?」と聞かれても
うまく答えられない。いや・・・答えられそうな気もするけど、今は答えたくないような気がする・・・。

僕はもし知り合いの女性が性犯罪にあったら耐えられない気がする。加害者に会いに行って
金属バットで頭をかち割ってしまうかもしれない。

僕はたまに想像する。知り合いの女性が性犯罪にあって泣いている。僕は金属バットを持って加害者に会いに行く。
僕は「やったのかやってないのかどっちなんだよ」と加害者に言う。
加害者は金属バットを見ておびえている。
僕は言う。「だから、やったのかやってないのか言えよ。おまえがやったのか、やってないのか?」
加害者は震えながら言う。「・・・やりました・・・」
僕は金属バットを思い切り振る。男の頭に当たって頭蓋骨が砕けて脳みそが飛びちる。
僕はその場で泣く。彼女のことを思って。そして加害者のことを思って。

実際もしそんなことになったら僕はどうするだろう?本当に知り合いが性犯罪の被害にあったとしたら?

僕はたぶん部屋で一人で泣くことしか出来ないと思う。暴力に直面して僕が出来ることは泣くことだけのような気がする。

僕はビビりで弱い人間でしかないのだ。

いつか性犯罪の加害者と被害者にインタビューをしてみたい。
加害者には「なぜあなたはそのような行為をしたのか?」「一人の人間を傷つけたということに対して反省しているのか」
「今どんなことを考えているのか」と聞きたい。

被害者には「その時どういう心境だったか」「今何を考えているか」「性犯罪に対してどう思うか」を聞きたい。

この世界から全ての性犯罪が無くなることを強く願っている。

僕「そろそろご飯食べに行きますか・・・」

Yさん「そうですね・・・」

Yさん「どこにしましょうかね・・・」

僕「僕まじでどこでもいいですよ^^嫌いなものないんで^^Yさんの気分で選んで頂ければ^^」

Yさん「ちなみに中村さんって出身どちらなんですか?」

僕「〇〇です」

咄嗟に嘘をついてしまった。とにかく僕は自分の情報を言うのが怖くて怖くて仕方なかった。

とにかく全てが怖かった。最近よく身バレする夢を見る。知り合いがなぜか「僕が中村であることを知っている夢」を見る。

とにかく怖くて仕方なかった。嘘をついてしまったことは謝りたい。ごめんなさい。

Yさん「そうなんですね~ 私〇〇行ったことがあるんですよね^^」

僕「そうなんですね^^;」

早くこの話題が終わってほしいと思った。

回転寿司に行くことになった。駐車場に到着した。

僕は彼女のぬくもりがほしかった。

僕「すいません・・・あとでほっぺにキスしてもらってもいいですか・・・?」

Yさん「いいですよ^^;」

なぜ「あとで」にしたのかよく覚えていない。駐車場に誰か人がいたからかもしれない。

駐車場から見ると寿司屋は閉まっているようにも見えた。

僕「営業してるか見てきますね^^」

入口から中をうかがう。どうやら営業はしているようだ。

僕「営業してるみたいですね^^行きましょう^^」

平日の回転寿司屋はなんともいえない平和な空気に包まれていた。

ここには暴力の匂いが一切しない。争い事もない。ただ平和に皿が回っていて、寿司を握る人と食べる人がいるだけだ。

僕「すいません。二人ですね」

店員「かしこまりました。テーブル席とカウンター席どちらにいたしますか?」

僕はこういうことが全く分からない。テーブルとカウンターどちらにするのが常識なのか。全く分からないので彼女の顔を見た。

Yさん「テーブルで^^」

番号が書かれている伝票を渡された。僕らはその番号が書かれているテーブルを探した。あった。

僕「隣・・・座ってもいいですか^^;」

Yさん「なんか・・・隣だったら変かも・・・^^;」

たしかに周囲には他のお客さんもいたし、彼らはみんな隣ではなく対面で座っていた。

僕「・・・ですよね・・・^^;」

皿が流れていた。しかし平日でお客さんが少ないからなのか、皿の上に寿司はのっていなかった。機械で注文するシステムの
ようだ。

Yさん「お味噌汁飲みます^^?」

正直お味噌汁はどちらでもよかった。だけど僕が注文しないことで彼女が遠慮するみたいなことにはしたくなかったので
「飲みます^^」と答えた。

僕「お茶とってきますね^^」

しかしお水しかなかった。僕は熱いお茶が飲みたかったが仕方なくコップに冷たい水をいれて持ってきた。

僕「はい^^」

Yさん「ありがとうございます^^」

Yさん「ちょっとトイレに行ってきますね^^」

彼女はトイレに行った。

長い間彼女は帰ってこなかった。電話をしていたんだろうか?車の中で「すごくお腹が減った」と言っていたのでお腹が
痛かったわけではないと思う。本当に長い間彼女は帰ってこなかった。僕は不安になった。

彼女が帰ってきた。

Yさん「トイレの鏡で自分の顔みて絶望してましたよ(笑)こんなにブスだったんだって(笑)再確認しました^^;」

僕「いやめっちゃ可愛いですよ^^まじで^^」

Yさん「中村さん守備範囲広すぎ(笑)ストライクゾーン広すぎですよ^^」

お味噌汁が届いた。


別々のお味噌汁を注文していたので「それ何のお味噌汁ですか?」と彼女に聞いた。
彼女は「えっと・・・なんだったっけ(笑)?」と照れ笑いを浮かべた。

とても可愛いと思った。僕はついさっき注文したものを何か忘れるような女の子が好きだ。凄く可愛いと思う。
人は明確な意思を持って何かを選択するわけではない。与えられた選択肢の中から適当なものを選ぶしかないのだ。

そして自分が選んだものを忘れてしまうのはとても自然なことのように思えた。

味噌汁を飲む。甘くてとても美味しかった。

僕「美味しいです^^」

Yさん「美味しい^^」

機械でお寿司を注文する。各々が食べたいものを注文するスタイルだ。

お寿司が届く。

僕「これはYさんので・・・これは僕のかな・・・」

小皿に醤油をいれてYさんに渡す。

Yさん「ありがとうございます^^」

彼女はわさびをたっぷりいれて、からくて泣きながら食べるのが好きらしい。

実際彼女は顔を真っ赤にしてせきこみながら少し泣きながらお寿司を食べていた。

Yさん「からくて・・・ごほっ・・・ごほっ・・・泣きながら食べるのが・・・ごほっ・・・好きなんですよ(笑)・・ごほっ・・」
「この・・・苦しい感じが・・・ごほっ・・・たまらないんですよね・・・」と顔を真っ赤にしてせきこみながら彼女は語った。

僕「寿司の食べ方もM気質なんですね(笑)」

Yさん「(笑)」

僕らは平日の昼下がりの優しい空気の中で無言でお寿司を食べ続けた。とても穏やかな時間だった。

彼女は注文したお寿司が届いてその皿を自分のほうに持っていく時何度も「よいしょ」と言った。

たぶん照れ隠しなんだろう。自分が注文した寿司を無言で自分のほうに持っていくのが気まずくて恥ずかしくて、
それを少しでもまぎらわせるために無意識に出た言葉なんだろう。

よいしょ。

とてもとても可愛いかった。照れ隠しの「よいしょ^^;」を聞くたびに僕は彼女のことを信頼してみたいと思った。

彼女に自分の職場や出身地、将来の夢などあらゆることを話して、関係性がどこまで発展するのか試してみたい気分に
かられた。もちろん、彼女が僕という人間の内面や情報に興味をもってくれるかどうかは分からない。

でも彼女になら全部を話してみたいという気分にさせられた。

僕らは寿司を食べ終わった。お会計は当然僕が払った。一瞬彼女も払う素振りを見せたのがとても可愛かった。一瞬財布を出して
少し迷ってひっこめた。とても自然で素敵な仕草だった。

車に乗った。

僕「ごめんなさい・・・ほっぺにキスしてもらってもいいですか・・・?」

Yさん「人がいる(笑)」

寿司屋の駐車場に置かれている自動販売機に飲み物を補充している男性がいた。僕らには背を向けて飲み物を補充している。

「ちゅっ」

彼女は軽いキスというよりは僕のほっぺにキスをしてさらに舌を出してほっぺを少しなめてくれた。それがとても気持ちよかった。

僕「え・・・めっちゃ気持ちいい(笑)もっとなめて(笑)もうちょっと長い時間なめてほしい^^」

Yさん「え(笑)」

彼女は10秒くらいの間僕の頬をなめてくれた。本当に気持ちよかった。

僕「ありがとう・・・めっちゃ気持ちいい・・・」

僕「ごめん・・・ちょっとだけ首のにおいかがせて・・・」

Yさん「え^^;」

彼女の匂いをかいだ。幸せだった。

彼女は駅まで僕を送ってくれた。

平日の夕方。駅には結構人がいる。

僕「もう一度だけ・・・ほっぺにキスしてほしいです・・・わがままばっか言ってごめんなさいm(__)m」

Yさん「めっちゃ人がいる(笑)・・・しゃがんで(笑)」

僕らは少ししゃがんだ。

彼女は僕の頬にキスをしてくれた。

お別れだ。

僕「お忙しい中わがままばっか言ってすいませんでした!本当に楽しかったです^^また会いましょう^^」

Yさん「こちらこそ何もおかまい出来ずにすいません^^;楽しかったです^^また会いましょう^^」

僕は車を降りた。

なんとなく振り返るのが恥ずかしくて僕はそのまま駅の改札に行った。

途中、右の視界に彼女の車が見えたので僕は前を向いたまま車の方は見ずに会釈をした。

お礼のメールを送ろうと思ったら彼女からすぐにメールがきた。

Yさん「おかね渡せてなかった!」

寿司のお金をワリカンしてくれるつもりだったんだろう。

僕「本当に本当にありがとうございました!めちゃくちゃ楽しかったです!キスめちゃくちゃ気持ちよかったです(笑)
本当は全身のにおいをかぎたかったけどそれは次の機会に^^

お忙しい所本当にありがとうございました!」

Yさん「今日は色々ありがとうございました!そして色々ごめんなさい^^;

まず暑い中かなり遅刻をしてしまい申し訳ありませんm(__)mそれなのに優しく対応してくださり
嬉しかったです!そして、私が遅刻したのに奢ってくださってありがとうございます^^神か!?

本当は後で渡すつもりだったのに、なに聞こうか運転しながら考えてたら、すっかり忘れてました(笑)
すみません、次奢らせてください><

あと、なんか期待に応えられなくてすみませんm(__)m
本当私自分がクサイって自覚あるのでどうしても抵抗あったんです^^;

もしまた嗅ぐのであれば今度こそ私にも中村さんの体臭嗅がせてください(笑)

今日は遠いところ、お休みの中こちらまで来てくださりありがとうございました^^」

僕は新幹線に乗った。最近仕事が忙しいこともあって睡眠時間が短かった。そして彼女に会う前の日は緊張してあまり眠れなかった。

そういったこともあったんだろう。僕は新幹線の席に座るとすぐに寝てしまった。起きたらちょうど東京駅だった。

僕は飛び起きて新幹線を降りた。東京駅はビジネスの空気であふれていた。みんな仕事をしてる。みんな働いてる。

僕はついさっきまで女の子の首の匂いをかぎながら女の子の脚を触り続けていた。そんなことをしていた人間が何食わぬ顔で
東京駅を歩いていることに身分を詐称しているような罪悪感を感じ、居心地が悪いような誇らしいような気にさせられた。

目の前にはいつもの東京の街があった。

次の日僕は仕事だった。

「中村さん、昨日の休みは何をしてたんですか^^?」

休みの次の日いつも同僚は僕にこう聞く。

「何もしなかったですね^^;一日中家にいました・・・」と答えた。

僕らがいた。あの日あの街に僕らがいて、僕らは一瞬お互いのことを分かり合えたような気がした。

僕は彼女の「よいしょ」をたぶん一生忘れない。

これから回転寿司に行くたびに彼女のことを思い出すと思う。

 


僕は何がしたかったんだろう?

そしてこれから何をするんだろう・・・?

自分がどこに向かっているのか自分自身でも全くわからない・・・。


でも僕はとりあえず生き続けたい。

生きて文章を書き続けたい。

それが評価されても評価されなくても。

自己満足でもいい。僕は何かを書き続けていきたい。

長文読んで頂きありがとうございました・・・

ありがとう。

何もない人生

書くことが何もない。

今は明るいことは何も書けない。僕は常に正直でありたい。明るい時に暗いふりをしたり暗い時に明るいふりをしたくない。


「書かなければ・・・」という気持ちは少しある。だけど「書きたい」「これを書かずにはいられない」という気持ちは
全くない。

今の僕には「どうしても書きたい」と思えることが何もないのだ。

職場でも何も起きてない。日々の仕事を淡々とこなしているだけ。人間関係にも特に悩みはない。仲が良い人も誰もいない。

休憩時間はいつも一人だ。さみしい。さみしいけど誰かと話すのは疲れる。


作家として成功したい。年をとればとるほど、この思いは強くなっていく。

もはや「作家として成功する」という想像にすがっていないとまともな精神を保てない。

現実を見つめたくない。今の僕は年収240万くらいだろうか。このまま今の会社に定年まで勤めた場合僕の年収はいくらに
なっているだろう?せいぜい年収300万くらいだろうか。

年収300万の未来を一体どこの誰が直視なんて出来るだろう?そんな現実見たくない。見つめたくない。逃げたい。

でも逃げる場所なんてない。自殺はしたくない。生きて幸せになりたい。

ツイッターでも空回りばかりだ。ツイートするたびにフォロワーが減る。ツイートしなくてもフォロワーが減る。僕の
ツイートがおもしろくないのだろうか?それともオフパコをやめた僕に誰も興味なんてないのだろうか?
わからない。

わからないけど段々とつぶやくのが怖くなってきた。つぶやくたびに「どれだけフォロワーが減るんだろう」「いいねは
つくだろうか?」と気にしながらするツイッターはおもしろくもなんともない。

フォロワーが1万人を超えていてもほとんどいいねがつかないことすらある。とてもかっこ悪くてとても恥ずかしい。

そういうツイートは内容が気に入っていたとしても、自分なりにおもしろいと思っていたとしてもついつい消してしまう。

そして、つぶやきたいことも無くなった。以前は仕事が終わってからつぶやくのが楽しくて仕方なかった。つぶやきたいことが
あったからだ。

今はつぶやくことが何もない。オフパコもやめたし職場で何もないからつぶやくことが何もないのだ。

さみしい。でもツイッター依存から少し離れたことでほっとしている自分もいるんだ。

でも依存自体は前より強くなっている気もする。

つぶやきの頻度と依存度は関係ないんだ。フォロワーやいいねやリツイートの数をどれだけ気にするか、そして一日の間にどれだけ
ツイッターを見てるか、それが依存ってもんだ。

僕は一日に何十回もツイッターを見てるしフォロワーの数やいいねの数、リツイートの数を気にしてる。

そう考えると、つぶやく回数は減っているとしても依存度は逆に高まってるとすらいえる。


僕はオフパコをやめた。まずはオフパコしてくださった全ての女性に感謝をしたい。本当にありがとうございました。

綺麗な女性ばかりだったし性格も素晴らしい方ばかりだった。

本当にありがとう。

とても楽しかった。

ももちろんつらいことも多かった。

ここではそれについて語ってみたいと思う。


まずとにかく身バレが怖くて怖くて仕方無かった件について。

今でも本当に怖い。「おまえみたいな結婚もしてなくて社会の底辺の仕事に就いている奴は身バレしてもたいしたことないだろ」
とか言う人は本当に死んでほしい。いや別に死ななくていいんだけど一度ちゃんと考えてみてほしい。

あなたが逆の立場で僕みたいなオフパコ報告ツイートやセックスツイートや寒い恋愛ポエムみたいなものをツイートしてて、
しかもブログでも自分の心情を生々しく書いてて、それが職場の人にバレたらどうよ?

「え?あなたが中村さんなの?あの気持ち悪い中村さん?・・・きも・・・」って絶対なるよね・・・。

ちなみに僕は職場ではすごく真面目なキャラなんです。『キャラ』というか僕はツイッターやブログではふざけてますが実際は
すごく真面目な男なんです。そんな人間が身バレしたら人生は終わる。職場も辞めなきゃいけなくなるし・・・。
というか恥ずかしくてもう職場にはいられない・・・。気まず過ぎる・・・。

ももし・・・もし僕が信頼できる女の子に自分の本名や職場や趣味など、全ての情報を開示して普通にコミュニケーションを
とっていたらひょっとしたらお世辞ではない「また会いたい」を言ってもらえたのかな・・・という感じはする。

オフパコをやってて一番つらかったのは、やはり「また会いたい」って言われなかったことだから。
あんなに「中村さんと会いたい!」「オフパコしたいです!」って言ってくれてた女性達だけど一度僕と会うと
僕という存在に飽きたのか、僕がつまらない人間だったのか、ほとんど「また会いたい」と言ってくれなかった
(もちろんせめてるわけじゃないです。誤解しないでね^^;)。

これは僕という人間の魅力不足だからしかたないんだけど、もし僕が自己開示をしてたら・・・自分がどこで働いててどんな
名前の人間でどんな趣味があって今までどんな人生を歩んできたかを言ってれば、もう少し僕のことを「良い」と思ってくれる
女性もいたのかな・・・と思う。

まあ自己開示をしてても全く結果は変わらなかったのかもしれないけど・・・。

あと「イッた後ペニスを抜いた時に女の子が『コンドーム破れてないかな?コンドーム外れてないかな?』って見てくる」のが
すごく怖かった。その視線が怖くて仕方なかった。

もちろん女の子の立場だったら絶対見るよ。僕が女の子でも絶対に見る。100%見る。ガン見する。だって破れてたらシャレに
ならないし外れてても相当やばいし・・・。見るのは当然なんだ。

でも彼女たちの視線を見るたびに、僕は僕自身が低学歴で低収入でブサイクであることを遠回しに責められているような錯覚に
とりつかれた。

つまり、もし僕が高収入で高学歴でイケメンだったりしたら、彼女達は僕の精子が膣内に入り込むことに「もう少しだけ寛容」
だったのでは・・・と思うと、自分が低スペックなことがひどく申し訳ないような、自分の低スぺックさをものすごく
否定されているような、自分の人生全体を否定されているような気がして、すごくつらかったんだ。

簡単に言うと、射精した後ペニスを抜くときに彼女達が「コンドームとれてないかな」「コンドームやぶれてないかな」って
見てるときに「おまえみたいな低学歴、低収入のブサイクの精子が万が一入ったら最悪だからな。おまえは本当に努力できない
クズ野郎だよな。クズ野郎のクズ遺伝子。現実世界で会った女の子とはセックス出来ずにツイッターで自虐ツイートして同情
買ってセックスにありつく最低な人間だよ。そんな奴の子を万が一妊娠でもしようものなら自殺するよ」って言われてる
気がしたんだ。


もちろん、これの一部分はたぶん被害妄想なんだろうと思う。

でもうまくいえないけどつらくて仕方なかったんだ。

あとはやはりセックスが終わった後ペニスを抜くときにコンドームが外れた事件は結構ショックが大きかった。

あれ以来セックスするのが怖くなったし、なによりも女の子に対して申し訳なかった。

改めてもう一度謝りたい。本当に申し訳なかった。僕のコンドームのつけかたが悪かったのかもしれない・・・。

ペニスを抜くときに外れてしまった時のお互いの「あ・・・」っていう気まずさ、独特の雰囲気の悪さはたぶん一生忘れることが
出来ない。

そりゃ女の子からしたら妊娠なんて一生の大問題なわけで体にもものすごく負担がかかるわけだし、なにより望まない妊娠ほど
残念なことはない。

アフターピルを飲んでもらったけど、ピル自体がたぶん女の子の体に負担をかけちゃうしあまり良いものではないだろう。


そういうこともあって、セックスをするのが段々怖くなってきたというのが正直なところ

あと「別の男性と比べられる」っていうのもセックスが怖くなった理由の一つではある。

人間ってどうしても比べちゃう生き物だ。僕だって、女の子をついつい比べてしまう。

「自分がしていることを女性からされたら嫌」っていうのも身勝手な話だと思うけど・・・でもやっぱり比べられるのはつらい。

彼氏とか元彼とか好きな人とのセックスと僕のセックスを比べられたり、一緒にいる時の楽しさを比べられたり・・・。

やっぱりそういうのはつらい。

「比べないでm(__)m」って思うけど、そりゃ比べちゃうよな・・・。無意識に。

僕は全敗だったんだろうな。誰にも勝てなかったんだろう。たぶん。そう考えると自分がたまらなくみじめ。

いやたぶんたまには勝っていた時もあるはず。頭がおかしい男とかには勝っていたはず・・・。

でもいつか誰かにとっての1番になりたいねぇ・・・。


さてさて、いよいよ書くことが無くなってきたぞ。

オフパコを卒業した僕は一体どこに行くんだろうな。何をするんだろう。自分でも全く分からない。

興味がある人は僕を見ていてほしい。そして温かい目で見守っていてほしい。

くだらない長文読んで頂いてありがとうございましたm(__)m

 

地震で目が覚めた。結構大きな揺れだった。

もし近々東京で大きな地震が起きて、もし僕が死んだら・・・。

僕の人生は何だったんだろう?僕が生まれた意味とは?30年生きてきて彼女も出来ずに、
誰からも愛されず、誰も愛することが出来なかった人生になんの意味があったんだろうな?

そして作家としても成功できずに、意味の無い自己満足のブログを書いただけの人生。

みじめだな。みじめだ。みじめだよ。


全員が幸せになれたらいいなと思う。

それは難しいと思うけど。っていうか無理だろうけど。

誰かが泣いてるところは見たくない。誰かが悲しんでるところは見たくない。

もちろん僕も泣きたくない。悲しみたくないよ。

こんなゴミみたいなポエムに一体何の意味があるんだろうな。

意味なんてない。意味は無いんだ。


じゃあね。さようなら。いつか幸せになれたらと思う。

幸せになりたいよ。いつか「よく頑張ったな。おまえはおまえなりによく頑張ったよ」って自分自身に言ってあげたいよ。

そんな人生が送りたい。

さようなら。

また何かおもしろいことがあったらブログやツイッターを更新したい。

でもなかなかおもしろいことなんて起きないよね。日常はただ淡々と過ぎるだけ。

おもしろい出来事を待ってる僕をあざ笑うように。

そろそろ寝ます。おやすみなさい。

さようなら・・・。

『失恋』した

どんな風に書けばいいのか分からない。

たぶん僕は失恋したんだと思う。あるいは振られたんだと思う。

ただ、今から書くことが世間一般的に「失恋」にカテゴライズされるのか「振られた」に
カテゴライズされるのか、はたまた「最初から相手にされていなかった」ということになるのか分からない・・・。

それとも全く違うジャンルになるのか・・・。

よくわからない・・・。


とりあえず真剣に書くから真剣に読んでほしい。感想頂けると幸いです・・・


僕は彼女のことが大好きだった。二十歳の大学生。とても可愛くてとても性格の良い子。喋りもとてもおもしろい。

彼女と会って話して彼女のことを好きにならないのは不可能な気がする。男性はみんな彼女のことが好きになると思う。

そんな子だった。


僕らの出会いはツイッターだった。彼女からDMをくれて僕らはたまに会うようになった。

何度か会っているうちに僕は彼女のことが本当に好きになってしまった。

彼女と一緒にいると『本当の自分』でいられる気がした。


彼女と一緒にいる時の自分がとても好きだった。まるで自分がとてもおもしろい人間のように感じられた。


いつも会うときは彼女のほうからDMで誘ってくれた。

僕は自分から誘って断られるのが怖かったし彼女のほうから誘ってくれるという事実に心の底から喜びを感じていた。
(『少なくとも嫌な相手を自分から誘う人間はいないだろう。つまり彼女はある程度僕を好いてくれているのだろう』と
感じることが出来た)

 

しかし急に彼女からDMが来なくなった。

とても寂しかった。以前はちょっとした出来事などを僕にDMしてくれていたのにそれも無くなった。

僕は不安になった。

僕からDMを送って既読になってもなかなか返事が返ってこない。以前はすぐ返事が返ってきていた。


もうこれは完全に僕に興味が無くなっている・・・と思った。絶望的な気持ちだった。

いや元々僕に興味なんて無かったのかもしれない。

彼女には素敵な彼氏がいる。

元々僕のことは『ツイッターでちょっと話題になったから会ってみただけでそれ以上の感情は無かった』のかもしれない。


でも僕は会いたくて仕方がなかったので彼女にDMを送った。(文章はありのままを引用している)

僕「変な意味じゃなくて、Xちゃんのこと結構好きになってしまったので(ストーカーとか迷惑かける感じじゃないので安心して)
一度なんかの映画を見に行くか、ゆっくり公園とかを2人で散歩出来たら嬉しい。

僕と会うことにXちゃん側に全くメリットが無いのは申し訳ないけど、なんか一度ゆっくりのんびりとXちゃんと会話してみたいよ。

気持ち悪い感じでごめん。おやすみなさい^^」


Xさん「しましょう^^」


どんだけ短文やねん(笑)

今当時のDMを見ながらこの文章を書いてるんだけど、そういえば既読からの返事が遅くなるのに加えて文章もどんどん
短文になっていった気がする・・・(笑)・・・(笑)と書いてはいるけど全然笑えない(苦笑)


僕「ありがと(笑)

個室のご飯やさんでもラブホでも、とにかくゆっくり話せるところならどこでもいい(笑)Xちゃんが正直もうあんまり僕に
会う気分じゃないとしたらそれも全然受け入れるから遠慮なく言ってね^^」

Xさん「私も中村さんと話したい!平日のお昼と土日は空いてます^^」

僕「ありがとう!また日程分かったらメールするね!とっても嬉しい^^」

Xさん「はーい^^」


僕「がっついてごめん(笑)最近部署が変わってめっちゃ忙しくなってきて○○か○○の日のどちらかはどうかな??

時間帯は何時でも~^^ 返信は気が向いた時でいいよ~ いつもありがとう^^」

今思えば『返信は気が向いた時でいいよ~』って相手に対する気遣いではなくて、相手の返信が遅かった時自分自身を傷つけない
ための言い訳だったんだろう。「彼女の返信が遅いのは僕が『返信はいつでもいいよ』って言ったからだ。僕に興味がない
からじゃない」って思いたかったんだろう。

 

返事は約24時間後に来た(笑)

 

Xさん「空いてます!私も何時でも大丈夫ですー!」

僕「ありがとう!では○日で!場所はどこでもいいのでXちゃん決めて~ なにする?映画???カラオケ??ホテル??食事??

その時の気分で選びますか~ っていうか未来あるXちゃんの貴重な時間を僕が潰すのは申し訳ないから今後は軽々しく誘わない
ようにするね^^;今回は会いた過ぎたから無理矢理誘ってしまった(笑)ごめんね!楽しみにしてます!」

Xさん「ありがとうございます^^

嬉しいー^^

そうなんですか?いえいえ誘ってくれて嬉しかったです^^私も楽しみにしてます!」


僕「ありがとう^^ 凄く嬉しい^^」

 

 

大事なことを言い忘れたと僕は思った。


僕「大事なことを言い忘れてた。メンヘラみたいなこと言ってごめんね。

Xさんみたいに可愛くてちゃんとしたご家庭で育ってしかも性格がおもしろい子とセックスしたり映画を見るの本当は1回に何十万
ぐらい払わないと出来ないことなのに毎回無料でやってもらっててごめんね。。もし僕にお金があれば払うんだけどごめん。

なんかあまりにも虫が良すぎる自分の行動に嫌気がさしてきた&何の将来性もネタもない自分に会ってもらう罪悪感に
さいなまれてきた・・・。

だから今回最後にもし可能であれば会ってもらって、もし半年後か一年後なのか分からないけど、もし僕のことを嫌いになってなくて
、かつ、僕に多少の将来性(文章を書くことで少しでも金を稼げてるとか)があったら、また会ってほしい。(Xさんが
嫌じゃなければで大丈夫)

僕は人のことを好きになったことがあまり無いんだけど、今回たぶんマジでXさんのことが好きになってしまって、こんな痛すぎる
長文を打ってしまってる。申し訳ない。。

返信は大丈夫m(__)m
クソめんどくさいこと言ってごめんね!楽しみにしてます!」


Xさん「私は別に中村さんにサービスを提供してるわけじゃないからお金払わなくていいんですよ笑

中村さんに将来性があったら会おうって付き合うっていうことですか??

中村さんの気持ちがあまりよくわからないから教えてほしいです」


この返信を見て少し汗が出た気がする・・・。なんでだろう・・・。


僕「付き合うということじゃなくて、もし僕が文章の世界でちゃんとやれてて、多少なりとも将来性があったら、
今までみたいにたまに会ってくれたら嬉しいなってこと。

全然将来性も無いのに、今までみたいに会ってもらうのはなんか虫が良すぎるというか、段々僕が凄く卑怯なことをしてる気が
してきた。

だからもし僕が、多少まともな人間になってて、Xさん的にも「会ってやってもいいか」と思えるレベルだったら、今まで
みたいにたまに会ってくれると嬉しいってことが言いたかった。

分かりづらくてごめん^^;」


Xさん「中村さんが私との将来を考えてるわけでもないのに私が中村さんに将来性を求めてると考えるのもよくわからないし、
好きなのに付き合わないのもよくわからないです...

中村さんの好きと私の好きは違うのかな??私が中村さんに会うのはどういう気持ちで会ってると思ってるのかな??

あんまりよくわかってないけど、付き合ってないなら半年あれば疎遠になっちゃうと思います...お互いに」


僕「そうだよね...確かに...なんかよくわかんなくなってきた...

Xさんが僕と会ってくれるのは多少なりとも僕の人間性を好きだから、一緒にいて楽しいから、と考えていいのかな...
だとしたら凄くうれしい。。

なんか疲れてる時にいろいろめんどくさいこと言ってごめん。。。

最後になるとしても、最後に1回会いたい。。セックスとか全然なくていいから。。会って話したい。。」


Xさん「中村さんのそういうところは前から全然わからない笑 

なんか美味しいもの食べに行きたいです!」

 

僕「(笑)

美味しいもの食べに行こう(笑)

楽しみにしてるね(笑)」



僕は基本的にツイッターに依存しているので、暇なときはいつもツイッターを見てる。このやりとりの時も彼女が返信を
してこないか10秒おきくらいにDMをチェックしていた。


予定日の前々日、僕はまたメールをした。

僕「Xさん^^ ○日どこにする?どこでもオッケーです^^

時間も適当に決めてくれると嬉しい^^ 返信はいつでもOKです」

 

Xさん「ランチで美味しいものたべれるところ!

探してみてください!よろしくお願いしまーす☆」

僕はこの返信を見てかなりショックを受けてしまった(苦笑)


これは完全に「興味のない男から無理矢理ご飯に誘われた時の女の子の返信」ではないか・・・(涙)

正直本当にショックだった・・・。でも仕方ない。彼女が僕に興味が無いのは事実なんだし・・・。


僕「了解^^ 探しとくね^^」と返信した。

それに対してXさんからは「お願いします^^」という可愛い返信が届いた。

 

僕「なるべくXちゃんの家寄りで探してみたんだけど○○が評判悪くなさそうだった。混んでそうだけど。。ちょっと待つかも。。

あと○○ってXちゃんにとって遠くない??もし遠かったら別の場所で探すよ^^

無駄に返信が早くてごめんね(笑)」


僕はXちゃんから返事が来ると嬉しくて1~2分以内には返信していた(笑)それに対する照れ隠しだったんだろう・・・。

今となっては猛烈にむなしい・・・。


「並ぶのはしんどいからランチでも予約しといていい?それともランチで予約はなんか大袈裟で恥ずかしいのかな...

常識が分かんない(笑)教えて>_<」


Xさん「わー美味しそう^^そこにしましょう!ランチで予約全然恥ずかしくないと思います笑」


僕「了解です(笑)そこにしま~す^^美味しければいいね^^おやすみ^^」


Xさん「わーい探してくれてありがとうございます^^楽しみですね^^おやすみなさい!」

僕「ハートの絵文字」


前日。


僕「○○時に予約しました^^ ○○時に○○で待ち合わせしよ^^楽しみにしてます^^」


Xさん「了解です!ありがとうございます^^楽しみにしてます^^」

 

ついに当日を迎えた。



僕は今までXさんと何度かセックスをした。

正直Xさんとのセックスの気持ち良さは異常だった。

通常男性にとってはセックスよりもオナニーが一番気持ち良いとされるが、僕は自分の手でするよりも
Xさんの中に正常位で入ってるときのほうが何倍も気持ちよかった。


こんなことってあるだろうか?オナニーよりも気持ちいいセックスなんてありえるだろうか?


初めてXさんの中に入った時正直びっくりした・・・。


会ったらいつもセックスをしていたので(とは言っても会ったのは数回だけ)今回もセックスするだろうと思い
僕はコートのポケットにコンドームをいれていた。

そしてシルクラボという女性向けAVを何度も見て自分なりにセックスを勉強した。

僕はいつも下手なセックスでXさんに迷惑をかけていた(と思う)。


僕がシルクラボを何度も見てようやく辿り着いた自分なりのセックスの結論は「相手にゆだねる」というものだった。

自分がやりたいことはもちろんある。しかし相手にもやりたいこと、やりたくないことがあって、それを相手任せに丸投げするのでは
なく、あくまで自然な流れで相手にゆだねるというものだ。

僕は今回XさんとのセックスでXさんにすべてをゆだねてみようと思った。

でも同時にもうXさんが僕に対する興味を失っていて僕とのセックスなんて全く考えていなかったらどうしようという思いも
少しはあった・・・。


当日の朝僕は湯船にお湯をいれてボディソープでいつもより丁寧に身体を洗った。爪を丁寧に切った。


ジェルを使って髪を整えた。自分なりに身だしなみを気をつけたつもりだった。

電車で待ち合わせ場所に向かう。

どんな気持ちで待ち合わせ場所に向かったかあまり覚えていない。いろいろあって、もう忘れてしまった・・・

待ち合わせ場所に30分くらい前についてしまったのでご飯やさんに行って場所を確認した。そして近くのデパートで
おしっこをして自分の髪型を再度確認した。

待ち合わせ時間の5分前。

僕「○○に到着しました~^^全然急がなくて大丈夫です^^」

ドキドキした。会いたい。だけど会うのが怖い。怖くてたまらない。でも会いたい。

僕は本を読みながらXさんを待っていた。

本の内容は全く頭に入らなかった。本を読んでいると右斜め前から誰かが近づいてくるのを感じた・・・。

Xさんだった。



もう何を話したのか正直覚えていない。昨日のことなのに・・・。

僕「お久しぶりです・・・お忙しいところごめんね・・・」

相変わらず本当に可愛い。でも顔つきは少し元気が無いように見えた・・・。

正直彼女が何を言ったか全く覚えていない・・・。

緊張しすぎて頭が真っ白になって忘れた・・・。

たぶん「お久しぶりです^^」みたいなことを言ってくれたんだと思う。

歩いてご飯やさんに向かう。

僕「ごめんね・・・今一番大学がバタバタしてる時期だよね・・・お忙しい中無理矢理会ってもらってごめんね・・・」

Xさん「そうですね。友達と会ったりとかいろいろしてる時期だけど、でも全然大丈夫です^^」

僕「ご飯やさん結構近くて・・・歩いて5,6分で行けると思う・・・」

Xさん「そうなんですね^^」

早く到着して、迷わないようにご飯やさんの場所を確認したのはなんか恥ずかしくて言えなかった。特に言う必要も無いんだろうけど
待ち合わせ場所にかなり早めに着いたことを言うと「がっついてる感」や「気合入ってる感」が
出そうな気がして恥ずかしくて怖くて言えなかった。

2人でご飯やさんまで歩く。空は晴れている。何か嫌な予感がする・・・

 

・・・話すことがない・・・


僕はXさんにめちゃくちゃ会いたかった。会っていろんなことを話したかった。だけど会ってみて気づいた・・・。

共通の話題が無い・・・。

ツイッターを通してお会いした相手だから本名も言えないし職業も言えない。趣味の話も出来ない。(これは僕が身バレを極端に
恐れているから・・・)


よく考えたら僕らには話題がほとんど無かったのだ・・・。

あるいは緊張していて頭が真っ白になっていたからかもしれない。本当は話すことはたくさんあったのかもしれない・・・。


Xさん「あんなおしゃれなお店がこんなところにあるんですね^^」
(店のHPのURLを事前に送っていたから写真を見てくれたんだと思う)

Xさんが話題を提供してくれた。

僕「あ・・・でも・・・そんなにおしゃれじゃなかったよ・・・」

あ・・・やばい・・・事前に店を見てきた感じの言い方になってる。慌てて僕は言い直した。

「あ・・・なんか店の外観の写真を見たんだけど・・・全然おしゃれじゃなかった^^;」

Xさん「そうなんですか(笑)?」

僕「うん・・・サイトで店の評価は悪くなかったけどたぶんそんなに美味しくないから期待しないで行こう(笑)
期待してガッカリするのもこわいし・・・」

Xさん「そうなんですか(笑)?たしかにそうですね^^」

 

もう少しで店に到着する。


僕「あ・・・ここを曲がる感じだね・・・」

本当はケータイの地図を見なくても分かるんだけど、事前に偵察したことをなんとなく悟られたくなくて、僕はケータイの地図を
見ながら言った。


僕「ここだ・・・ここだ・・・」

彼女が店の名前を読み上げる。

僕「うん・・・ここ・・・ここ・・・行こっか・・・」


僕は彼女と会ってご飯やさんに向かう途中で「あ・・・やばい・・・」と思った。

それは「彼女がスカートじゃなかった」ということだった。

彼女は僕のブログやツイートをきちんとチェックしてくれてて僕が匂いフェチであることやスカート好きなこと、ストッキングが
苦手なことを把握してくれていた。

初めて会った時も「中村さんが好きだと思って、この匂いをつけてきました^^」と言ってくれるような女の子だった。

その子がスカートじゃない服を着てる(僕は女性の服の名称を知らない。要するに下が開いてないズボン)。

もうこの時点で彼女は僕とセックスするつもりがないのでは・・・と思い少し動揺した。


戸惑った・・・。今までしてくれていたのになぜ今回は・・・?・・・という気持ちだった。


ご飯やさんに入る。

店内はガラガラだった。

僕「予約していた中村です・・・」

めちゃくちゃ恥ずかしい。中村は本名じゃなくてツイッターのハンドルネームに過ぎないのにそれを予約の時に使ってることが
滑稽で恥ずかしい。

それを聞いていたXさんも笑ってる。

Xさん「『中村』で予約してるんですね(笑)」

これに対して僕がなんて言ったかあまり覚えていない。

たぶん「あ・・・ちょ・・・ちょっと・・・めっちゃ恥ずかしい(笑)・・・ちょ・・・」みたいなことを言ったんだと思う。

席に座る。


店員さんがメニューを持ってきてくれる。

適当に選ぶ。

店内はお客さんが少なくて、周りに人がいない。近くに人がいると話を聞かれてるのではないかと考えてしまう自意識過剰な僕
にとって都合がよかった。

正直何を喋ったかほとんど覚えていない・・・。

話の流れはぐちゃぐちゃだけど、とりあえず覚えてることを断片的に書いていく。


僕「『沈黙』の映画見た?おもしろかった?」

実は数週間前に「お互い同じ本を読んで感想を言いあう」のをやってみようということになって
それが遠藤周作の『沈黙』だったのだ。

Xさん「見ました^^でも映画よりも原作のほうがおもしろかったかな・・・^^;」

僕「そうなんだ~」

Xさん「中村さんは原作どのくらい読みました?」


僕「三分の一・・・いや・・・七分の一くらいで挫折しちゃった・・・あまりキリスト教に興味が
もてなくて・・・あと僕元々小説が苦手だから・・・」(今考えたら七分の一って表現はなんなんだよ・・・)


Xさん「そうなんですか?言ってくれたら良かったのに^^;」

料理が運ばれてくる。

今考えたら「いただきます」って言うの忘れてた。どうでもいいことだけど。

食べる。

・・・・・・・・・・・・・・・


全然美味しくない・・・。決して安い値段じゃないのに・・・。ボリュームを考えると安いのか・・・?・・・・

とにかく全然美味しくない・・・。

店の人に聞こえるのはやばいからすごく小さな声で彼女に言う。

「全然美味しくなくてごめん・・・」

「え?」

声が小さすぎて聞こえなかったみたいだ。

「全然美味しくなくてごめんね・・・」

「美味しいですよ^^」

こんないい子を好きにならないほうが難しいんだよ・・・


喋ることが全くない・・・。


沈黙・・・。


少し気まずい空気が流れる・・・。


僕「ごめん・・・僕から誘っといて全然『おもしろ話題』が無くてごめんね・・・なんか会う前は
『これを話そう・・・あれを話そう・・・』ってたくさんあったんだけど実際会うと緊張してよくわかんなくなってきた・・・」

Xさん「全然大丈夫です^^わかりますよ^^そういう時ありますよね・・・。私も別れた後で『あれを話すの忘れてた>_<』
ってよく思いますもん^^;」

僕「ごめんね・・・」


なぜか店員さんが皿を下げる時に僕のおしぼりを一緒にさげたせいで僕は口をふくものが無くなってしまった。

仕方なく膝かけみたいなもので口を拭く。Xさんから「なんでこの人膝かけで口ふいてるの?頭おかしいの?」と思われると
思ったけどかまわずずっとそれを使って口をふいていた。

僕「ごめん・・・話は全然変わるんだけど・・・僕最近セックスの時に女性の中でイケなくて・・・段々セックスするのが
怖くなってきて・・・次に誰かとセックスする時もイケないんじゃないかって・・・」

Xさん「確かに(笑)・・・それは不安になりますね・・・」

僕「正直・・・Xさんってなんかそっち系のトレーニングしてるの?・・・正直Xさんの中、気持ち良すぎるんだけど・・・(笑)
いわゆる膣トレ・・・っていうのかな・・・」

Xさん「してないです(笑)・・・でもしてる人いますよね・・・ツイッターとかでも・・・」

僕「いや・・・てっきり婚活の一環としてしてるのかと思った(笑)」

Xさん「してないです(笑)」

僕「前の彼氏とかに言われたりしなかった?めちゃくちゃ気持ちいいって・・・」


Xさん「いや・・・特に言われなかったですね・・・オナニーのほうが気持ちいいみたいなこと言ってた気がします・・・」

僕「そうなんだ・・・」


周りのお客さんに聞こえないように僕らは小さい声で話した・・・。


僕「今の彼氏さんとは順調ですか?」

Xさん「順調です^^」

彼女の言葉から本当に順調なんだと思った。彼女たちは心が繋がっているんだろう。

彼女の言葉から本当に「2人は幸せなんだな」と感じた。

僕「彼氏さんと一緒にいる時って・・・沈黙も苦にならない感じ?」

Xさん「そうですね^^」

僕「・・・まじか・・・すごいね・・・」


Xさん「中村さんは・・・女性と付き合ったりしないんですか・・・?」

僕「僕は・・・なんか一人の人と付き合うとその人のことを嫌いになってしまいそうで・・・飽きるというか・・・

だからなんていうか・・・いろんな人と同時並行で付き合ってみたいというか・・・わからないけど・・・

あと誰かと付き合って、その子を僕だけで満足させる自信が無いんだよね・・・。僕と一緒にいるだけで満足するような女の子は
いない気がする・・・

っていうかまだ誰とも付き合ったことがないからよくわかんないな・・・とりあえず・・・
誰かを好きになってみてその感情を文章にしてみたいって気持ちが強いかな・・・」

Xさん「そうなんですね・・・」

僕「なんか今の彼氏さんとの間でおもしろエピソードはないんですか(笑)?」


Xさん「おもしろエピソードですか(笑)そうですね・・・おもしろエピソードではないんですけど・・・
私って笑いのツボが低くて何にでもすぐ笑っちゃうんですけど・・・」

僕「うんうん・・・」

Xさん「なんか彼が最近『心を開いてくれた・・・』ってすごく感じるんです・・・一緒にいる空気とかで・・・」

僕「なるほど・・・え・・・それって・・・なんか具体的にエピソードがあるとかじゃなくてなんか雰囲気でそう感じるってこと?」

Xさん「そうです。なんか距離が縮まったっていうか・・・なんかすごく感じるんです^^・・・」


これは文章にするのが凄く難しい。具体的なエピソードや言動は無いんだけど、彼女は最近彼と距離が縮まったことを本能的に
感じたのだ・・・。

僕「なんかめっちゃ伝わってきた・・・うらやましい・・・僕もそんな恋がしたい・・・」

Xさん「(笑)」

僕「え・・・ちなみに・・・Xさんは彼と結婚を考えてたりするの?」

Xさん「そうですね・・・彼としたいなって思ってます^^」


僕「そっか・・・・・・今みたいななんか心の繋がりを感じられるエピソードほかにもある(笑)?」

Xさん「そうですね・・・あ・・・最近彼と○○に旅行に行ったんですけど・・・」

僕「あ・・・めっちゃいいとこだよね・・・いいな・・・」

Xさん「そう・・・すごくいいところで・・・彼が「来年も一緒に来ようね^^」って言ってくれて・・・」

僕「うわ・・・それは・・・すごい・・・」

Xさん「そう・・・私もこの人と一緒に行きたいなと思って・・・そんな先のことまで考えてくれてるんだと思って・・・
それが凄く嬉しかったです^^」

僕「・・・・・・うわ・・・それはすごい・・・」

僕は正直感動していた。

彼女たちは愛し合っていた。僕は生まれて初めて男女の本物の愛を見た気がした。

僕の目の前には一対の男女の愛があった。

これから素敵な彼氏と幸せな家庭をつくるであろう女の子に一体誰が「この後セックスしよう」なんて言えるだろう?

僕はこの後のセックスは無理だと思った。罪悪感がすさまじい。ご飯を食べた後解散しようと思った。

でも同時に彼女に『今日はすごく楽しかった。本当はこの後セックスするつもりだったんだけど今の話を聞いてとてもじゃないけど
そんなお願いは出来ないと思った。だからこのまま解散しよ・・・』って言った時に
「彼女が悲しんでくれないかな・・・」と思った。

「最後に中村さんとセックスしたいです・・・」って悲しそうに言ってくれないかなと頭の中で思った。

ご飯は残念ながら全然美味しくなかった。そして僕は途中でお腹がいっぱいになってきて自分が頼んだ料理すら
全然食べ切れなくなった。

僕「ごめん・・・お腹いっぱいになってきて全然食べれない^^;」

Xさん「ちょっとだけそれ食べてみていいですか^^」

彼女は僕の皿を自分のほうに寄せて僕が使っていたフォークを使って僕の料理を少し食べてくれた。

Xさん「美味しい^^」

僕が使ったフォークを抵抗なく使ってくれたのが少し嬉しかった。

僕はまだそこまで嫌われてないんだと思った・・・

って書いてて思ったんだけど、よく考えたらどっちのフォークを使ったか覚えてないな・・・。僕は自分のフォークが使われるのを
目撃してない・・・。彼女は自分のフォークを使ったのかもしれない。

お腹がいっぱいで下を向いていたので見てなかった・・・。ま・・・どうでもいいことなんだけど(いや・・・でもどっちの
フォークを使ったかは結構重要なことにも思える・・・)


僕「ねえ・・・最後に公園に行ってもいいかな・・・」

僕はこう言いながら彼女に「え・・・ホテルには行かないんですか・・・嫌だ・・・最後に中村さんとセックスしたい・・・
公園で解散なんて嫌だ・・・」と思って欲しいなと思っていた。なんて馬鹿でおめでたい男なんだ・・・。
でも僕は正直そんなことを考えていた・・・。

Xさん「はい^^」

お会計をして店を出た。

僕「確か近くに公園があるよね?」

Xさん「ありますね^^」

僕「道わかる?」

Xさん「駅まで戻ればわかりますよ^^」

僕「そっか・・・お忙しいところごめんね・・・時間大丈夫?」

Xさん「大丈夫です^^」

2人で歩く。本当に憎らしいほど空は晴れていた。快晴だった。雲一つない。

僕らは何を話したんだろう・・・。本当に何も覚えてないや・・・。

僕はたぶん本当に彼女のことが好きだった。だけど彼女はもう僕のことが好きではない。いや元から好きとかそういう
恋愛感情は一切なかったんだろう。ただ僕にたいして「人間としての興味」はあったと思う。それすら無くなっている気がして
僕はショックで気が動転していた。

だから喋った内容もちぐはぐというか、全くうまく喋れなかった。


公園に向かう。本当に憎らしいほどの青空だ。

公園に到着した。僕が大好きな代々木公園とは雰囲気がだいぶ違っていた。

僕「あ・・・こういう感じの公園なんですね・・・」

公園には家族連れがあふれていた。

今日は休日。公園にも街にも休日の独特の空気があふれていた。少なくともこの公園だけを切り取ってみると世界には
犯罪なんて存在しないように思えた。

公園の中を二人で歩く。

Xさん「家族連れが多いですね・・・^^」

僕「ほんとですね・・・Xさんは子供は好き?」

Xさん「見ているぶんには好き・・・かな(笑)中村さんは?・・・嫌いそうですね(笑)」

僕「苦手かも(笑)」


僕「どこかベンチに座りましょうか・・・」

僕らは空いているベンチを探した。

だけどベンチは全く空いていなかった・・・。

噴水があった。

Xさん「あの噴水のへりに・・・座りましょうか・・・」

僕「そうですね・・・」

僕らは噴水のへりに座った。

近くでは子供たちが遊んでいる。

噴水の中にはお菓子やジュースのゴミがたくさんあった。

Xさん「お菓子のゴミが凄い・・・^^;」

僕「ほんとだね・・・」

噴水はうるさくて、僕らに水がかかりそうだし全然落ち着かなかった。

しかも少し肌寒いように思えた。

僕「なんか寒くない?」

Xさん「寒いですね^^;」

僕「移動しよっか・・・」

僕らは移動した・・・。

ようやくトイレの近くに空いているベンチを発見した。

隣のベンチにはホームレスと思われる男性が座っている。

ベンチに到着した。だけどそのベンチは汚れているように見えた。

僕「なんか汚いね・・・やめよっか・・・」

Xさん「うん・・・」

 

僕「もう帰ろっか・・・・・・」


僕らは公園に5分くらいしかいなかった。


もうこれで僕らは終わりなんだと思った。解散だ・・・。永遠のお別れだ・・・。

終わりというか始まってすらなかったのかもしれないけど・・・

僕「何線だっけ・・・?」

Xさん「○○線です・・・」

僕「そっか・・・僕は地下鉄だから途中まで一緒に帰ろ・・・」

今思えばその駅に地下鉄は無かったのかもしれない。なんか僕は自分が地下鉄で来たと錯覚していてそんなことを言ったんだと思う。

ただ、彼女と同じ線で帰るのは気まずすぎた。改札で別れたかった。

僕「ねえ・・・ごめん・・・最後にハグして髪の匂いをかがせてもらっていい・・・?」

Xさん「(笑)・・・いいですよ(笑)」


僕「・・・どっかに髪の匂いがかげそうな場所ないかな・・・」

僕・Xさん「(笑)」

お互い笑ってしまった。「髪の匂いがかげそうな場所」ってなんだよ(笑)


僕「・・・あの・・・区役所の中とか・・・」

Xさん「・・・区役所(笑)?・・・なんで区役所なんですか(笑)?」

僕「ちょ・・・なんで僕今区役所って言ったんだろう(笑)ごめん・・・もうテンパってる・・・なんかあの建物が区役所
っぽく見えたから・・・。なんか区役所って静かで人気の無い場所ありそうじゃない?・・・(笑)」

Xさん「・・・ちょっと中村さんが何言ってるのかよく分かんないです(笑)」

僕「ちょ(笑)・・・ごめん(笑)・・・僕も何言ってるか自分でも全然わかんないわ(笑)・・・」

いつのまにか僕らは電車の改札前まで来ていた。

改札横に少し人気の無いスペースがあった。

僕「ここでもいい・・・?」

Xさん「そうですね・・・」

僕「じゃあ・・・ごめん・・・かぐね・・・」

近くに若い男性がいた。彼女はその視線を気にしているように見えた。

Xさん「・・・カラオケにすればよかった・・・」

彼女は独り言のように言った。

これは「そもそもランチじゃなくてカラオケに行けば良かった」という意味なのか
「今ここで解散せずにカラオケに行けば良くないですか?」という意味なのか僕にはわからなかった。
ニュアンス的には五分五分のように思えた・・・。

僕はとっさにこう言った。

僕「じゃあ・・・最後にカラオケ行ってお別れしません・・・?時間的に大丈夫・・・?」

Xさん「大丈夫ですよ^^」

早速お互いケータイでカラオケを探した。すぐに見つかった。

僕らはカラオケに向かった。

僕「Xさんのカラオケ聞けるの楽しみ・・・」

Xさん「でも中村さんって歌うたわないんですよね?歌わない人の前で歌うのなんか恥ずかしいな・・・」

僕「ごめんね・・・」

カラオケに到着した。休日だけあってカウンターには人が並んでいた。

僕「並んでるね・・・」


Xさん「中村さん並ぶの嫌いでしたよね・・・^^;」

彼女は僕のブログをかなり細かくチェックしてくれているのだ・・・。

僕「いや・・・全然大丈夫(笑)」


僕らの順番が来た。

「何分コースになさいますか?」

僕「一時間でいいですよね?」

何も考えずに言ったセリフだけど言った瞬間僕はXさんが
「え・・・もっと中村さんと一緒にいたい・・・なんで一時間なの?・・・さみしい・・・」と思ってくれればいいなと思った。

Xさん「はい^^」

「こちらにご記入お願いします^^」


うわ・・・本名とか電話番号書くパターンかよ・・・Xさん真後ろにいるし・・・本名見られるの気まずい・・・。

と思ってたら彼女はスッと別の場所に移動してくれてそこで何かの映像を見るフリをしてくれた。

ありがと・・・。

僕は本名と電話番号を記入した。


「ではこちらのお部屋になります。ごゆっくりどうぞ^^」

僕らはエレベーターに乗り込んだ。

その時に軽い事故が起こった。僕が先に乗ったんだけど、扉をおさえる方向を間違えて、そのうえ扉がすぐに閉まったから、
彼女が扉にはさまれてしまった。すごい音がした。

「ごめん・・・」

Xさん「・・・大丈夫です^^;こんなにすぐ閉まるなんて^^;」


こういうところはちゃんと気を遣える人間にならないとダメだな・・・。中に入った時点ですぐに「開」ボタンを押し続けるか
、扉を手で直接押さえとかなきゃ駄目だわ・・・ほんとごめん・・・


エレベーターが到着した。

部屋に入る。タバコ臭い。


僕「めっちゃトイレ行きたい・・・行ってくるね・・・」

Xさん「はい^^」

僕は単純におしっこがしたかった。そして鏡を確認して少し髪型をいじる。すぐに部屋に戻る。

部屋に戻った。

Xさん「私も行ってきますね^^」

僕「うん^^」

彼女が出て行った後、なんとなく部屋が暗かったので僕は電気をつけた。部屋は明るくなった。だけど暗いほうがムードがあるような
気がして僕は電気を消した。

彼女が戻ってきた。彼女が奥に座って僕はすぐ隣に座った。


彼女はすぐ部屋の電気をつけた・・・。僕はなんとなく「あっ」って思った・・・。


正直このカラオケでの会話も断片的にしか覚えていない・・・いろいろつらかったから・・・。
会話の順番もぐちゃぐちゃだと思う・・・

僕は選曲する機械をとった。

僕「何歌う・・・?」


Xさん「そうですね・・・何にしましょう・・・^^;」


僕「・・・ごめん・・・髪の匂いかいでいい?・・・」


Xさん「はい・・・」


僕はXさんの髪の匂いをかいだ・・・。いつも通り最高の匂いだ・・・。

僕「・・・ごめん・・・胸触るね・・・」

彼女の胸を右手で触った。柔らかい・・・

彼女は胸を触られるのを拒むように身体の向きを変えた。

僕は恥ずかしがっているのかと思った。

部屋の中は明るくて外の通路から中は丸見えだった(外から確認したわけじゃないから分からないけどたぶんそうだったと思う)。

僕「・・・ごめん・・・電気消すね・・・」

彼女は首を振った。

僕はてっきり中に人がいるのに電気が消えてたら店員さんが不審に思うから彼女が電気をつけていたいのだと思った。

電気はつけたままにしておいた。

僕は胸を触るのを拒まれたことに動揺していた。

僕「ごめん・・・キスしてもいい・・・?」

彼女は下を向いていた。

僕は彼女の近くに行ってキスをしようとした。

でも彼女は下を向いたままでこちらを見てくれない。

単に恥ずかしがっているだけだと思った・・・

僕「・・・とりあえず・・・歌おっか・・・」

Xさん「はい・・・」

僕「スピッツとか聞きたい・・・『空も飛べるはず』とか聞きたい^^」

彼女は入力してくれた。

「中村さんも一緒に歌いましょ^^」と言って彼女はマイクを持ってきた。

僕「ごめん・・・僕は無理・・・」

Xさん「じゃあマイクだけ持っててください^^」

僕「うん・・・」 僕は右手でマイクを持った。


彼女の歌声はとても綺麗だった。

僕はなんとも言えない気持ちで彼女の綺麗な歌声を聞いていた。

胸を触るのを嫌がられたショックでよくわからない気持ちになっていた。

どうでもいいことかもしれないけど胸をさわろうとしたのは歌った後かもしれない。
正直前後の順番が全く思い出せない・・・。


1番が終わった。

Xさん「じゃあ中村さん、マイクで歌わずにアカペラで歌ってくださいよ^^
マイク無しだと恥ずかしくないでしょ^^一緒に歌いましょう^^」

僕「うん・・・」

僕はジンジャエールを飲みながら彼女の歌を聞いていた。どうしても恥ずかしくて歌う気にはなれなかった。

歌が終わった。

Xさん「結局全然歌ってくれなかったですね(笑)」

僕「ごめん・・・」

僕「ごめん・・・もう一回髪の匂いかいでもいい・・・?」

Xさん「はい・・・」

髪の匂いをかいだ。彼女の手を握る。

さっき胸を触るのは嫌がられたから最後の思い出にキスだけしたかった。

「ごめん・・・キスしてもいい・・・?」

彼女は下を向いた。髪で彼女の顔は隠れている。

僕はこの期に及んでも彼女が「恥ずかしがっているだけ」だと本気で思っていた。

彼女は恥ずかしがっているような嫌がっているような表情を浮かべていた。

もう一度僕は聞いた。

「本当は今日セックスするつもりだったんだけどさっきご飯食べてる時彼氏さんの話を聞いて、めちゃくちゃ幸せそうだったから
すごい罪悪感が湧いてきて・・・でも・・・最後の思い出にキスだけしてもいい・・・?」


【彼女ははっきりと首を横に振った】


今まで彼女と何度も会ってきて、初めて彼女が見せた明確な意思だった。

僕は彼女の『気持ち』を初めて見たような気がした。


僕は愕然とした。そしてようやく気づいた。


【彼女はもう僕のことが好きでもなんでもない】と。


汚らしい男の1人に過ぎないんだと。


この時まで本当に気づけなかった。


同時に大きなショックを受けた。


【Xさんは僕とキスをしたくないんだ・・・】と思った。


僕は急いで言った。

「ごめん!ごめん!ごめん!ごめん!ごめん!本当に分からなかった!ごめんね!」と言い僕は急いで彼女から離れた。

彼女はなんともいえない表情をしていた。

「じゃあ話だけしよ^^;・・・ごめんねm(_)m」

と言って僕らは手を握ったまま世間話をした。


正直キスを拒まれるとは思っていなかったので僕はただただそれがショックで呆然としていた・・・。


ツイッターの話になった。

Xさん「中村さんの女性アカウントに対するリプって気持ち悪いですよね(笑)」

僕「・・・ちょ(笑)・・・まじで(笑)・・・たしかに・・・でもあれは・・・ギャグでやってる部分もあって・・・
マジなやつもあるけど・・・^^;」

正直全然会話に集中出来なかった。彼女にキスを拒まれたショックで会話に全く集中できなかった。

何が起きてるんだろう。彼女は何度も僕とセックスをしてくれた。自分から「会いましょう」と誘ってくれた子が
なぜ・・・・・・なぜキスや胸を触ることすら拒むようになってしまったんだろう・・・


僕は気が動転してしまった・・・。

彼女はその様子を見て「僕のリプがキモいと彼女が言ったこと」に対して僕が傷ついてると思ったんだと思う。

Xさん「全部のリプじゃないですよ(笑)あくまでキモいのは特定のリプだけです(笑)」

「違うんだ」と僕は思った。僕は自分のリプがキモいと言われたことに傷ついてるんじゃない。

Xさんから一切の身体の接触を拒まれたことにショックを受けているんだ・・・。だけどそんなことは恥ずかしくて言えなかった。


一体何が起きてしまったんだろう・・・。


僕がツイッターでオワコンになってしまったから・・・?


彼氏のことが大好きになったから・・・?


僕の好意が気持ち悪かったから・・・?


2人で昼ご飯を食べた後歯磨きしていなかったから僕の口が気持ち悪くて・・・?


あるいは他の理由だろうか・・・


分からない・・・。本当の理由が知りたい・・・。だけど怖すぎる・・・。やっぱり知りたくない・・・。だけど知りたい・・・。

もう分からない・・・。



Xさん「中村さんって・・・・・・幸せになれますかね・・・^^;」


僕「・・・・・・たぶん・・・なれないと思う・・・」

Xさん「え・・・(笑)」

僕「たぶん・・・世の中には『成長しない人間』っていると思うんだよね・・・。全く成長しない人間・・・」

Xさん「成長しない・・・?・・・なんで・・・?」

僕「分からない。成長を望んでないのかも・・・。あるいは生まれつきの性格なのかも。そこは分からない。でも僕は
そっち側の人間なんだ・・・」

Xさん「中村さんはそっち側の人間なの・・・?」

僕「たぶん・・・」


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Xさん「中村さんは・・・5年後も・・・同じようなツイートしてると思う(笑)」

僕「ちょ・・・(笑)縁起でもないこと言うのやめてよ・・・(笑)・・・」

僕「でも・・・たぶん・・・そうだね・・・そうかもしれない・・・」

Xさん「今30歳ですよね・・・派遣社員で・・・これから先不安とか・・・」

僕「いや・・・不安はあるけど・・・でも・・・なんていうのかな・・・あまり先を考えたことは無いかも・・・

何も考えてないのかも・・・」

 

もう正直このあたりの会話はほとんど覚えてない。実際の会話がレコーダーで録音されてて、それを聞いたら全然違うことを
言ってるのかもしれない。僕は僕の記憶だけを頼りに書いている・・・。


最後に彼女は彼女が職場で受けているセクハラについての話をした。正直その詳細も書きたいんだけどそれは彼女の職場の人が
万が一見たら身バレをする可能性があるので書かないでおく。

ただ正直それを聞いて僕はめちゃくちゃムカついた(僕がした行為ももちろんセクハラの一種になってしまうんだろうけど・・・)。

職場の男が全員しねばいいと思った。

 

世界は暴力に満ちている。世界で生きる以上僕らは暴力と無縁ではいられない。

重要なのは被害にあうかあわないかということだと思う。

彼女が生涯どうか「被害にあわない側の人間」でいてくれることを願うしかない。

 

彼女が帰りの時間を気にするようにケータイを見た。

Xさん「退出時間何時でしたっけ?」

僕は伝票を見た。

びっくりすることに退出時間の一分前だった。

僕らはカラオケを出た。


彼女が言った。

「最後まで・・・中村さんの本名を知らずに終わっちゃったな・・・(笑)」


「ごめんね・・・僕のほうだけ知っちゃってごめん・・・」

僕はいろんな経緯があって彼女の本名を知っているのだ。


Xさん「全然大丈夫です^^」


僕らは最後何を話したんだろう。

正直この文章をキーボードで打ちながら僕は少し泣いてる。

僕はたぶん悲しいんだと思う。

人から全然相手にされなかったという事実が。

僕は僕なりに30年間必死に生きてきた。

でもその結果がこれだ。

10歳年下の女の子から軽くあしらわれるような人間なのだ。

でも仕方ない。人は簡単に変われるわけではないから・・・。


本当に街は休日の空気に満ちていた。みんな笑ってる。

街を歩いている人全員が幸せそうに見えた。


僕らは駅に向かう途中何を話したんだろう・・・。

完全に忘れてしまった・・・。


いつのまにか改札に着いていた。


僕「ありがとう・・・」と言って僕は握手がしたくて手を差し出した。

彼女も手を差し出してくれた。

僕「ごめん・・・ちょっと手がねちゃってるかも・・・^^;」

彼女「ねちゃってる(笑)?」


僕は彼女の目を見た。

彼女も僕の目を見た。

僕「ありがとう・・・」


彼女は戸惑ったように微笑んで何も言わずに改札に向かった。


すべて終わった。

今この瞬間にすべてが終わった。

僕はどうすればいいのか分からなかった。

僕は少し彼女のほうを見ていた。だけど彼女は振り返らなかった。


本当に引くかもしれないけど僕は今泣きながらこの文章を打っている。

30歳のブサイクでどうしようもない社会のゴミが女子大生に恋をして全く相手にされなかった話を
泣きながら打ってるんだよ。大の大人が。


僕は地下鉄の駅を探した。

だけどこの駅にはそもそも地下鉄なんて無かった。僕は頭の中が整理できなくて駅の近くをうろうろしていた。

さっきの公園が見える。さっきまで二人でいた公園だ。だけど今ではその公園は全く別の風景に思える。

なんとなく街から色が消えたような気がした。街全体が白黒になったように思えた。

僕はホームに戻って電車に乗ろうとした。だけど万が一彼女と鉢合わせしたら気まずすぎる。どこかで時間をつぶそうと思った。

その時たまたまバスを見かけた。

そこには「○○行」と僕が知っている場所が書かれていた。

これに乗ろうと僕は思った。小走りでバスに向かう。僕はバスに乗った。

乗客はみんな幸せそうに見えた。家族連れや買い物帰りのカップルで溢れていた。

僕はバスで終点まで行った。家までどんな風に帰ったかはあまり覚えていない。


僕は別れた後彼女にメールを送った。

「最高の思い出をありがとうございました!

僕も頑張って幸せになります!!

お互い健康と事故だけには気をつけましょう^^

本当にありがとう!」


何かを言い忘れてるような気がした。そうだ。とてもとても大事なことだ。

「カラオケでキスをしつこくお願いして申し訳なかったですm(__)m

ちゃんと意思表示してくれてありがとうm(__)m」


彼女からすぐに返信が来た。

「こちらこそありがとうございました!

ツイッターで初めて会った人がいい人で良かった^^

中村さんには幸せになってほしいです。
本当に好きな人ができてツイッターを引退するとか、恋愛小説を書いて評価されるとか、
形はどうであれ中村さんの思う幸せに終着できることを願ってます。

5年後も同じツイートしてることはないって信じてます。
ありがとうございました^^」

 

僕の恋は終わった。僕の恋は終わった。


この話に教訓があるとすれば一体なんなんだろう?

誰か教えてほしい。

彼女には感謝の気持ちしかない。

Xさん本当にありがとう。あなたと出会って「人を好きになること」がどういうことなのかほんの少しだけ分かった気がする。

とても身勝手な性格だし頭もおかしいからこれからも気持ち悪い生き方しかできないけど自分なりに頑張ってみるね・・・。

本当にありがとう。大好きでした。


長文読んで頂きありがとうございました。

こんな長文読んでくれる人はどのくらいいるんだろう?

感想を頂けると嬉しいです・・・。

ありがとうございました・・・。

僕を含めてみなさんが素敵な恋をされることを願っています・・・。

さようなら・・・。

オフパコしてきた

オフパコしてきました。

結論から言うととても楽しくてとても気持ちよかったです。

彼女とまた会いたい。1回で終わらせたくない。一生の友達になりたい。そんな気持ちです。

今回はその時のオフパコについて書いてみたいと思います。


始まりは一通のDMからだった。

「はじめまして。単刀直入に中村さんにお会いしたいです。お話だけでもオフパコでもなんでもいいのでお時間頂けませんでしょう
か?」

さすがの僕でもビビってしまった。一体何者なんだろう?

僕はツイッターのアカウントを見た。

なんとつぶやきが0。全くつぶやいていない。これは完全にやばい人だろ(笑)・・・そう思った。

僕はこう返信した。

「ありがとうございます。ただツイッターでのつぶやきもされていないようなので、さすがに怖すぎます(笑)

どのような方なのかもわからないので。。ごめんなさいm(__)m ちなみになぜ僕に興味をもって頂けたんでしょうか?」

これに対する彼女の返信をまとめると、要するに『僕のあるツイートに共感しすぎた』とのことだった。

あるツイートとは「僕が職場にいる好きな人(Fさん)に対する思いをつづったツイート」だ。

彼女は一目惚れで2年間片思いしていた男性にすごく冷たい態度をとられてしまって落ち込んでいる時にたまたまリツイート
回ってきた僕のツイートを見たらしい。

それを見て共感しすぎて僕にDMをしてしまったとのことだった。


正直僕はオフパコはしたかったけど、とても怖かったのでこう返信した。

「正直僕も会いたくて仕方ないのですが。。でもやはり現状恐怖が勝ってしまいます。ごめんなさいm(__)m」

それに対する彼女の返信。

「今日から少しずつ距離を縮めていって、、とかも無理でしょうか...?いや怖いですね...逆の立場だったらもの凄く怖いです。
とち狂ったことをしてしまいほんとに申し訳ないです」

僕は少しほっとした。普通の感覚がある人なんだ、と少し安心した(笑)


僕「是非お会いしたいです!

ただ現状めっちゃ怖いのでツイートを拝見させて頂いて『普通の方なんだな...』と分かったらお会いさせて頂くみたいな感じでも
宜しいでしょうか?なんか僕みたいな人間が人を選ぶみたいな偉そうなことをして申し訳ないのですがm(__)m
ちなみに僕のツイートに共感しただけで僕と寝てくれるんですか(笑)?なんで僕なんかと寝てくれるんですか?」

彼女「なんか貞操観念?みたいなのがたぶんちょっとおかしいみたいで浮浪者の人とかでなければ誰とも出来るかもです...」


おいおい(笑)普通にやばいだろ(笑)・・・より怖くなったわ(笑)


彼女「中村さんのブログで女子大生の子と会ったのを読んで、そんなに気持ち悪くないんだ!じゃあ全然やれると思いました笑
上から目線ですいません、、」

などというやりとりがあり、彼女は本アカウントから再度DMをくれた。

「顔とかは載っていないのですが一応怪しい者ではない...はずなので少しでも怖くなくなったらご連絡お待ちしております!」

僕は彼女の本アカウントのツイートや写真、いいね欄を見た。う~ん・・・。リアル・・・。僕を騙すために最近作ったアカウント
でもなさそう・・・。信用していいのではないだろうか・・・。僕はそう思った。

僕「ご連絡ありがとうございます!怖くないです!大丈夫です(笑)早っ(笑)」


彼女「wwww 最高です!!お会いしたいです!!」

さっそく週末に会うことが決まった。DMを頂いてからわずか1時間程度である。早すぎだろ・・・(苦笑)


会うことが決まった瞬間は浮かれていた。これでセックスが出来るんだ!2年ぶりのセックスだ!やった!と
浮かれていた。

ただ時間が経つにつれて一つの不安が・・・。


【ひょっとして・・・まさか・・・ブスなのでは・・・?】

本当に失礼な話なのだが見れば見るほど彼女のツイートから漂ってくるブス臭が半端ではなかったのだ(苦笑)

これはやばい・・・。ストライクゾーンがサハラ砂漠より広い僕だけど、かなりのブスな気がする・・・。これはまずい・・・

ブスにはあまり会いたくない・・・。どうせならやはり可愛い子と会いたい・・・


僕はDMした。

僕「ちなみに、心の準備の意味で。。。どんな感じのお顔なんですか?系統とか。。ちなみに僕はマジでブサイクです。面白い顔です。
見ても笑わないでくださいね。。」

彼女「系統は・・・どこに属するんだろう・・・」

僕「失礼ながら、可愛い、普通、ブスでいうとどこでしょうか(笑)?」

彼女「顔はなんかバランス悪い感じです・・・」

僕「笑」

彼女「一応なんですけど、ものすごくタイプじゃなくても中村さん帰ったりしたことはありませんか?」

僕「帰ることはありません(笑)ちなみに僕オフパコ1回しかしたことないですよ(笑)常連みたいに言わないでください(笑)」

彼女「wwwすみません・・・笑」

僕「いわゆるブスということでしょうか(笑)ストレートですいませんm(__)m」

彼女「単刀直入にそうです!」

僕「(笑) 全然大丈夫です(笑)顔でいじめられたことあるレベルですか(笑)?」

彼女「いじめられたことはありませんが付き合ってた人に『可愛いんだか可愛くないんだかよく
わかんない不思議な顔だよね』って言われたことがあります笑)」


うわ(笑)ブス臭が半端ない(笑)っていうかもう確定でしょ・・・

僕も人のこと言えないんだけど、あまりのブス臭にテンションが落ちたのは事実・・・。

彼女「セックスするのはもちろんですけどそれ以上に中村さんと色々お話したいことが沢山あって緊張するけど楽しみです」

僕「ありがとうございますm(__)mホテルでいろいろ話しましょう^^」

僕「ちなみに・・・食事の席で話題が無くなってきて『そろそろホテル行きましょうか・・・』みたいな空気が凄く
恥ずかしいので最初からホテルみたいな感じでも大丈夫ですか(笑)?もし別のプランのほうがよろしければお任せします(笑)」

彼女「私も全く同じこと思ってました(笑)!自意識過剰すぎるのですが人にご飯を食べてるところを見られるのがちょっと
苦手なのでむしろ助かります!」

お互い変わってんなぁ・・・(笑)

彼女「各自コンビニとかで好きなものを買ってきて持ち込む感じでも大丈夫でしょうか?笑」

僕「そうしましょう(笑)」


僕はセックスするのなら回りくどいことは嫌ですぐセックスしたかった。

一緒にご飯を食べてるときに話題が無くなってきて気まずい空気になるのも嫌だし、ホテルに行くタイミングを探るのも
だるいしめんどくさかった。最初からホテルでのんびりコミュニケーションをとりたかった。

そこの価値観が彼女と合致していて嬉しかった。


オフパコ前日を迎えた。

僕は何かが引っかかっていた。何かを聞き忘れている・・・。何か重要なことを・・・。

そうだ!おっぱいだ!僕は胸がでかいほうが好きなのだ・・・


僕「一点聞き忘れたことが・・・。何度もすいません。。お胸って何カップなんでしょう??」

しばらく返信がなかった。僕は彼女が気を悪くしたのかと思い慌てて
「失礼なことばかり聞いてすいません。お答え頂かなくても大丈夫ですm(__)m」とDMした。

しばらくして彼女から返信があった。

「たぶんBあるかないかです・・・なんかすいません・・・」

「いろいろ聞いてすいませんm(__)mありがとうございます(笑)」


まじか・・・。Bか・・・。ブスでしかもBって・・・(本当に失礼でごめんなさい><)

僕は結構落ち込んでいたと思う。


そんなこんなでオフパコ当日を迎えた。



僕は当日美容院に行った(笑)。爪も切って身体も綺麗に洗った。

僕は服をほとんど持っていないんだけど、自分なりにマシだと思うものを着て行った。

そしてポケットの中にローターとイチゴ味のローション、コンドームをいれていった。

実はこれは2年前に一人暮らしを始めた時に記念で買った3点セットなのだ。

「一人暮らしを始めたら自宅でがんがんセックスするだろうから買っとこう」と思い購入したのだ。

残念ながら2年間全く使う機会がなかった・・・。

この3点セットをポケットに入れて待ち合わせ場所に向かった。


初めて降りる駅。

待ち合わせは19時だった。僕は待ち合わせに遅れるのが怖い性格なのでいつも早めに到着してしまう。そして
その日はたまたまかなり暇だったのと、正直早くセックスしたかったので(笑)早めに到着してしまった。

駅に到着。あまり人がいない。がらんとした印象を受ける。街を散歩する。ラブホテルが多い・・・。汚らしい街だ・・・。

絶対住みたくない(笑)ホテル街を歩くとなんだかおもしろい。カップルがいたり風俗嬢と客がいたりホテル前で女性が
客引きしてたり・・・・・・いろんな人のいろんな人生があるんだなと思う。ただほとんど何の店もなくて時間をつぶすのが
難しい。超退屈。はやく時間が過ぎてほしい・・・。

そんな中彼女からDMが届いた。

「申し訳ありません・・・待ち合わせを30分遅らせて頂いても宜しいでしょうか(>_<)」

わお・・・

「全然大丈夫ですよ^^」

「本当にすみません、、ありがとうございます(;;)」


うわ・・・まじでほんとに暇だわ・・・。ホテル街に公園を見つけた。なんとなくブランコに乗る(笑)

ラブホ街の公園でブランコに乗ってるアラサーフリーターってなかなかすごい絵ですよね。

座るところが汚そうだったので立ちこぎ・・・。ブランコなんて何年ぶりだよ・・・。
30秒くらいで飽きた。


やべえ・・・。まじで暇・・・。退屈。

ツイッターを見ると、オフパコに興味を持って頂いているようで嬉しい。

ただツイッターを見てもなかなか時間がつぶせない。

とにかく街を歩き回った。もうちょいで約束の時間だ・・・。

そんなときにツイッターのDMのマークが「1」と点灯する・・・。嫌な予感しかしない・・・。

「本当に申し訳ありません。さらに15分ほど遅れてしまうかもです...(;;)」

うっそーん・・・。まじでこれ以上時間つぶすの無理だよ・・・。

「了解です^^大丈夫です(笑)」

「8時に着く電車に乗りました。本当に申し訳ありません(><)(><)」

「とんでもないです!気をつけてお越しくださいm(__)m」


まじで超暇・・・。ホテルの前に立ってて声をかけてくれた綺麗なお姉さんと遊ぼうかと一瞬思う。いくら払えばよいのだろう?
そしてお金を払ったらどこまでできるのだろう?

そんなことをぐだぐだ考えながらホテル街をウロウロしつつ時間をつぶす・・・。


・・ん?・・・ひょっとして・・・なんか僕騙されてる?・・・オフパコまでに行く流れがめちゃくちゃ早いし・・・
不自然といえば不自然だし・・・。写真撮られて晒されたりするパターン?・・・

「キモイブサイクアラサーを釣りましたw」みたいな。なんかすごく怖くなってきた・・・。

でも彼女のアカウントのツイートを振り返ると、めっちゃリアルだし、ブス臭は半端じゃなかったけど、悪い人のようには
思えなかった・・・。

たぶん単純に仕事か何かで遅れただけだろう・・・。

彼女からDMが届く。

「大変お待たせしました!今着きました!何口にいらっしゃいますか?」

僕「今○○口にいます!」

彼女「同じくです!」

まじか・・・。駅にはほとんど人がいなかった。

5~6人しかいなかった。

僕はとんでもないブスを想像していた。

女性とすれ違うたびに「今日の子は今すれ違った女性より絶対ブスだ・・・期待するなよ・・・。期待しても裏切られるだけだ。
絶対に期待するな。とんでもないブスが来ると思ってたら万が一普通のブスだった時にかなり得した気分になるから」と
自分に言い聞かせた。

心のどこかに「とはいってもそこまでのブスは来ないだろう・・・」という気持ちもあった。

だけど「その油断がダメなんだ!その油断が命取りなんだ!実際にかなりのブスが来た時に全く勃起しなくなるぞ!がっかりしちゃ
って立ち直れなくなるぞ!」そう自分に言い聞かせた。


ちょっとまって・・・。若い女性って一人しかいなくね・・・?

え・・・?まさか・・・あの子?・・・・・

彼女から服装についてのDMが届く・・・。

え・・・?・・・・あの子でしょ・・・どう考えても・・・。

え・・・遠くから見た感じめっちゃ可愛いけど・・・。想像と全然違いますけど・・・。

でも近寄ったらブスって可能性もあるし・・・。とりあえず相手の顔を見るのもこちらの顔を見られるのも恥ずかしいので下を
向きながら近づく。

若い男性は僕しかいないから向こうも絶対に気づいてると思う・・・。怖い・・・。恥ずかしい・・・。

「あの・・・○○さんですか?・・・中村です・・・。お忙しいところ申し訳ないです・・・」

「あ>< どうも・・・」


やばい・・・・。めっちゃ可愛い・・・・。なんなの(笑)?ブスっていうか普通にアイドル
なんだけど・・・。なんなの?なに嘘?なんなの?誰得(笑)?


「・・・ちょ・・・ごめんなさい・・・めっちゃ可愛いじゃないですか・・・ちょ・・・ごめんなさい・・・よくわかんないです・・
なんなんですか(笑)」

っていうかこの時何を喋ったかあまり覚えてない。たぶんこんな感じのことを喋ったと思う。


「いえ><とんでもないです・・・」

僕「あの・・・コンビニ行きました・・?・・・」

彼女「いや・・・私遅れてきちゃったんで申し訳ないです・・・あ・・・じゃあ・・・ガムだけ買っていいですか?」

僕「もちろんです・・・コンビニ行きましょう・・・おごります・・・」

コンビニに入る。

僕が商品を選んでる間に彼女はガムを買っていた。

おごろうと思ってたんだけど彼女は一足先に買っていて、ガム代をおごるのも逆に気を遣わせるだけかと思いやめた。

「先に出ておきますね^^」

彼女は先にコンビニを出た。

僕も急いで会計を済ませた。

コンビニを出て彼女と合流する。


僕「あの・・・いきなりで申し訳ないんですけど・・・なんでブスって嘘ついたんですか(笑)?
めちゃくちゃ嘘じゃないですか・・・(笑)っていうか・・・めっちゃ可愛いじゃないですか・・・」

「ごめんなさい・・・(笑)少しでもハードルを下げたくて・・・すいません・・・。でも全然可愛くないですよ(笑)」

「っていうかあれに似てません?○○の○○にめっちゃ似てません?」

彼女は某アイドルグループの人気の女の子にとても似ているように思えた。

「いや・・・言われたことないです^^;」


僕「とりあえず・・・どうしましょう・・・ちょっと僕この街初めてでよくわからないんですけど、適当にホテル入る感じで
大丈夫ですか?」

「全然大丈夫です^^私もこの街初めてで・・・遅れて本当にすいません><結構早めに着いてらっしゃいましたか?」

「いえ!全然・・・さっき着いたばかりです・・・」

彼女はワンピースを着ていた。黒髪清楚美人。

こんなかわいい子が「浮浪者以外の誰とでもできる」って信じられない・・・。

っていうかすごくいい匂いがする。甘い匂い・・・。香水かな・・・。

っていうか今からこの子とセックスするっていうのが信じられない・・・。

なんなんだ・・・これは・・・。今何が起きてるんだ・・・。

二人で街を歩く。

可愛い女の子が隣にいることが少し誇らしい。

正直ホテルに向かう途中何を話したかほとんど覚えていない・・・。たぶん興奮しすぎていた・・・。


ホテルに入るのが凄く恥ずかしい。


「とりあえずよくわかんないんですけど・・・ここでも大丈夫ですか?」

「全然大丈夫です!」

とても穏やかな子でユーモアもあって頭の回転が速い。すごくモテそうな子だ。

「ちょっと僕ラブホほとんど入ったことなくて全然システムを知らないんですよね・・・あ・・・これで部屋を選ぶんですね・・・」

「そうです^^」

僕「階数が高いところはちょっと苦手なので・・・出来れば低いところで・・・」

彼女「3階は平気ですか?」

僕「全然大丈夫です」

彼女が部屋のボタンを押してくれた。

レジに行く。気まずくさせないためなのかレジのおばちゃんの顔は見えない。

5000円ほど払う。プレートを渡される。

「0時までにこのプレートを返却して部屋を出てくださいね^^」

とても愛想のよいおばちゃんだ。

2人でエレベーターに乗る。

なんなんだ?

まだいまいち実感がない。

部屋に到着する。

ドアをあける。

結構狭い部屋だ。たぶん安いホテルだからだろう。ロマンチックな雰囲気は全くなく殺風景な感じ。

僕「あ・・・ラブホってこういう感じなんですね・・・」

彼女「ほんとですね^^;」

 

正直記憶に残っている会話と残っていない会話の差が大きい。

とりあえず記憶を手掛かりに書いてみます。


僕らはとりあえず荷物を机やソファに置いた。

確か僕がソファに座って、彼女がベッドの縁に座ったような気がする。

やばい・・・・。全然会話が思い出せない・・・。何を話したんだっけ・・・。

僕は結構会話を覚えてるほうなんだけど、今回は完全に忘れてる・・・。

たぶん興奮しすぎてた・・・。セックスの印象が強すぎて・・・。

順番はぐちゃぐちゃだけど、覚えてることを書くよ。


僕「とにかくこんな可愛い人と今この場にいることが信じられないです・・・なんかほんとにごめんなさい・・・」

彼女「いや・・・私も正直今日は罰ゲームのつもりで来たんですけど(笑)さっき駅で待ってるとき、近くにめちゃくちゃ
キモいおっさんがいて「あ・・・この人が中村さんなんだ・・・年齢詐称してるんだ・・・」と思って(笑)
普通の人だったんでよかったです・・・」

彼女「っていうかキモくはないですよね?なんで彼女できたことないんですか?」

僕「いや・・・それは・・・いろんな理由があるんで一概には言えないですけど(苦笑)
顔の問題だったり・・・あと正直2,3年前までほとんど女性に対する性欲が無かったんですよね・・・。
いや性欲はあったんですけど女性が怖くて・・・女性に関わることが怖かったんですよね・・・。でも最近ようやく怖くなくなって
きて・・・女性と仲良くなりたいな・・・と」

彼女「そうなんですね・・・ちなみになんであのアイコンなんですか(笑)?」

僕「あれは・・・なんでなんでしょうね・・・^^;正直僕も覚えてないんですよね・・・。なんで井脇ノブ子さんにしたのか・・・
全く覚えてないですけど、まずは顔を期待されるのが怖いのでハードルを下げたいってことだと思うんですけど(苦笑)

あとはたぶん・・・
彼女は女性なわけじゃないですか?女性って容姿が非常に重要なわけで彼女はブスであるだけではなく、
女性ですらないというか・・・見た目が男なわけじゃないですか?なんかそこにある種のはかなさというか虚しさを感じて、
そこに自分を重ねたのかもしれないです・・・」

彼女「そうなんですね・・・」

僕「っていうかツイッターのアカウントの印象と全然違いますね(笑)正直、今日は頭がちょっとイっちゃってる全然可愛くない
子がくると覚悟してたんです(笑)まじでうれしいです」

彼女「(笑)」


僕「ちなみに僕のツイートに共感してくださったということなんですけど・・・具体的にはどういうことですか?」

彼女「あ・・・私好きな人がいるんですけど・・・2年前に初めて会って一目ぼれして・・・勝手に私は向こうも私の
ことが好きなんだと思い込んでたんですよね・・・。でも最近会った時にすごく冷たくされたというか、全然私に興味が
ないんだっていうのが分かっちゃって・・・それでどうでもよくなってきちゃって・・・で中村さんのあのツイートを見て
ものすごく共感しちゃって・・・」

僕「そうなんですね・・・」

彼女「結構前に彼から連絡先を聞かれて・・・」

僕「それって好きってことじゃないですか?好きでもない女性の連絡先をわざわざ聞かないと思いますよ?」

彼女「いや・・・なんか・・・たぶん社交辞令で聞いたと思うんです^^;でも私はそのとき『ケータイ家に忘れちゃって><』
って言って教えなかったんですよね^^;」

僕「なんすかそれ(笑)バレバレじゃないですか(笑)ケータイ普通家に忘れないですよね(笑)それ相手にもばれてますよ(笑)」

彼女「ですよね(笑)・・・でもこれってどういう心理なんですかね?中村さんは好きな人から連絡先聞かれたら教えますか?」

僕「心理としては・・・たぶん相手を悔しがらせたいってことじゃないですかね?「お前は私のことが好きかもしれないけど
私は全然好きじゃないよ。全然興味ないよ」って示すことで復讐してるというか。攻撃してるというか。それで落ち込んでる相手を
見るのがめちゃくちゃ気持ちいいみたいな・・・」

僕「僕だったら絶対連絡先教えますね。だって向こうから弱いところ、恥ずかしいところを見せてくれてるわけじゃないですか?
「僕はあなたに興味があります」っていう関心の表明はめちゃくちゃな弱みですよね?恥ずかしいところですよね?その恥を
かいてわざわざ言ってくれてる人に対して「ケータイ忘れたから教えられないです」って(笑)かわいそうですよ(笑)」

彼女「ですよね(笑)・・・」


ほかにもいろんな会話したんだけど忘れた!すっ飛ばす!


僕「ちなみに・・・全然話変わるんですけど・・・ひとついいですか?」

彼女「はい・・・(笑)」

「僕・・・黒のストッキングが・・・ちょっと苦手でして・・・もし・・・もし簡単に脱げるんであれば脱いでもらっても
いいですか?・・・」

「全然大丈夫ですよ(笑)簡単に脱げます」

と言って彼女は脱いでくれた。

僕「黒ストッキング、好きな男性多いですよね・・・」

彼女「わりと多いですよね^^」

「でも僕はなぜか苦手なんですよね・・・生足が好きなのかな・・・」

彼女「(笑)」


僕「っていうか・・・あんまり流れが分からないんですけど・・・一緒にシャワー浴びた後でヤるって感じですかね?」

彼女「そうですね・・・。でも私はお風呂入ってきたんでもし中村さんが嫌じゃなければシャワー浴びずにこのまま・・・」

「僕は全然!僕も風呂入ってきたんで・・・もし問題なければ・・・このまま・・・」

僕「じゃあ・・・そろそろ・・・やりますか・・・」



「あの・・・僕・・・一つ性癖があって・・・すいません・・・」

「はい(笑)」

「服着たまま・・・まずは抱き合っていいですか・・・?」

「いいですよ(笑)」


ソファから立ち上がってベッドに座る。

「あの・・・首の後ろの匂い嗅いでもいいですか?・・・」

「え・・・臭くないですかね(笑)」

ベッドの上で彼女は座っていて、僕はそれを後ろから抱きしめる形で座る。

そして彼女の黒髪を少しかきあげて首の後ろの匂いをかぐ・・・。

甘い。めっちゃ甘い良い匂いがする・・・。

「めっちゃいい匂いがします・・・」

彼女「お風呂入ってきてよかった(笑)」

「これ香水ですか?」

「いや私は香水はつけてなくて、お風呂の後にクリームをつけるんでたぶんそれの匂いですね」

「めっちゃ良い匂いします・・めっちゃ甘い・・・」

僕は彼女の首の後ろに鼻をつける。少し口もつける・・・。


そして両手で彼女の胸をさわる・・・・。

僕「ごめんなさい・・・」

彼女「はい・・・」

彼女の胸を優しくもむ・・・。胸は小さいけど・・・なんというか・・・確かな実感がある・・・。

なんとも言えない気持ちだ・・・。なんで僕はこんな可愛い子の胸をもめてるんだろう・・・。


「ちょっと・・・すいません・・・なんか・・・めっちゃうれしいです・・・」

「(笑)」

「ちょっと・・・ごめんなさい・・・脚さわりますね・・・」

彼女の脚を触る・・・。すべすべ・・・。白くて綺麗な脚・・・。一体なんなんだろう?

この完璧な存在。僕は彼女の首の後ろの匂いを嗅ぎながら左で彼女の胸をもみつつ右手で彼女の脚を触ってる・・・。

「あの・・・ちょっと・・・ごめんなさい・・・」と言いながら僕の右手は彼女の太もものさらに奥へと進んでいく。

僕はスカートの中に手をいれて、彼女のパンツの上から彼女のヴァギナをさわる。

やわらかい・・・。


「あの・・・ほんとにすいません・・・。ちょっとでいいんで・・・キスしてもいいですか?」

「はい・・・」

僕「あ・・・でも・・・正面で向かい合うとすごく恥ずかしいんで・・・でも向かい合わないとキスできないのか・・・」

彼女はこちらを向いてくれた。

顔がとても小さい。僕の二分の一くらいなんじゃないか?小さすぎてどこに顔をもっていけばいいのかよくわからない。

キスをした。とてもリアルな味がした。人間の味だ。彼女も人間なんだと思った。良い意味でね。


服を脱ぐことになった。彼女が脱ぐのを待っていると、なんか変な雰囲気になった。

こういう場では男性が脱がせるのが一般的なんだろうか?

僕に脱がせてくれるらしい。僕は今まで女性の服を脱がせたことがないのでドキドキした。

ワンピース。。。

「これはパチンってやるやつですかね・・・」

「これはクリンってやるやつですね・・・」

「なるほど・・・」

彼女のワンピースのボタンを一つ一つとっていく。

ワンピースを脱がせたらブラジャーが見えた。

なんて綺麗で白い肌なんだろう。

脱がせたワンピースを手に持つ。

「ちょっと・・・ごめんなさい・・・ワンピースの匂い嗅いでもいいですか?」

「いいですよ(笑)でも臭くないですかね(笑)」

「あ・・・めっちゃ甘い匂いがします。めっちゃ良い匂い・・・」

ワンピースをソファの上に置く。


ブラジャーのホックを外すのも初めて。外すと綺麗な胸が露になった。

「小さくてごめんなさい・・・」

「とんでもないです・・・」

パンツも僕に脱がさせてくれた。

彼女は裸になった。

なぜか僕は服を全部着たままだった。彼女だけ裸で僕は全身服を着たままだった。

なんでこういうことをしたのかわからない。

たぶん裸になるのが恥ずかしかったのと
彼女に「がっついてる」と思われるのが怖かったからだと思う・・・。よくわからないけど・・・。


とりあえず裸になった彼女を後ろから抱きしめる。

胸をやさしくもむ・・・。ものすごく柔らかい・・。

「めっちゃ柔らかいです・・・。やばい・・・」

僕は今まで一回オフパコをして、何度か風俗にも行ったことがあるけど、こんな柔らかい胸は初めてだったと思う。

僕「じゃあ・・・寝転がってもらってもいいですか・・・?」


僕はツイートでも書いたようにたっぷりと前戯をするつもりだった。

足の裏を優しく触って足首を愛撫してふくらはぎ・・・太ももの内側を優しく触って・・・
それをじっくりと行うつもりだった。

だけど実際彼女を目の前にしてしまうと緊張してそんな余裕はなくなってしまった。

「ごめんなさい・・・緊張して余裕がないです(笑)ツイートで前戯に自信があるみたいなこと書いてたんですけど、目の前にすると
緊張してできないもんですね・・・(笑)」

「すいません・・・ちなみに・・・あまり女性のあそこを見たことがないのでちょっと見させてもらってもいいですか?」

「はい(笑)」

彼女はベッドに寝転がっていて、僕は服を全部着たまま。彼女のヴァギナを見せてもらった。

綺麗なあそこだった。

「これは剃ってるんですか?」

「はい。脱毛してます」


「ちょっと・・・じゃあ・・・ローション使ってもいいですか?トラウマがあるもので・・・」

海鮮丼ですよね(笑)」

「あ(笑)ツイート読んでくださってるんですね(笑)」

彼女のあそこにローションをつける。たっぷりつける。


「これが・・・クリトリスですか・・・?」

「そうです・・・」


「私指入れが好きでたぶん指が3本入ると思います」

「3本(笑)!?すごい・・・分かりました・・・」

とりあえずヴァギナをおそるおそる触る・・・。

うほ・・・。こんな感じか・・・。

とりあえず指を一本いれてみる・・・。人差し指・・・。

ねちょ・・・ねちょ・・・。ぐにゅ・・・ぐにゅにゅ・・・。

なるほど・・・。

僕「ちなみに・・・全然素のリアクションでいいですよ^^演技とか気持ち良いフリとか疲れると思うんで。全然大丈夫なんで^^」

彼女「了解です^^じゃあ好きな人のことを考えててもいいですか?」

この言葉にはグサッときてしまった・・・。なんかすごく寂しかった・・・

いやもちろん僕は恋人でもなんでもないしブサイクだし彼女にとってどうでもいい存在なんだろうけど、目の前にいるのに
その女の子は僕のことじゃなくて全然違う誰かのことを考えてるっていうのはとても寂しいことだと思った。

村上春樹ノルウェイの森で主人公が緑と抱き合ってるときに直子のことを考えていて緑から「私を抱くときは私のことだけを
考えてね。ほかの女の子のことは考えないでね」というシーンがあったと記憶しているが、緑の気持ちがよく分かった気がする。


僕は目の前に女の子がいて、物理的な距離はめちゃくちゃ近いけど、彼女にとって僕はとても遠い存在、どうでもいい存在なんだと
やけに寂しくなってしまった。(もちろん彼女をせめてるとかそういうことじゃない。単純に僕が自意識過剰で異常なさびしがり屋な
だけなのだ)

僕「もちろんです^^」

彼女のヴァギナに優しく指をいれる。場所がよくわからないけどなんとか入った。奇妙な感触だ。

とりあえず優しく出し入れする。

とてもあったかい。そして少し怖い。今でもその感触は確かに覚えている。


僕「気持ちいいですか?」

彼女「はい・・・でももう一本か二本入るかもしれないです^^;」

僕「そうなんですね・・・。怖い・・・。入るかな・・・。」

僕「え・・・っと・・・ここにいれればいいのかな・・・こうかな・・・」

なんとか2本入った。

人差し指と中指。中はぐちょぐちょでとてもあたたかい。

僕は緊張して、2本の指を前後に出し入れすることしかできない。

「気持ちいいですか><?」

「気持ちいいです・・・はぁ・・・はぁ・・・」

演技なのかマジなのか分からない・・・。マジで気持ちよくなってくれてる気はするけど、彼女はとても気を遣ってくれる子で
優しい子だからそういう演技をサラッとやりそうにも思える。

ぐちょぐちょぐちょぐちょ・・・。ぐちょぐちょぐちょぐちょ・・・。

右手の人差し指と中指でやりながら、左手でうち太ももを優しく愛撫したりした。

そして初体験の時、海鮮丼の匂いがしてトラウマになったクンニ。

クリトリスの辺りをなめる。

しょっぱい。匂いは全然ない。イチゴのローションを使った効果もあったのかもしれない。

正直クンニのおもしろさは全然わからなかった。クンニってひょっとして私生活を知っている相手
じゃないと楽しめないのではないかと思った。「普段真面目な顔で仕事してる○○ちゃんのあそこを今なめてる・・・」
っていうギャップみたいなものを楽しむものなのかなと・・・。なのでオフパコだと相手の個人情報を知らないので
あまりクンニは楽しめないのではないかと推測した。


太ももの内側を優しくさわるのもなんかとても恥ずかしく思えてきた。全然彼女に効いてない気がしてきた。

「何も感じてないのに何太もも触ってんの?馬鹿なの?」って思われてそうな気がしてむなしくなってきた。


「ちょっと・・・ローター使ってみますね・・・ちなみにご自宅でオナニーはされるんですか?」

「しますよ^^」

「何を使われるんですか?」

「実家なんで手ですね」

「それは見つかるのが怖くてってことですか?」

「そういうことです^^;」

ローターのスイッチをいれる。ローターは4段階で強さの調節ができる。僕は一番弱い力で優しくやるのが女性は好きなんだと
思っていた。

一番弱いモードにする。

ぶい~ん・・・・・・・・・・・・・


「あの・・・それって強さの調節できます?」

「出来ますよ^^4段階で調節できます」

「一番強いのでやってもらってもいいですか^^;」


ぶいいいいいいいいいい~ん!!!!!!!!!!!!!!!


強っ(笑)!!!

これは痛いんじゃないの・・・?・・・・・

彼女のクリトリスにあてる・・・。


あまり反応はない。


「ローターいまいちですかね^^:」

「やっぱり私は中への刺激が一番好きみたいですね。指入れが一番好きみたいです」

僕はずっと指入れをしている。結構強い力でやっている。痛くないんだろうか?少し心配になってくる。

情けない話だが腕が疲れてくる(笑)


「ごめんなさい・・・気持ちいいですか><?」

「気持ちいいです・・・はぁ・・・・はぁ・・・指なんですけど、中で上向きにしてくれるとより気持ちよくなると思います^^」


指を上の壁面につけるようにして再度指入れする・・・・。

段々彼女の息遣いが荒くなってきて口数が減ってくる。


はぁ・・・はぁ・・・・はぁ・・・・。彼女は目を閉じている。好きな人のことを考えているんだろうか?

なんとなく一旦指を出した。びっくりしたね。

僕の指に乾燥した米粒みたいなものがいっぱいついてた(笑)

これは何(笑)?(無知でごめんなさい)


怖くて匂わなかった。

それでもめげずに指の出し入れを続ける・・・。

ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ・・・。


「いれてほしいです><・・・」

 

え?

 

「いれてほしいです><・・・」


えっと・・・クリトリスにあててるローターを中にいれてほしいってこと?・・・


「・・・えっと・・・ローターを中にいれたらいいですか・・・^^;?」

「・・・そうじゃなくて・・・あれを・・・いれてほしいです・・・><」


こんな天使みたいな子から「いれてほしいです><・・・」って言われるって凄くないですか?やばくないですか?

幸せ以外のなにものでもない。


僕は服を脱いで裸になった。

そして自宅から持ってきたコンドームの袋をあけた。

「えっと・・・こっちの向きでしたっけ・・・?・・・・」

「そうです^^」

「ここにつけて・・・で・・・先の余った部分はこのままでいいんでしたっけ?」

「大丈夫です^^」


ついに彼女の中に入る時が来た・・・。


「ごめんなさい・・・・場所がわかんない・・・ここ・・・?・・・」

「はい・・・私よく場所がわかりにくいって言われるんですよね^^; ついてる場所がちょっと変わってるのかも^^;」

「ここ・・・ですかね・・・あ・・・こうか・・・」

「そこです^^そこです^^」


うわ・・・入ってく・・・うわ・・・これがセックスか・・・うわ・・・すげえ・・・

ちんちんがどんどん奥まで入っていく感じ・・・「めっちゃ気持ちいい」というわけではないけど、なんかなんともいえない
感じ・・・

「え・・・これで・・・出し入れする感じですか?・・・」

「そうです^^・・・あっ・・・・」


僕は見様見真似で腰を振る。

なんて滑稽な動きなんだろう。かなり恥ずかしい。

ずぽずぽずぽずぽ・・・


出し入れをしながら彼女の乳首を優しくなめる。優しく噛む。

気持ちいいのだろうか?わからない。


バックもやってもらう・・・。

「ごめんなさい・・・ちょっとバックもやってみたいんですけど・・・すいません・・・」

「いいですよ^^私バックも好きなんで^^」


どこにいれていいのか全く分からん・・・。構造が複雑すぎる。携帯電話の料金プランか。


「ここですかね・・・?」

「そこです・・・あん・・・はあ・・・はぁ・・・」


バックはタイミングが難しいですね。

僕が前に突き出したタイミングと彼女が後ろに来るタイミングがあった時は「これだ!」って感じになるんですけど、
タイミングがあわないとなんか恥ずかしいですね(笑)

彼女も『タイミングあってねえよ・・・』って感じたんだろうな(苦笑)・・・みたいなことを思っちゃう。


僕はまだ経験がなさ過ぎてセックスという行為を楽しむまでの余裕が無かった。腰をふったり指をいれたりするだけで
精一杯だった。

腰を振っている時なんかとても不思議な気分になった。全然エッチな気分ではなくて、なにかの作業をしている感じ。

今考えると、誰かのマッサージ、肩もみをしている感じに近かった気がする。


申し訳ない・・・。なるべく正直に思ったことを書こうとすると一歩間違えるととても失礼な表現になりかねない(苦笑)

本当に申し訳ないm(__)m

 

僕「バックのその態勢めっちゃ疲れません?正常位に戻りましょうか^^;」

彼女「全然疲れないですよ^^むしろ男性側のほうが疲れますよね?」

正直僕は膝が限界だった(笑)

相手を気遣うセリフを吐きながら本当は自分自身が限界だったのです・・・。ごめんなさい・・・。

再度正常位。


彼女「抱きしめていいですか?」

僕「え?」

彼女「抱きしめたほうが奥に入って気持ちいいので^^」

僕「あ・・・ありがとうございます」

凄くうれしかった。こんなかわいい子に「抱きしめていいですか?」って言われるなんて最高すぎる。

彼女は正常位で腰をふってる僕を抱き寄せてくれた。彼女とさらに距離が近くなる。


こんな天使みたいな子が僕を抱きしめてくれるなんて・・・。本当にまた会いたい。もう一度会いたい。


この後もいろいろあった気がするんですけど、興奮しててあまり覚えてないのですっ飛ばします!


僕は正常位でイッた。

イク前に「正直いつでもイキそうです・・・イってもご迷惑ではないですか?」と聞いた。

「全然大丈夫です^^いつでも^^」


彼女をもっと気持ちよくさせたかったので時折激しく腰を振った(彼女はわりと強めなプレイが好きとのことだったので)。

「・・・あ・・・今の良いです・・・はぁ・・・はぁ・・・」

僕が頑張った時彼女はちゃんとほめてくれてそれが嬉しかった。

僕は正常位で彼女の首元にキスをしながらイッた気がする。

とても気持ちよかった。


ちなみに、これはセックス前に聞いていたのだが、彼女は今までオナニー以外でイッたことがないそうだ。つまりセックスで
イッたことがない。

それを聞いて罪悪感を感じてしまってなんとかイカせてあげたいと思ったのだが、僕には無理だった。

彼女が言うには「前付き合ってた好きな人とやってもイカなかったので、単純に『気持ち良い場所を男性に
伝えることは難しいので、結果的に自分にとって一番気持ちいい場所が自分にしかわからないため
オナニーでしかイケない」とのことだった。

イカせられなくてごめんなさい・・・。

 

イッた後は二人でベッドに座っていろんな話をした。

彼女「中村さんは彼女はほしくないんですか?」

僕「彼女はほしくないですね・・・でも女友達はほしいです・・・」

彼女「すごくわかります・・・私も好きな人とすごくやりたいんですけど、付き合いたくはないんですよね(笑)付き合っちゃうと
すぐに飽きそうで怖い・・・。何度も何度もセックスしたいですけど付き合いたくはないです」

彼女が言っていることはすごくよく理解できた。

彼女「私・・・職場だとほとんど誰とも話せないんですよね・・・もう1年以上保育園で働いているんですけど男性は全くいないし
女性だけの職場で。コミュニケーションとるのが苦手なんで・・・」

僕「職場って怖いですよね。自分の一言の言葉で誰かを傷つけたり問題になっちゃったりするし・・・」

彼女「そうなんですよね・・・こういう『二度と会わない』関係性だとなんでも思ったことを正直に言えるし心を開けるんですけど・・・」

僕「わかります・・・二度と会わないからこそなんでも言えますよね・・・。職場って継続的な関係でこれからもずっと一緒に
いるわけだから下手なことは言えないし・・・簡単に弱みも見せられないし・・・」


僕はひそかに「二度と会わない」という言葉に傷ついていた。彼女はもう僕と会いたくないのだろうか。今オフパコをしてから
約1週間が経過して言えることは「僕はもう一度彼女に会いたい」ってことだ。

彼女のことをもっと知りたい。とても礼儀正しくておもしろくて可愛い女の子。でもそれだけではないはずなのだ。人には
闇の部分が必ずある。僕は彼女の闇の部分も受け止めてみたい。もちろん、闇を人に打ち明けるのは結構めんどくさい作業なので
「彼女が僕のことを闇を打ち明けるに値する存在」だと思ってくれたかどうかにかかっているのだが・・・。


彼女はベッドの縁に座っていた。僕はベッドに横になっていた。こんな会話をしながら僕は彼女の脚や背中を触っていた。

彼女は何も言わずそれを受け入れてくれた。彼女とだと会話をしなくても無言でも一緒にいられる気がした。

気づいたら僕は彼女の髪を触っていた。寝転んで雑談をしながら気づいたら彼女の髪を触っていたのだ。

僕は少し我に返った。

「ごめんなさい(笑)今普通に髪触ってました(笑)何様(笑)?なんか彼氏風に髪触ってました(笑)すいません^^;」

彼女「(笑)」

彼女はたまに本気で笑ってくれる。たぶん嘘じゃなくて演技じゃなくてマジ笑いだと思うんだけど、彼女は本気で笑うときは
一旦「ふふふ」って笑った後で無言になってもう一度「ふふふ」と笑う。たぶんそういう笑い方なんだろう。とても素敵な
笑い方だと思った。


僕「どうします?シャワー行きます?」

彼女「そうですね・・・簡単にシャワー浴びますか・・・」

彼女「ちなみに・・・もう一回は・・・できないですよね?・・・」

僕「えっと・・・僕二回やったことがなくてちょっと無理っぽいんですけど・・・」

僕「僕の超しょぼい手マンで良かったらできますけど・・・(笑)」

彼女「(笑)」

出た。本気笑い。彼女がマジで笑ってくれるとなんだかすごく嬉しい。

 

今思えばもう一度するべきだったんだろう。僕は人生二回目のセックスが出来た興奮やらなんやらで冷静さを失っていた。

せっかく女の子が「もう一回しよう」と言ってくれてるんだからするべきだったんだよ。

挿入は無理でも手マンだけでもいいからやるべきだったんだ。

僕らはシャワーを浴びた。

窓があいていてシャワールームはとてもとても寒かった。

僕は先に出た。バスタオルが見つからなくて裸で部屋の中を探した。ようやく見つけて彼女のタオルはシャワールームの
入口に置いておいた。

シャワールームの中から彼女の「ぶくぶく音」が聞こえた。たぶん口をゆすぐ音だと思う。

僕とキスをした口が汚くて気持ち悪いからゆすいでいるわけではないといいな、と思った。

結構長い時間ぶくぶく音は聞こえていた。

彼女はさっきセックスが終わった後じゃがりこを食べていたから、そのじゃがりこの食べかすを流すためのうがいであってほしいと
僕は身体を拭きながら祈っていた。

自分が汚い存在だと思われるのはとてもつらいので。

彼女がシャワーから出た。

僕「タオルそこに置いてます^^」

彼女「ありがとうございます^^こういうのが気遣いなんですよね^^」

僕らは服を着た。

お互い明日は仕事だ。終電で帰らなくてはならない。

忘れ物を確認して僕らは部屋を出た。

イチゴ味のローションとローターはゴミ箱に捨てた。ローションはまだたっぷり残っていたんだけど・・・。

なぜかわからないけど捨ててしまった。


ホテルを出るとき少し恥ずかしかった。正確に言うと、僕と一緒にホテルを出た彼女がかわいそうだった。

通行人から「うわ・・・この二人セックスしてたんだ・・・」って見られるのが彼女に申し訳なかった。

罪悪感を感じながら夜の街を歩く。

「あの・・・一瞬でいいんで・・・手を繋いでもいいですか?・・・」

僕は今までたぶん女性と手を繋いだことがない。手を繋ぐのがどういう感じなのか僕は知りたかった。
あと彼女に触れたかった。

「もちろんいいですよ^^」


一瞬手を繋ぐ。2秒くらい。すぐ手をはなす。

僕「ありがとうございます(笑)」

彼女「早っ(笑)」

僕らはいろんなことを話した。

僕「途中まで一緒に帰ってもいいですか?」

彼女「もちろんです」

僕らは途中まで同じ方向だった。

電車に乗る。二人とも隣同士で座れた。

いろんなことを話した。

あっという間にお別れの駅に着いてしまった。

一瞬だった。とても穏やかで楽しい時間だった。

お互いに「ありがとうございました」と言って彼女は電車に残って、僕は電車から降りた。

降りるとき彼女のほうを見たけど彼女は僕のほうを見ていなかった。下を向いていた。たぶんケータイを操作していたんだろう。

僕はそれほど寂しくなかった。たぶん彼女の照れ隠しの仕草だと思ったから。

僕は人差し指と中指に残った彼女のヴァギナの感覚を思い出しながら家に帰った。コンビニでパスタを買って家でずるずると
すすった。

 


これも書き忘れていたことだけど彼女は「私生活を知っている人とのセックスのほうが絶対に興奮する」と言っていた。

心の底から同意する。相手の普段の顔、表の顔、趣味・職業・価値観・家族構成・住んでいる場所・どんな食べ物が好きでどんな
食べ物が嫌いで職場でどんなポジションでどんな仕事をしているのか・・・そういったことを知っていればいるほどセックスの時に
興奮するんだと思う。つまりギャップですよね。

「普段真面目に仕事してるあの子がこんなHなことをしている」「しかもそれを僕だけが知っている」という興奮。


さて・・・僕は今回のオフパコから何を学んだんだろうか?

本当に彼女と出会って良かったと思う。彼女は最高だった。可愛くて優しくておもしろくて変に気取ったところがなくて。

彼女は好きな人の写メも見せてくれた。彼と幸せになってほしいと思う。

僕はこれからどう生きればいいんだろう?詰んだ人生。美女と100回オフパコしようが僕の「詰んだ人生」に本質的な変化はない。

単に性欲が解消されるだけ。

 

僕はこれからどこを目指せばいい?何をすればいい?

誰か教えてほしい。

そして最後に彼女に言いたい。

本当にありがとうございました。一生の思い出になりました。

また会いたい。いつか気が向いたらまたDMがほしい。もちろん気が向かなかったらDMは不要です。いつか出会えてまたセックス
出来る日を楽しみにしてます。その時はあまり話題はないだろうけど、僕らならたぶん無言を心地よく感じる関係性になれると
思うから・・・。ありがとうございました・・・。

あと最後に彼女と僕のDMのやりとりをのせて、この記事を終えたいと思います。

 


僕「本当にありがとうございました!一生の思い出になりました!文章が出来たらDMで送りますね!本当にありがとうございました!」

彼女「こちらこそです!行くまで罰ゲームくらいのノリだったのに楽しすぎました!w楽しみにしております(^^)ノ」

僕「ありがとうございます(笑)おやすみなさい^^お互いゆっくり寝ましょうm(__)m」

彼女「帰りの電車の時間が経つ早さにびっくりしました笑 おやすみなさいー!(^^)」


さみしくてさみしくてさみしくてさみしくてさみしくてさみしくてさみしくてさみしくて
さみしくてさみしくてさみしくてさみしくてさみしくてさみしくてさみしくてさみしくて
さみしくてさみしくてさみしくてさみしくてさみしくてさみしくてさみしくてさみしくて
どうしようもないのが人間という生き物なんだよね。

ツイッターをやるのもブログを書くのも働くのもご飯を食べるのもセックスするのも朝ジョギングをするのも
全部さみしいからだ。さみしさをなんとかしたくて僕らは生きてる。

僕は幸せになれるだろうか?そしてこのブログを読んでくれてるあなたは幸せになれるだろうか?(既に幸せなのかもしれない)

とりあえず僕らにできることは・・・生き続けることだけなんだろう・・・。

幸せになりましょうね・・・。さようなら・・・。